エントリーシートの締め切りが迫るこの時期――
就活中の皆さんは、どのように自分を表現して書いたら良いのか悩んでいませんか? たとえ自己分析がしっかりできても、その内容をいざ文章にするのは、なかなか大変な作業ですよね。
多くのエントリーシートの中でも、『自己PR』はどの企業でも必ず質問されます。聞き方は様々ですが、基本的にこれらの質問は、全て自己PRのチャンスを与えてくれていると捉えて良いでしょう。
【質問例】
「自己PRしてください」
「あなたの強みはなんですか」
「あなたの長所はなんですか」
「あなたが大切にしているものはなんですか」
「自覚している性格を教えてください」
「今までで一番自慢できることはなんですか」
そこで今回は、前回の『学生時代に力を入れてきたこと』に引き続き、『自己PR』を作成する方法を、わかりやすく解説しましょう!
▼前回の内容はこちら▼
【720パターン】エントリーシートの書き方―学生時代に力を入れてきたこと―【文例テンプレートあり】
https://agent.jobrass.com/magazine/measure/6737/
今回も、とてもシンプルで簡単な3ステップで作成します。
どんな質問内容であっても、基本的な文章の組み立て方は同じです。
【1】 6項目×10パターンの中からテンプレートを選択
↓
【2】 とりあえず自分のエピソードを当てはめてみる
↓
【3】 できた文章を元に、アレンジして整える
それではここから、具体的にエントリーシートの『自己PR』を書くコツをご説明していきます。テンプレートは組み合わせ次第で720パターンになるよう用意しましたので、ぜひ参考に使ってみてくださいね。
文章の基本的な構成・文例
エントリーシートにおける『自己PR』の文章は、以下のような構成が基本です。提出する際は手書きのほうが一般的ですが、まずはパソコンで書いてみましょう。途中で保存し何パターンか作っておくと、後で見直せるのでオススメです。
【1】 結論(キャッチフレーズ)
【2】 背景(具体的な事例)
【3】 目標・困難
【4】 どのように行動したか
【5】 結果
【6】 学び・展望
STEP1……自分が使いやすいテンプレートを選ぼう
それでは、6項目×各10パターンのテンプレートをご紹介します。
各項目から1つ選び、( )内を自分のエピソードに置き換えて、アレンジしてみてください。
【1】結論
◆ 私は(鋭い観察)力を持っている。
◆ 【(有言実行のエンターテイナー)】
◆ 私の強みは「(納豆のごとく粘り強い)」ことだ。
◆「(日々革新)」これが私の信条だ。
◆ 『(全ては自分次第)』これが私のモットーだ。
◆ 私は「(白米)」のような人間だ。どんな(料理(=人))でも(その良さを活かして調和できる)と自負している。
◆ ≪(筋トレを8年間、毎日欠かさず行ってきた“継続力”)≫
◆ 私は(3つのK)で成り立っている。1つ目は「(行動)」、2つ目は「(根性)」、3つ目は「(謙虚)」である。
◆ 私は(逆境を跳ねのけ常に前を向く)人間だ。
◆ 【(困難こそ成長するチャンス)】私はどんな場面でも常に(ポジティブ)に考える。
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【2】背景
◆ (漫才をはじめた)のは(中学校)時代。当時から(人を楽しませる)ことが好きで、どのようにしたら(周りを笑わせられるか)考える子どもだった。そんな時、(『M1グランプリ』に出ていたナイツ)を見て、「(短時間に何十個とボケまくるテクニック)に衝撃を受け、すぐに(親友とコンビを組む)ことにした。
◆ (中学生)の頃、(カナダとの交換留学生)に選ばれた。私は(小学生から英会話スクールに通い、生徒会で役員もしていた)ので、その(真面目で勉強熱心な姿勢)を認められてのことだった。
◆ (外国切手の収集)に(夢中)だった(大学)時代、(この奥深い魅力を広める)ためには何ができるか考えた。そして、(友人たちとアイデアを出し合った)結果、(WEBマガジン『切手画廊』)を(創刊)し、(初代編集長)として(活動)することにした。
◆ 私は幼い頃から(背が低い)ことがコンプレックスだった。大好きな(サッカー)をしているときも、(体格の良い選手)に(ボールを奪われる)ことが多く、(悔しい思い)をしてきた。
◆ 「(もっと見知らぬ広い世界を見たい!)」(当時中学生)だった私は、(多様な外国の人々と仲良くなりたい)と考えていた。私が(通っていた学校は中高一貫校)だったのだが、それでは(物足りなかった)。そこで、(英語に強い高校に外部受験)することに決めた。
◆ 私は(学費の大半を自分で出して)おり、(高校)時代から(3)年間で約(150)日、(引っ越しのアルバイト)を続けてきた。(肉体的にハードな環境で働く)中、(歳をとっても長く続けられるスキルを身に付けたい)と考え、(簿記1級を目指して勉強)をはじめた。
◆ (高校1年生)の頃、(当時通いつめていた書店)があり、(その魅力の秘密が知りたい)と思い、(アルバイトに応募)することにした。(家族は学業を理由に反対した)が、私は“(働く)”という(体験)をしてみたいという想いが強かった。
◆ (演劇サークルで座長)を務めていたとき、(メンバー内で意見の食い違い)が起きたことがあった。そこで私は(自宅にメンバーを呼んで鍋を囲み)ながら、(自分の率直な考え)を皆に伝えた。
◆ 私が得意としている(クランプというダンス)は、(即興)という要素がある。(6)歳の頃から(ヒップホップ)を学んできた私だが、(17)歳のときに出会った(クランプ)は(エネルギーと感情を込めて感じたまま踊る)という(表現方法)に強く惹かれた。
◆ 私は(5人兄弟の長女)として、(妹や弟)の(世話をよくみて)きた。特に(13歳下の弟)は(まだ幼く手がかかる)が、(とても明るくて家族のアイドル的な存在)だ。しかし、私が(大学に入ったばかり)の頃、その(弟)が(交通事故)で(足を骨折してしまった)ことがあった。
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【3】目標・困難
◆ はじめは(なかなか面白いキャッチコピーを思いつく)ことができなかった。しかし立ち止まってはいられない。そこで私は「(必ず1日に20個はアイデアを出す)」という目標を立てることにした。
◆ (留学中の)ある日、(クラスメイト)から「(皆でパーティーをしたい。君もアイデアを考えてみて。)」と提案された。しかし私は(パーティーというものに参加した)ことがない。そのため、はじめは(どのように進めたら良いのかさっぱり)わからなかった。だが、「(せっかくなので日本人らしいおもてなしを考えよう)」と(ポジティブ)に考えて、(友人に相談しながら工夫を凝らしてみる)ことにした。
◆ はじめは(勝手)がわからず、(無駄な動きばかり)していた。しかし(もっと店の役に立ちたい)と考え、どうすれば良いのか考えた。そして、(毎日アルバイトが終わったあと)は、(反省点をスマホのリストに入れる)ようにし、(次の日の出勤前に必ずチェックをする)ようにした。
◆(当時)は(受験勉強)がかなり忙しく、投げ出したくもなった。しかし落ち込んでばかりもいられない。そこで、私は(それぞれの作業時間を計って効率化を図る)ことにより(両立しよう)と決めた。
◆ 私は(このプロジェクト)を絶対に実現させたいと考え、まずは「(80万円の資金調達)」を目指すことにした。しかし、(メンバー全員が学生)のため、(アルバイトばかりしていて)も(肝心の活動自体が疎か)になってしまう。事態は困難を極めた。
◆ その当時は、(外国人)に対し苦手意識があり自信が持てなかった。しかし、「(外国人も同じ人間だ)」と自分に言い聞かせ、まずは次の行動をとることにした。
◆ (この自作のスピーカー)を(友人に見せた)ところ、「(音はいいけど外見がダサいね)」と言われた。私は自信を持っていたので、意外なところを突かれてショックを受けた。しかし(彼)の言うことはもっともだ。この(スピーカー)は確かに(美しく)なかった。そこで私は(プロダクトデザイン)について徹底的に(学ぶ)ことにした。
◆始めた当初、私達はまず「(地域のお客さまにこのサービスを知ってもらおう)」という目標を立てた。私は(学生アルバイト)ながら(広報を任された)のだが、(一人ひとりに声をかけてビラを配る)という作業は(非効率的)だと考えた。そこで(SNS)で(拡散)する手段を模索した。
◆ 当時、(店のインテリア)は(シンプルすぎて温かみがない)ということが課題だった。しかし(予算は少ない)。そこで私たちは(店の壁面をギャラリーとして無料で貸し出し)、(アーティストに作品を飾ってもらう)ことにした。
◆ 一番苦労したのは(生徒のモチベーションを高める)ことだ。(生徒の中)には(勉強が苦手な子も多い)ため、(ただ教える)だけでは(すぐに集中が途切れて)しまう。私達は「(生徒たちが夢中になれる授業)」の実現を模索した。
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【4】行動
◆まずは(子どもたち)を(覚える)ために、(似顔絵と今日話したことを毎日ノートに書く)ことからはじめた。次第に(それぞれの特徴がわかる)ようになってきた。さらに(積極的に良いところを具体的に褒める)ようにしたところ、(子どものほうから相談してくる)ようになった。
◆ まず(暗記)に絞って(調査)したところ、【1】(声に出して読む)【2】(短時間で繰り返す)【3】(睡眠時間を6~7時間とる) という3点が重要だということがわかった。そこでまず【1】と【2】を実行。(10分×6回)を(毎朝起床後)に欠かさず続けたところ、(テスト点数)が平均で(20)点以上も良くなり、効果が実感できた。意外と難しかったのが【3】だが、(スマホアプリのタイマー)を上手く取り入れることにより、さらに(10)点上昇した。
◆ (店)には様々な(お客さま)が(来店)する。たとえば「(子どもがうるさい)」という(クレーム)があったときは、(店の奥にキッズスペースを作る)ことを提案。(短編アニメを上映)することで解決した。また、(禁煙/喫煙スペースの間)に(観葉植物を置く)ことにより、(双方が快適に過ごせる)ように(工夫)した。
◆ それからは週に(10)時間かけて(ピアノの練習)に打ち込んだ。それもただ(弾く)のではなく、(著名なピアニストたちの演奏を研究)し、毎日(40)分は(指のトレーニング)を繰り返し、(抒情的な音の表現)を追求した。
◆ その実現のために、私は(中国)に行き、(本場の中国語)を学んだ。(現地の人と積極的に話し)、(他国の留学生とも励まし合いながら)、(語学)力を高めていった。
◆そこで私は(仲間と協力)して(歌)を作り、(生徒たちの前で演奏)した。予想以上に(教室)は(笑いに包まれ)た。そして、(生徒たち)は(楽しそうにその歌を覚え)、(その分野の知識)が格段に上がった。
◆ (寄付を募る)ために何が必要なのか(皆で意見を出し合った)。そして私は(寄付してくれた人の名前を本に入れる)という案を考えた。また、(寄付者だけが参加できる交流会)など、(テーマに関する興味)を(さらに深められるイベント)を(定期的に開催)した。
◆ まず、(周りからムードメーカーと評される明るさ)を活かして、(全員)に(口コミで宣伝)した。さらに(ライブを携帯で撮ってSNSにアップする)と(次回割引になる制度を導入)したり、(メンバーのキャラクターを作成したり)することによって、(バンドの認知度)を高めていった。
◆ そのため、私は次の2つのことを特に意識した。1つ目は(相手の話をよく聞く)こと。2つ目は(笑顔を絶やさない)こと。(寂しい気持ちに寄り添い)、(少しでも安心した気持ち)で(過ごせる)よう、(できる限りそばにいる)ことにした。
◆ それからというもの、私は(悩むこと)をやめ、(練習)を(1)時間(365)日続けた。「(できない)」と言うのをやめ、代わりに「(できるまで頑張る)」と言って即行動に移すようにした。すると次第に(ネガティブな思考)が(ポジティブな思考)に変わり、(技術も格段)に向上。(チームのストライカー)として、(3)年間で(40試合)以上を経験した。
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【5】結果
◆ その結果、(大学2年生)で(最優秀選手賞)を手にすることができた。
◆ 次第に(じわじわと口コミ)が広がり、(街の人気店)として今では(テレビや雑誌で紹介される)までになった。そして(前年度から70%増の売上)を達成することができた
◆ 残念ながら(優勝)には至らなかったが、(私たちの演奏)は(ネット)で(評判)となり、(優勝)以上の喜びを知ることができた。
◆ そして遂に念願だった(国際的な学生スピーチ)大会に出場。(個性)を活かして “(ベストユーモア)賞”を手にすることができた。
◆ こうした努力によって、少しずつ(メンバーの信頼)を得ることができた。(送別会で皆が流してくれた涙)を忘れることはない。(一生の宝)だと思える(仲間)を(この経験)から得ることができた。
◆ 遂に(決勝)の日を迎え、念願の(優勝)を手に入れたときの感動は、今でも忘れられない。
◆ この取り組みによって、(遠方からのお客さま)も(店に来てくださるように)なり、(閑散としていた商店街)が(活気に溢れる)ようになった。
◆ そして構想から(8)年。遂に(私たち家族)は(『すみれカフェ』)をスタートすることができた。この(立ち上げに関わった)経験は、最高の(財産)となり、(店)は(私にとって第二の家)となった。
◆ この努力が実り、(お客さま)から「(ありがとう。とても助かるわ。)」と(笑顔で言われた)とき、「(諦めないで良かった)」と心から(幸せ)を感じた。
◆ そして(2)年かけ、(昭和史検定)の(上級に受かる)ことができた。
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【6】学び・展望
◆ この体験から学んだ“(共感)力”を、御社における(保険コンサルタント)の仕事に活かし、(お客さまの豊かな人生)を(サポート)していきたい。
◆ このことから、(ユーモア)がいかに重要か学んだ。この(経験の積み重ね)によって、“(柔軟性)”が身に付き、どんな課題に対しても(多角的な視点から見る)ことができるようになった。この強みを(広告)の世界でも(大切)にしていきたい。
◆ この経験から培った「(分析)力」と「(反射神経)」をこれからも鍛え、(世界)で活躍できる(ビジネスコンサルタント)として成長していきたい。
◆ 私はこうした努力によって“(調整)力”を身に付けた。(組織)の中で、(私は料理で言う“ダシ”)のように、(一人ひとりの良さを活かしてまとめる)という場面がそれ以来、何度もあった。このことは、私の強みだと思っている。
◆ この成功体験によって、私は常に(具体的な数値で目標を設定)し、(毎日欠かさず行動)する姿勢を身に付けた。これは、御社における(法人営業)の分野でも(強みになる)だと考えている。
◆ 現在は「(段取り)することで(不可能も可能)になる」と学んだ。次は(TOEIC900点)という目標に向かって(勉強)を続けている。
◆ “(本場仕込みの語学力)” と、持ち前の(馬鹿)力、この2つを持ち合わせているのは、私の最大の武器だ。
◆ (自らが懸命に動くこと)によって(周りも変わること)を学んだ経験は、仕事においても(役立つ)と信じている。
◆ この経験をとおして、(平凡な材料も、組み合わせ次第)で(一気に面白くなる)ことに気付いた。社会人になっても、『(ビックリ箱)』のように、(発想)力を磨いていきたい。そして(商品企画)の仕事で、常に(世の中の人々)を(楽しませられる)人になりたい。
◆ 私はこの経験によって、(自ら行動すれば、心配はやりがいに変わる)ことを学んだ。御社の(営業)職でも、私の(長所)を最大限発揮したいと考えている。
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STEP2……自分のエピソードを当てはめてみよう。
では、具体的にどのように文章を作るか見ていきましょう。
例(アルバイトと学業を両立させて、簿記2級を取得したAさん)
【1】結論
私は“不屈の精神”と“強靭な肉体”を持つ人間だ。
【2】背景
私は学費の大半を自分で出しており、高校時代から3年間で約150日、引っ越しのアルバイトを続けてきた。肉体的にハードな環境で働く中、歳をとっても長く続けられるスキルを身に付けたいと考え、簿記2級を目指して勉強をはじめた。
【3】目標・困難
しかし、生活費を賄うためにはアルバイトを辞めることができない。かなり忙しく、投げ出したくもなった。しかし悩んでいても物事は好転しない。そこで私は、効率化を図ることにより、両立しようと決めた。
【4】行動
まず、時間のかかる暗記のやり方を見直した。調べてみると、【1】語呂合わせを声に出して読む【2】短時間で繰り返す【3】睡眠時間を6~7時間とる という3点が重要だということがわかった。そこでまず【1】と【2】を実行。(5分×20回)を目標に、空き時間を利用して欠かさず続けたところ、模擬テストの点数が20点以上も良くなり、効果が実感できた。意外と難しかったのが【3】だ。なにせ時間がないので、なかなか寝る気になれなかった。しかし、タイマーを使って、強制的に必ず5時間は寝るようにしたところ、さらに10点以上良くなった。
【5】結果
この努力が実り、遂に大学2年生で簿記2級を取得することができた。
【6】学び
勉強で身に付けた“会計”と“経済”の知識に加え、アルバイトで身に付けた“強靭な体力”、そして“不屈の精神力”は、私の最大の武器だ。御社の業務においても、この力を最大限に発揮していきたい。
STEP3……できた文章を元に、アレンジして整えよう。
次に、できた文章を元にアレンジします。まずはとりあえず、長文で一度文章を整え、字数に合わせて削っていきます。
短文も、長文と同じく必要なポイントをしっかり押さえることが大切です。一番伝えたい部分を残し、省けるところや言い換えられるところを探して、改善していきましょう。
『自己PR』<200文字以上400字以内>
私は“不屈の精神”と“強靭な肉体”を持つ人間だ。学費を稼ぐため、高校時代から3年間、引越しのアルバイトを続けてきた。肉体的にハードな環境で働く中、歳をとっても続けられるスキルを身に付けたいと考え、簿記2級を目指して勉強をはじめた。しかし、生活費を賄うためには働かざるをえない。そこで私は、徹底的に効率化を図ることにした。まず、暗記のコツを調べてみると、【1】声に出す【2】短時間で繰り返す【3】睡眠を6~7時間とる という3点が重要だという。そこでまず【1】と【2】を実行。最低5分×20回、毎日欠かさず続けた。意外と難しかったのが【3】だ。なにせ寝るのが惜しいと思うほど忙しかった。しかし、強制的に必ず5時間は寝るようにしたところ、模擬テストの点数が30点以上アップした。そして遂に簿記2級の取得に成功。この経験で得た“不屈の精神”と、アルバイトで身に付けた“強靭な体力”は、私の最大の武器である。(399文字)
『自己PR』<200文字以内>
私は“不屈の精神”と“強靭な肉体”を持つ人間だ。3年間、引越しのアルバイトをしてきた経験から、歳を重ねても役立つ簿記2級の取得を目標に定めた。しかし、学費と生活費のために働かざるをえない。そこで私は、暗記できるものは毎日声に出し、最低5分×20回を欠かさず続けた。また強制的に5時間睡眠することで記憶力を高め、遂に簿記2級の取得に成功。この経験で得た精神力と体力は、私の最大の武器である。(194文字)
【長文から短文に削るときのポイント】
◆一番伝えたいところがどこか考える。
……この例文では【1】結論、【3】目標・困難、【5】結果、【6】学び・展望 の部分。
◆それ以外で短く言い換えられるところを探す
……この例文では【2】背景、【4】行動 の部分。
◆全体の文字数を見て、さらに調整する。
最後に……
いかがでしたか?
エントリーシートは、書き方ももちろん大事ですが、一番肝心なのは中身です。
まずはカタチにして、そこからもっと自分をアピールするために伝わる表現を練っていきましょう。一度完成した後も、日々少しずつ改善しながら、オリジナリティを進化させていってくださいね。
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