これから就活をするみなさんは、早く動くことを意識してみてください
氏名:T.S.
出身大学・学部:青山学院大学理工学部
志望業界:IT、コンサル、人材
説明会参加:19社
先輩訪問:0人
エントリーシート提出:5社
面接:5社
内定:2社(IT、人材)
活動費用:約70,000円程度(交通費40,000円、食事代10,000円、スーツ20,000円)
【大学3年生11月】学園祭が終わりサークルが一段落し、就活を開始。学内説明会中心に参加。
↓
【大学3年生12月】合同説明会や1dayインターンに参加。
↓
【大学3年生1月】同様に合同説明会やインターンへ参加。ベンチャー企業の選考も始まる。
↓
【大学3年生2月】選考を受けつつ、1ヶ月のインターンに参加。中旬に1社目の内定が出る。
↓
【大学3年生3月】同様に1ヶ月のインターンに参加。下旬にもう1社の内定が出る。2社で迷うも、2月にもらった内定を承諾し、就活終了。
まずはじめにインターンについてお伺いします。Tさんは複数のインターンに参加されたそうですが、どのように活用したかを教えてください。
僕は1dayのインターン4社、2dayのものに2社、1ヶ月のものに2社、合計で8社のインターンに参加しました。確かにまわりで8社参加している人はあまりいなかったので、それぞれの特徴などを軽く説明させていただければと思います。
まずはじめに参加したのは1dayのものでしたが、ロールプレイと軽い会社説明会がセットになったようなものでした。正直、1dayは物足りないものが多かったです。2dayは凝縮された内容で、業界や企業を理解するワークが中心でした。最後に振り返りの時間として、他己分析の時間などが設けられているものもあり、それ以降の就活の参考になりました。また2日も一緒に過ごすことで、そこで会った人とは仲良くなり、友達として飲みに行ったりもするようになりました。
最後に、1ヶ月のインターンですが、これは期間の長さとやることの大変さが比例し、良い意味ですごく過酷でした。辛かったですがその分成長できましたし、インターンで会った人とも2day以上に仲良くなれた気がしています。最近もそこで出会った友達と一緒に遊びに行ったりしました。また1ヶ月のものは就職活動目的だけでなく、起業願望の強い学生が多かったように感じています。
ありがとうございます。インターンの種類によって経験できることの量なども変わりそうですよね。就活生の方に、こういうインターンを具体的に活用したほうが良いなどあれば教えてください!
これはあくまで僕の考えですが、少し興味があるくらいの会社であれば1dayで良いかと思います。興味のある業界や深く知りたい会社には、2day以上のインターンに参加した方が確実に知識や力もつくと思います。インターン先の企業にそこまで興味がなくても、プログラム自体が面白そうな場合、ぜひ1dayでも2dayでもどんどん参加してみると良いと思います。
1ヶ月のインターンは時間も大幅に取られるので、志望度の高い企業はもちろん、就活と関係なく、力をつけたい、仲間を見つけたい、という人にも向いてると思います。インターンの実施日数だけでもこれだけ活用法が違う感じになりますし、それに注意した上で受けてみてください!
続けて、二つ目の質問に移ります。就活で特に意識していたことなどはありますか?
とりあえず頭で考えすぎるよりも実際に動いてみる、ということを意識していました。僕も最初は就活のことをあまりわからなかったので、就職ナビサイトなどで学科に関係のあるメーカーや、興味のあるIT企業を調べてみたりしました。しかし、あまり書いてあることの中身が入ってこず、そのまま進めていてもわからないことが多いなと感じました。なので実際に動いてみた方が早そうだと思い、とりあえず合同説明会に行ってみたんです。
合同説明会では、見たい会社をあまり絞らず、できる限りいろいろな会社を見てみました。また、事業内容よりも、雰囲気や人柄といった直感的な要素を重視して見るようにしていました。この時点ではまだやりたいことがあまり絞れていなかったからです。
なるほど。情報収集ブライダルらしくないところに惹かれたというのはどういう意味ですか?
何もわからない状態でネットを調べても、情報の取捨選択はできません。僕の場合は誰が書いているかわからないネットの情報より、人から聞いた内容の方がすっと入ってきやすかったです。なので面談とか説明会で質問できる機会はできる限り業務のことだけでなく、就活全般や業界全般など、ときには選考に関係がないことも含め、気になる内容は全て聞いてみました。その方がが自分がやるべきことが見えてくると思っていたからです。それらを通し、だんだん自分が何をやりたいか、就活する上で何を軸にしているか、ということが見えてきました。
最後にもう一点、就活サイトも、ナビサイトより少人数でざっくばらんに話せるような機会が得られるもの中心に使っていました。僕の場合は逆求人サイトなどを使いましたが、おすすめです!
自分の就活の軸を確立するよう、早めにいろいろと動いてみてください! 最初はやりたいことなんてわからないと思うので、いろいろなインターンや説明会などに参加しつつ、自分はこの先どうやって生きたほうが良いのかなどを深く考える時間もとってみると良いと思います。
それがだんだんと固まってきた段階で、さらにいろんな人の話を聞いたり、いろんな情報を調べたりすると良いと思います。軸が確立してないと、人の話や情報に左右されすぎてしまい、自分を見失ったり、やりたいことが見つからなかったりすると思いますので。
僕が軸を決めるためにしていたのは、今までの部活動や人生の転機において、どのような心情の変化があったかや性格などを分析し、それがはっきりしてきた段階で、それを踏まえた上で、友人や企業からのフィードバックで軌道修正し、固めていきました。軸を決めていても、いろいろ情報が入っているうちに、違うんじゃないか、とぶれてくることもあるかと思います。そんなときはあまり考えすぎず、直感でいいと思った方を重視していました。
最後になりますが、正直早めに動いた方が、企業と近い距離で話しやすいです。できれば、解禁前に動いてみた方が有利だと思いますので、これから就活をするみなさんは、早く動くことを意識してみてください!