皆さんは「あの街で働いてみたいな……」と憧れている場所はありますか?
これから就職したら毎日のように通うわけですから、「勤務地」も気になるポイントですよね。
特に女性は「勤務地」を重視している人がとても多く、中には「業界」よりも「勤務地」を第一条件として志望先を選ぶ人も。
確かに憧れの街で毎日を過ごせたら、仕事に対するモチベーションも上がるかもしれません。
そこで今回は、東京で人気の「勤務地」をご紹介します。
(関西版も後日アップしますので、ぜひご期待ください!)
日本の金融・経済の中心地の一つで、高層ビルが立ち並ぶ丸の内。
この街で働く女性は「丸の内OL」と呼ばれ、憧れる人も多いようです。近年は再開発により、東京駅が1914年完成当時の外観に復元されたほか、『丸ビル』『新丸ビル』『TOKIA』『丸の内ブリックスクエア』『KITTE』など洗練された商業ビルが次々と完成。バブル期から構想されていた「マンハッタン計画」もひと段落し、更に魅力的な街へと生まれ変わりました。
丸の内から大手町方面に歩いていくと、緑豊かな皇居が広がり、開放的で癒されるという声も。皇居周辺にはランニングする人のための施設も充実しており、仕事帰りに一汗流すという人も多いようです。
また、丸の内の最大の魅力は、複数路線が使えて交通の便が良いところ。様々な地域から通勤しやすいだけでなく、新幹線や高速バスも使えるので、金曜日の夜から旅行に行ったり、地元に帰省したりすることも可能です。
アクセスが抜群に良いという点で特に人気の高い新宿。
都庁を中心とした副都心高層ビル街や、日本一の歓楽街・歌舞伎町など、実に様々な表情を持っている街です。「JR線」「京王線」「小田急線」「東京メトロ」「都営線」が乗り入れる新宿駅は、1日の乗降客が360万人を超えると言われており、世界一利用者の多い駅としてギネスブックにも認定されているほど。地下道が発達しているため、雨に濡れずに職場まで着ける企業が多いのも嬉しいポイントです。
ショッピングは『ルミネ』や『マルイ』などのカジュアルな店が多いため、就活中の皆さんも親しみやすいのではないでしょうか。仕事帰りには、駅前の『ルミネtheよしもと』でお笑い鑑賞をしながらリフレッシュするのもおすすめです。
ファッションや流行に敏感な人たちから特に愛されている表参道。
広い並木道には外資系ブランドが立ち並び、ストリートスナップの定番エリアとしても有名です。もともと住宅地だった場所を開発したこともあり、賑やかな大通りから一本道を入ると、ゆったりと落ち着いています。
また表参道は、ヨガや英会話など朝活が盛んな街。朝早くからあいているカフェも多く、仕事前にお気に入りの店に寄ってから、爽やかに一日をスタートするのもおすすめです。
夜の歓楽街のイメージを残しつつ、近年は再開発で高層ビルが立ち並び、ビジネスの拠点としても新たな魅力を見せる六本木。
『六本木ヒルズ』や『東京ミッドタウン』には、いま勢いのあるIT系ベンチャーをはじめとする数々の有名企業が入居しており、人気の高いエリアです。
また、『森美術館』『国立新美術館』『サントリー美術館』の建設により、最先端アートの街としても知名度が上昇。都会のビジネスマンに合わせて夜遅くまで開館しているため、仕事帰りにアート鑑賞を楽しむ人も多いようです。
東京屈指の高級な商店街として、華やかな文化を感じさせるのが銀座。
海外の高級ブランドショップが美しさを競うように立ち並ぶ景観は、歩く人々の目を楽しませてくれます。また、近年は低価格のファストファッションのショップも増えてきており、新社会人のお財布に優しい一面も。
さらに食の面でも、老舗から話題の店まで様々な店があり、ランチやディナーをするのが楽しいと評判です。
今回は東京の5つのエリアについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
就活において、重視するポイントは人それぞれ。モチベーションを高めるために、「勤務地」から興味を持って進めていくのもアリだと思います。けれど、志望先の業務に全く興味がなかったら、受かるのは難しいということも念頭に置いておきましょう。
もし、実際に企業の選考に進むときには、「勤務地」以外の理由もきちんと考えておくことが大切です。そのためにも、自己分析や業界研究はしっかりとしておきましょう。企業にもよりますが、その街に会社がある理由が事業内容と深く関わっていることもあります。そういったことにも注目して、人と違った切り口で業界研究をしてみるのも面白いかもしれません。
次回は、『憧れのあの街で働きたい! 人気の勤務地【関西版】』をお届けします。どうぞお楽しみに!!