いよいよ開催が迫った、JOBRASSがお届けする業界・企業イベント「JOBRASS Real(ジョブラスリアル)」をはじめ、
採用情報が解禁される来年の3月(プレ期)まで、さまざまな会場で業界研究イベントが開催されます。
ここ近年、このプレ期に行われる業界研究イベントの開催数も多くなっており、それに伴い参加する学生も多くなっています。
今回は、就職活動が本格化する前の、プレ期イベント・業界研究イベントの効果的な活用方法をお伝えします。
アイデムの調査によると、みなさんの先輩である2017卒の先輩たちが、就職活動を開始したピークは12月。
多くの先輩が3年生の6月にナビサイトに登録したあと、夏休みにインターンシップに参加し、秋は一旦就活をお休みし、本格的に就活対策をスタートするのが12月。
12月に行ったこととして、回答が多かった項目は【企業・業界研究】【合同企業説明会・セミナーへの参加】【ビジネスマナー】が挙げられました。年を越え、ピークを迎えたのは【自己分析】【SPIなど対策】【エントリーシート対策】【面接対策】など選考対策。
12月中に、ある程度の業界や企業を把握しておきたい、ということからか、12月のイベントに参加する学生も多くなっています。
ただし、就職活動を終えた先輩たちがもう少し行っておきたかったと答えたり、企業担当者が学生にもう少し力を入れてほしいと答えるのも【業界・企業研究】です。
時間がかかるものですので、まずはここを乗り遅れないように、年内は【業界把握】【業界研究】を行い、【自分は何に興味があるのか】をチェックしてみましょう。
調査元:アイデム人と仕事研究所調べ 2017年3月卒業者に対する調査(3月1日時点)
https://apj.aidem.co.jp/upload/chousa_data_pdf/272/2016_03_01gakuseichousa.pdf
就活をはじめると【業界研究】をするように言われますが、一体何をすればよいのでしょうか。
業界をざっと知ること?企業のサービスをすること?……など案外イメージがついていない人も多いはず。
業界研究でやっておきたいことは「商材の動きを捉えること」です。
どういうことかというと、
その業界は、どのような商品・サービスを手掛け、どのような対象を顧客にし、どこで利益を上げているのか
ということを把握していくことです。
わかりやすくイメージできることで言うと、「有形・無形」という言葉を聞いたことはあるのでしょうか。
有形・無形とは文字通り「物があること、ないもの」。
食品メーカーのように、ある食品を生産して、販売していく業態もあれば、人材紹介サービスなど人を通じて、紹介料などが発生するような、形の無い人材業界のような業態もあります。
このように業界によって異なる「商材の動き=ビジネスモデル」を捉えることによって、業界研究イベントに参加した場合でも、
この業界はどのようなビジネスモデルで展開されているのか、その違いがわかるようになります。
現時点で興味のある業界がある場合は、今のうちにどのようなビジネスモデルで展開されているのかを事前に把握しておきましょう。
1)参加しやすい
早期のイベントは、みなさんが良く知る有名な企業も多く、参加するのにハードルが高くありません。
就活のスタートアップであることも多いので、企業もわかりやすく説明をしてくれます。
そして何より、3月上旬に行われる合同企業説明会はかなりの混雑が予想されます。
人気企業であればなおさらです。金融、食品、広告、航空、テレビなど……こうした企業のブースは確実に
混雑するといってよいでしょう。
プレ期のイベントでも混雑はするものの、就活が本格化する3月よりも参加しやすいことが多いです。
そのため、早めに参加しておき、話を聞いておくことができるのが第一のメリットです。
2)本番まで時間がある
何よりも、本番まで時間があるのがメリットです。例えば12月に業界研究のイベントに参加して、わからないところ、不足していること、反省があったとしても
その次の1月、2月のイベントや本番までに対策・挽回することが可能です。早めに対策しておくことを薦められるのは、間違っても修正することができるからともいえます。
イベントに参加して、気になるところがあれば、メモをして、次回イベント・選考では解決できるように、このイベントを生かしてきましょう。
3)刺激をうける
自分が受けたい企業のブースに行ったり、就活のイベントに参加すると、同じ就活生に当然ながら出会います。そうすると、将来ライバルになりうる学生の雰囲気や意識などを体感することができ、刺激を受けることもあると思います。焦ることもありませんが、どれくらいがんばるべきなのか、モチベーションがあがるきっかけになります。情報がつかみづらい、広告やマスコミ、航空などを受ける方は就活仲間を見つけてもよいかもしれません。