就活の際、時事問題に関する知識は必須です。
しかし、ただ漠然と新聞社系のニュースをひととおりチェックしておけばよいというものではありません。
ニュースには鮮度・深さ・切り口といったさまざまな属性があります。
それらの属性を意識して上でニュースに接することで理解も深まり、また媒体によって編集姿勢が異なるというバイアスをかけながら吟味することで、情報を精査しながら効率的に収集することができるようになります。
ここでは大学生にぜひ読んで欲しいニュースサイトを5つ、まとめて紹介します。
「WSJ」の略称で知られるウォール・ストリート・ジャーナルはアメリカを代表する経済新聞です。
現在は世界各国の言語でビジネス、経済、テクノロジー、国際、国内の主要ニュースを読むことができます。
もちろん英語版や中国語版、ハングル版も閲覧できますから外国語を勉強している人にもオススメです。
有料版と無料版があるのですが、とにかくコンテンツが膨大にあるので無料版でもちょっと読み切れないぐらいボリュームがあります。
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
就活中の学生なら見逃せないのが日経です。
日本国内の経済・金融情報の網羅ぶりはさすがです。
情報源としてはもちろん、コラムなどから主要世論をピックアップしておくことも大切です。
日経を読むことを習慣化していれば、時事問題も怖くありません。
電子版の料金は少し学生には厳しい価格ですが、もちろん値段なりの価値はありますので、余裕のある学生は購読してみてもいいかもしれません。
日本経済新聞
「週間ダイヤモンド」でお馴染みのダイヤモンド社が発信しているニュースサイトです。
週刊ダイヤモンド編集部による最新記事をはじめ、経済・時事・経営戦略・ビジネスライフ・キャリア・マネー・IT・暮らし・オフタイム情報まで、幅広く質の高い情報コンテンツが掲載されています。
1つ1つの記事の質も高く、慣れないうちは難しいと感じる部分も多いかと思いますが、就活生なら知っておいたほうがいい知識や、企業の動向などを掴むのにも最適なので、目を通しておいて損はないでしょう。
ダイヤモンド・オンライン
定番中の定番ニュースサイト。
主要ニュースをとりあえず漏らさずチェックしておきたいという人には欠かせません。
主要ニュースと速報ニュースが両方一度にチェックできるのもポイントが高いです。
あまりパソコンを使わない人はスマホにYahoo! Japanのアプリをダウンロードしておきましょう。ニュースの他にもファイナンス情報、路線/乗換、地図、天気予報など毎日必要な情報がワンストップで見やすくまとめられています。
Yahoo! ニュース
ビジネス誌「週刊東洋経済」を発行している東洋経済新報社のニュースサイトです。
新聞系のニュースサイトと雑誌系のニュースサイトでは、特集記事や取材記事の「深さ」が違います。雑誌系ニュースサイトは日々の出来事を網羅するというより専門分野の中で「注目すべき事柄」を抽出し、掘り下げて取材しているためコンテンツ的価値が高いのです。
経済系ではない学生でも、就活時には必ず経済関係の教養を要求されます。たまにはこうしたニュースに目を通しておくべきでしょう。
東洋経済オンライン
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したニュースサイト以外にもたくさんのサイトが世の中には存在しています。
また、最近はスマホのアプリでも、「ニュースキュレーションアプリ」といった、自分に最適の記事をレコメンドしてくれるような便利なアプリも増えてきました。
就活生は、企業研究や業界研究、エントリーシートの作成など忙しいでしょうが、移動時間などのスキマ時間を有効活用して、常に情報収集するクセをつけたいところですね。