インターンに来ているのに、“ヤル気”がみられない学生がいるそうです。参加したくてもできなかった学生もいるのに、言語道断! さらには「サボる」学生もザラなんだとか。
学生はバレていないと思っているかもしれませんが、数多の学生をみてきたインターン受け入れ側の企業からしたら、バレバレです。しかもその場では注意せず、しれっと次のステップに進ませないことも多々。JOBRASS編集部では、インターン受け入れ経験者104名に「仕事中に見掛けたものの、どう注意すべきか迷ってしまった“インターンのサボり方”」について聞いてみました。企業側がどういうところをチェックしているかを知って、ぜひ“反面教師”にしてください!
仕事中に見掛けたものの、どう注意すべきか迷ってしまった“インターンのサボり方”、ダントツ1位はやはりというべき!?「スマホ見過ぎ問題」でした。
昼休みや休憩時間にスマホを触っているのはOKでも、仕事中や移動中にやたらスマホをさわっているのは、あまり印象がよくないようです。
もちろんスマホで仕事のメールをチェックしたり、LINEやFacebookのメッセンジャーで仕事のやりとりをするという企業もあるため、いちがいには言えません。しかし明らかにスマホを使うような職場・職種ではない場合、頻繁にスマホをいじっているのは目につきます。こっそりゲームをしているのも、自分で思っている以上にバレているもの。インターン中、仕事で使う必要がなければ、スマホはマナーモードで、カバンに入れておきましょう。
・スマホ(女性/総務・人事・事務/38歳)
・スマホいじり(男性/営業・販売/39歳)
・スマホゲーム(男性/その他/44歳)
・スマホをすぐいじりたがる(男性/総務・人事・事務/39歳)
・スマホ見すぎ(男性/その他/36歳)
・スマホ触りながらの会話(女性/総務・人事・事務/37歳)
・移動中のスマホゲーム(男性/総務・人事・事務/26歳)
・仕事中のスマホゲーム(女性/総務・人事・事務/40歳)
2位は「トイレ行き過ぎ問題」。トイレの場合、本当に体調が悪いのか、サボりついでなのか判断がつきかねるため、注意しづらいという背景があるようですが、なかには「トイレついでのスマホ」という強者がいたという報告も!
トイレの回数や、席に戻ってくるまでの時間も、何気なくまわりの社員はチェックしています。あまりに頻繁だと心配になりつつも、体調管理に疑問をもたれてしまうかも。
・1時間に2回の頻度でトイレに行く。具合が悪いのかもしれないし生理かもしれないので注意すべきか迷った(女性/その他/31歳)
・トイレ(男性/その他/36歳)
・トイレが長い(男性/その他/45歳)
・トイレついでのスマホ(女性/その他/41歳)
・トイレに避難(男性/会社経営・役員/45歳)
・トイレに頻繁にいく(女性/その他/27歳)
・トイレの回数(男性/総務・人事・事務/25歳)
眠るつもりはないのに、会議中や作業中、ついついウトウト……。人それぞれに眠くなる理由はあるでしょうが、仕事中に居眠りをしているのは情状酌量の余地ナシ。やる気がない、真剣味が足りないと思われても仕方がありません。
・居眠り、眠らないように頑張っている姿(女性/その他/28歳)
・居眠りが気になる(女性/公務員/29歳)
・昼寝していた(男性/その他/43歳)
その他のエピソードでは、
・タバコ(女性/その他/31歳)
・おやつタイム(男性/研究・開発/40歳)
・休憩時間が長すぎる(男性/その他/40歳)
・無意味に席を立つ(女性/その他/45歳)
など。タバコ休憩もトイレ休憩と同様、頻繁すぎると「ン?」とネガティブチェックされてしまいます。またあくまでも生理現象ではないので、休憩時間以外にはとらないのが無難でしょう。座席でおやつを食べだす人もいるようですが、これも休憩時間と社員にすすめられた場合を除き、NGです。
「あ、あいつサボっているな……」と思われないためにも、インターンに参加するときは体調管理はしっかりと。そしてインターン中にもし何らかの緊急事態が発生し、スマホを使う必要があるなら一言社員にことわりを入れると良いでしょう。せっかく参加するインターン、ぜひその時間を有意義に過ごしてくださいね。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年6月16日~2016年6月22日
対象:企業のインターン受け入れ経験者 計104名