自分は消極的な性格だから、営業職には向かなさそう……なんて、最初から自分で職種を限定してしまっていませんか? その職について初めて、「案外楽しいかも」と自分の知らなかった一面を発見することもあるものです。
そこで、JOBRASS編集部では、営業職の人138名に「営業職に就いて新発見したこと、良かったこと」について教えてもらいました。さて、その内容は?
もっとも多かったのが、営業職だからこそ社外のいろいろな人と話すことができ、視野が広がるという声です。
・いろんなお客さんと接して、見聞が広がった(男性/営業・販売/37歳)
・取引先に色々と個性の強い人たちがいたこと(男性/総務・人事・事務/36歳)
・お客様との会話が楽しい(男性/会社経営・役員/33歳)
・人脈の開拓や考え方の違う人との出会い(男性/コンピュータ関連以外の技術職/35歳)
・色んな雑学が役に立つ(男性/企画・マーケティング/40歳)
・様々な人との出会いや人の話を真剣に聞くこと(男性/営業・販売/35歳)
新規のお客様のところに初めて訪ねるときは緊張するもの。でも、それだけに成功したときの喜びもひとしおです。
・何百回と訪問して初めて会ってくれた大手企業の担当者の方とか、つながりも無い、アポも取れない、飛び込みで何百回と訪問してやっとお会いしてくれた時の喜びは大きかった(男性/営業・販売/39歳)
・飛び込み営業で成功した事(男性/総務・人事・事務/39歳)
話す相手を自分で選べない営業職では、さまざまな人に対応する力も身につけなくてはいけません。営業職には向かないと思っていたけれど、営業職に配属になり、否が応でも人と話す状況になって、コミュニケーション能力がどんどん磨かれたり、「自分にはこんな一面があったんだ」と気づいた、なんていう人も多いものです。
・人の難しさを知った(男性/コンピュータ関連技術職/45歳)
・人間の表裏(男性/営業・販売/38歳)
・人間関係での駆け引き(男性/営業・販売/40歳)
・コミュニケーション能力がついた(男性/総務・人事・事務/25歳)
・思いはお客さんに伝わる(男性/金融関係/.8歳)
・人との接し方を勉強できたり、相手の表情で思っている事をだいたい理解出来るようになった(男性/総務・人事・事務/30歳)
・お客様からの感謝の言葉(男性/営業・販売/39歳)
・人に感謝される(女性/営業・販売/36歳)
・人のあたたかさ(男性/営業・販売/36歳)
結果が数字として可視化されるのは、営業職の厳しいところでもありますが、自身が会社の業績を支えているという自負をもつポジションでもあります。
・会社の利益に直結するポジションであるということ(男性/営業・販売/39歳)
・結果が数字に現れること(男性/総務・人事・事務/37歳)
営業職になり、性格が変わったという人も。営業職とは、自分で可能性を広げられる職種なのです。
・自分の可能性(女性/金融関係/27歳)
・自分の消極的な性格が変わった(男性/営業・販売/44歳)
・自社の商品も大切だが、人柄はもっと大切(男性/公務員/41歳)
・自分自身の気持ち次第で成果に影響がでることを感じた(男性/会社経営・役員/39歳)
・商品を売るだけのトークが必要ではなく世間話ができるかが重要(男性/営業・販売/40歳)
・言葉次第で商品が売れる(男性/総務・人事・事務/37歳)
・色々なお客様にお会い出来る営業ですが、商品の事をより詳しく知らなければ営業は出来ません。自社商品を大切に出来る喜びもあじわえます(女性/金融関係/39歳)
車を使う営業なら道路事情にも詳しくなります。営業職ならではの“副産物”といえるかもしれません。
・道路事情がよくわかる(男性/営業・販売/39歳)
営業職に限らずとも、仕事をしているうちに「その職種ならでは」の長所を身につけることができますよね。それらが仕事をする上でのモチベーション向上につながるのではないでしょうか。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年5月13日~2016年5月30日
対象:企業の営業職 計138名