案外よく聞く話なのが、「社会人になり、学生時代交際していた恋人と別れた」というエピソードです。環境が変わると、交際にも影響が出やすいのかもしれません。でも、そうした人のうち、後々になって「できることなら別れたくなかった」と思い返す人も少なくないようです。
今回JOBRASS編集部では、社会人130人に、就活が原因で恋人と別れたことがあるかどうかを直撃。どのくらいの人が、どんな理由で別れたことがあるのでしょうか?
【就活が原因で、恋人と別れたことがありますか?】
・ある 6.9%
・ない 93.1%
「ある」と回答したのは130人中、9人(6.9%)でした。では、どうして別れてしまったのでしょう?
もっとも多かったのは、互いの休みが合わなくなったり、仕事が終わる時間がうまく合わなくなったりして会話や会う回数が減り、別れたというもの。また、一方が就職、一方が学生という学年差のあるカップルの場合、「彼の就職が決まる前のこと。忙しそうだったため友人との予定を優先させたら、彼に怒られたので、別れた」(女性/営業・販売/31歳)なんていうケースも。
・休みや仕事が終わる時間が合わない(男性/その他/24歳)
・会ったり話したりの回数が減り自然消滅(男性/その他/26歳)
・仕事に夢中になっていたら、相手が離れていった(女性/その他/25歳)
・忙しすぎてお互い会うことができずに、仕方なく別れた(男性/総務・人事・事務/29歳)
社会人になって勤務地が離れ離れになったため、連絡が途絶え気味になり別れたというケースも“あるある”のようです。
・お互いの休みが合わなかったり、勤務地が遠くて遠距離になったり、仕事と恋を天秤で量られたりしたのがいやで別れました(女性/その他/25歳)
・遠距離で仕事をすることによって連絡ができなくなった(女性/その他/27歳)
・就職して、遠距離恋愛になって別れた(女性/公務員/25歳)
学生時代は当たり前のようにほとんど一緒の生活時間を過ごしていても、働くようになると個人個人のリズムは違ってきて当たり前。相手の生活がわかりづらくなるうえに、「じゃあ来週の日曜日ね」なんて約束していても、お互い突発的に仕事が発生する可能性だって出てきます。社会人として働くようになり、人生のなかで大切にしたいものがより明確になった結果、考え方や価値観の違いがあらわになり、別れる……というのは致し方ないこと。そのときに、お互いの人生を応援できるような別れ方ができれば、いいですね。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年11月11日~2016年11月21日
対象:社会人1~2年目の男女 計名130名