就職活動が始まると、就活サイトや企業サイトで、「採用情報」を見る機会が増えます。
給与はいくらなのか、就業時間はどれくらいか・・など、しっかりと確認した上で面接等に挑まなければ、いざ採用された時に「こんなはずじゃなかった」と後悔することがあります。
しかし、採用情報といっても、普段見慣れない言葉や、なんとなくしか知らない言葉が多く、よくわからないまま就職活動をしている学生も多いことでしょう。
今回は、そんな「採用情報」から、代表的な言葉をピックアップし、簡単に解説してみます。
1ヶ月単位で支払われる賃金のこと。基本給に諸手当を含んだケースが多いです。
月給にインセンティブやボーナスなどを含んだ総支給額のこと
ボーナスを含んだ、年間の賃金のこと。一般的には、12等分されて月々に支払われます。
臨時的に支給される金銭のこと。いわゆる、ボーナスであり、年1~2回の場合がほとんどです。
また、企業の業績や個人の成績、責任の大きさなどで金額が変わります。
給料が上がること。通常「年2回」などと書いており、表記どおりのタイミングで給料が上がります。
時間外労働のこと。労働基準法では、労働時間は1週間で40時間、1日8時間を超えた労働を禁止しており、それを超える場合は、25%以上の割増賃金を支払う必要があります。
また、休日出勤や深夜勤務も割増賃金を支払う義務があります。
週2日の休みが1ヶ月に1回以上あること。毎週というわけでない点に注意。
毎週確実に週2日の休みがあること。
使用者(つまり企業)が従業員を採用する際に、その職業能力や勤務態度など「適格性」をみたうえで最終的に本採用するかどうかを判断するための期間のこと。
通常は2~3ヵ月が多く、また給与についても本採用時と変わらない場合が多い。
始業・終業時間を従業員自身が決定できる制度のこと。ほとんどの場合は、一日の中で必ず終業しなければいけない時間(=コアタイム)が設定されており、その前後ならいつ出社・退社してもよいことになっています。
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険の4つの保険のいずれかに加入している時のこと。
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険すべてに加入していること。
今回は簡単に説明しましたが、もっと詳しく知りたいという人は、是非グーグルなどで調べてみてください。
労働に関する法律やルールというのは本当にややこしいもの。
しかし、これらを理解することで、より理想の社会人生活が送れることと思います。
是非、時間のあるときに、しっかりと調べてみてくださいね。