就活がはじまると、今までの大学生活ではあまり重要ではなかったことでも、下手をすると大きな失敗につながることがあります。
自分の人生の分岐点でもある重要な就職活動で、本来なら失敗しなくてよかったところで失敗するのは嫌ですよね。
今回は、そんな「しなくてもいい失敗」をしない為に、意識しておいたほうがいいことをまとめました。
当然ですが、就活は企業が相手ですから、基本的なビジネスマナーをはじめとした礼儀は必須です。
人にもよるかもしれませんが、今までの大学生活ではそこまで強く意識してこなかったのではないでしょうか。
企業が相手である限り、礼儀作法は切っても切り離せません。
あなたがいくら企業にとって魅力的な人材だったとしても、まだ何も知らない段階ではやはりこういった基本的なところで判断するのは仕方のないことです。
しかし、「ちゃんとしなきゃ」と意識しすぎた結果、変な日本語や変な動きになってしまったらそれはそれで気まずいことになります。
自分の力を思う存分発揮する為にも、早いうちから身につけておきましょう。
就活が本格化してきて、特に重要になってくるのがスケジュール管理です。
企業説明会や面接、OB訪問など、スケジュールが入り乱れることがよくあります。
移動時間なども考慮しないといけないので、闇雲に空いているところに入れたらいいというものではありません。
説明会や面接の日程が決まったら、すぐに、かつ、確実なところに記入できるよう毎日スケジュールは確認するクセをつけましょう。
毎朝、その日のスケジュールや1週間のスケジュールをざっと確認し、頭の中に入れておくことで、スケジュールに対する意識が芽生えてくるでしょう。
選考が始まったり、OB訪問などが増えてくると、企業の人とメールや電話でやりとりをすることが就活では非常に増えてきます。
今までPCのメールをそんなに使ったことがないという学生は、この機会に就活用のフリーアドレスを取得し、毎日頻繁に確認するようにしましょう。
積極的に就活をすればするほど、メールは増えていきます。ラベルやフォルダを使ってしっかりと見落としがないように管理し、返信が必要なメールに対しては確実に返信しましょう。
「メールを見落としていました」では言い訳にはなりません。
また、電話に関しても、登録していない番号から頻繁にかかってくるでしょう。すべての企業が留守電を残してくれるとは限りません。
できれば、エントリーした企業や選考中の企業の電話番号は連絡帳に登録しておくようにしましょう。
あと、特に多いのが説明会や選考のドタキャンです。
ドタキャンは非常に印象が悪いので、どうしても行けない場合や辞退する場合は、必ずその旨をメールなり電話なりで伝えましょう。
時間を守ることは普段から当たり前のことではありますが、就活では普段以上に意識しましょう。
「ごめん、ちょっと遅れちゃった」というのは通用しません。
企業へ訪問する際は「10分前」が基本です。
早すぎでも遅すぎてもいけません。常に10分前には着けるように行動しましょう。
もし、道に迷ったりしてどうしても遅刻しそうな時は、早めに企業に連絡を入れてその旨を伝えましょう。
無断で遅刻するのは言語道断です。
オフィスの場所や必要な持ち物、時間や人事の名前・・・・
把握しなければいけない情報は本当にたくさんあります。
スケジュール管理でもそうですが、日ごろからしっかりと必要な情報はメモをとることは徹底しましょう。
そして、予定がある日は、事前にしっかりと、地図や持ち物、電車の乗り換え、担当者の名前などを頭にたたきこみましょう。
記憶するのが不安な人は、紙に印刷するなり、スマホにメモをしておくなりしましょう。
社会人になると、就活以上に確認すべき情報の量は増えます。
今のうちから習慣づけておきましょう。
就活は、「社会人になるための準備」をする絶好の機会です。
今回あげたようなことは、学生のうちはちょっと難しく感じるかもしれませんが、社会人になれば当たり前にできないといけません。
是非、就活中にこれらのことを徹底的に意識して、習慣化していきましょう。
きっと、あなたの為になるはずです。