今回、JOBRASS編集部では、サービス業を中心とした、“土日祝が休みではない”働き方をしている社会人109名に、なぜ今の仕事を選んだのか、理由やきっかけを教えてもらいました。
やはりもっとも多かったのは、「好きだから」「自分の力を活かせそう」という声。業界や職種はもちろん、「人と接するのが好き」など、直接人と接することで、「役に立っている実感」がある、という声も多く見受けられます。
またきっかけとしては、「子供の頃からの夢」というほか、アルバイトをしてみたら好きになったという人や、「縁」というケースも。
・好きだから(男性/プログラマー/48歳)
・洋服が大好きだし、接客も好きだから(女性/アパレルの販売/33歳)
・ホテルがすき(男性/宿泊業/43歳)
・酒好きなため(男性/バー経営/47歳)
・教えることが好きだから(男性/塾講師/36歳)
・動物が好きだから(女性/ペット業界でトリマーの仕事/36歳)
・自分に出来ることだったからだと思います(女性/飲食店/31歳)
・自分の趣味を活かしたりできるから(男性/家庭教師/41歳)
・これなら自分に出来ると思ったから(男性/眼鏡業界/45歳)
・自分の力で癒しをしてみたかった(女性/リラクゼーション/41歳)
・英語を使った仕事がしたかったので(女性/教育関係で学習塾/49歳)
・資格を持ってるから(男性/建築業/42歳)
・人が好きだから(男性/人の休みが仕事日という仕事/42歳)
・人と接することが好きだから(男性/販売業/41歳)
・人と接する仕事をしたい(女性/サービス業/24歳)
・人に接することが好きだから(男性/役所の市民センター/46歳)
・接客が好きだから(男性/ホテル/42歳)
・接客が好きだから(女性/保険/49歳)
・人に直接 接することができて、ありがとうと感謝の言葉がかえってくる(男性/介護福祉関係の会社で、ガイドヘルパーの仕事/48歳)
・人の役に立つ(男性/介護/41歳)
・一人でも子供を育てていけるように(女性/医療業/38歳)
・バス事業は地元に根差すので貢献したかった(男性/貸切バス事業/43歳)
・学生のころやっていたアルバイトで興味を持った(男性/小売業界/43歳)
・アルバイトをしたのがきっかけで、自分でお店を持ちたかった(女性/飲食業/40歳)
・学生のときから、飲食店でバイトしてたので自分に合うものだと思ったから(女性/毎日営業の飲食店/24歳)
・結婚式場のアルバイトをしていてすごく働いていて楽しかったから(女性/飲食サービス/26歳)
・子供のころからのあこがれ(男性/理容関係/46歳)
・憧れてたから(女性/作業療法士/23歳)
・中学生の時に福祉体験をして、介護をしたいと思った。資格のある仕事がしたかった(女性/介護/32歳)
・嫁ぎ先の家業だから(女性/漁業/44歳)
・嫁の父親が大型トラックの運転手で、大型の免許を取りに行くことを勧めてくれたのがきっかけ。給料が良さそうだと思ったし、体を動かす仕事が向いてる自分にはあっているんじゃないかと思ったから(男性/運送業/31歳)
・家の後継ぎの為(男性/農業/48歳)
・結婚相手が自営業者だったので、自然と手伝うようになった。(女性/歯科技工/44歳)
ただ、「好きなこと」なら仕事にできるか、というと、そういうわけでもありません。現在、農業に従事しているという男性(27歳)は、
「自分はもともとパン屋さんになりたくて就職活動時に全国のパン屋さんを受けてきましたが、全て駄目でした。卒業式まで残り6ヶ月になったところで焦り始め、闇雲に自分に向きそうにもない職種から一度は内定をもらいましたが、考え直して内定を断り、残り2ヶ月。
1ヶ月間、就職活動を休止して自分と真剣に向き合い「何がしたい?」と考えたときにたどり着いたのが、やっぱりパン屋さんでした。でももう受けるところが無い。
その時、ふと『パンって原料は小麦だよな?』と思い、大学が農業関係だった自分は、『だったら小麦農家に就職し、小麦の勉強をして、パン屋さんになったら面白いんじゃないか?』と思い、卒業1週間前に今の職場を受け、卒業2日前に決まりました。今ではその選択が正しかったと感じています。現在は露地で小麦、甜菜などを生産しています」
と話してくれました。
就職は縁、ともいいます。自分のやりたいこと、やれることは何なのか、突き詰めて考えたうえで活動をすれば、きっと道は拓けることでしょう。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2017年10月13日~10月23日
対象:土日祝が休みではない仕事をしている社会人 計109名