今や女性の割合が多い職場も珍しくありません。そんななか男性が就職するのは、居心地が悪くならないのでしょうか? それとも案外居心地が良い? JOBRASS編集部では、女性が多い職場に就職した男性会社員に、「異性が多い職場で得したこと」を聞いてみました。
とにかくモテる、彼女もつくりやすいという声が多く寄せられました。
・若い時はとにかくモテました。支店にファンクラブができたくらいです。でも有頂天になっていたので失敗も多くしました(男性/総務・人事・事務/44歳)
・女性と接することが多く、彼女を探すことやデートすることは簡単でした。男としては両手に華でした。楽しかった(男性/その他/45歳)
・飲み会などに行っても、女性が非常に多いのでよく声をかけられます。やはり競争率が問題であるんだと思います(男性/医師/44歳)
重宝がられる、優しくしてもらえるという声も多数。比較される男性が少ないというのも、得をする一因なのでしょうか。
・何をしても目立ち、優しくしてもらえる機会が多かった(男性/営業・販売/40歳)
・何か困っていることがあると、女性の方から話しかけて協力してくれたりするので大変ありがたい(男性/コンピュータ関連以外の技術職/35歳)
・男性が割合的に少ないため、常に女性に大切に扱ってもらえるので、助かります(男性/その他/38歳)
・分からない事があれば優しく丁寧に教えてもらえます。その点では男性のみの職場よりかはかなり良いと感じました(男性/その他/38歳)
女性が多い職場でも、人間関係は関わらずに済むことにホッとした、という意見も散見されました。
・女性は結果を求めない話題でしゃべっていることが多いようで、そういった話題にあまり巻き込まれない点が良かったと思う(男性/その他/30歳)
・女所帯はイジメとか派閥とか、陰湿な要素が多い。そういった女性特有のドロドロした人間関係のしがらみに巻き込まれないで済んだ(男性/その他/45歳)
・女性同士の派閥やイジメが多発しているので、関わりがなくてホッとしている。特に派閥については、上下関係以上にキツそう(男性/コンピュータ関連以外の技術職/42歳)
女性の多い職場で力仕事となると、俄然注目されるのが男性の存在。頼られて嬉しさを感じたという声も多数。
・力仕事を担当した後はモテる(男性/その他/32歳)
・力がいるような作業をしなければいけないような時に、役に立った感じになる(男性/その他/43歳)
・力仕事など苦でも何でもないが、してあげると喜ばれるし、女性が多いというのは独身男性からしたらパラダイスだと思う(男性/公務員/36歳)
・力仕事を任されることがあるので、自己有用感を得ることはできる。そのほかには特に感じた経験はないが、頼られるというところが大きい(男性/公務員/38歳)
その他、今の時代にはあまり当てはまらないかもしれませんが、「当時管理職は全てといって良いくらい男性が占めていた。反面、女性は数年で寿退職の時代でした。その点では得したなと思います」(男性/その他/41歳)という意見もありました。ちなみに「モテそう」なんていう不純な動機で異性が多い職場をあえて選んだという人はゼロ。全員が、やりたいことや魅力的な職場が、偶然女性の多い企業だったという理由でした。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年10月14日~2016年10月20日
対象:女性の割合が多い企業・業種・職種に就職した男性 計34名