まだまだ就職活動を続けているみなさん! 焦る気持ちが出てくる頃ですが、先輩にも、この時期に就職活動を始め、内定を獲得した人がたくさんいます。JOBRASS編集部では秋に就職活動を始め、内定を獲得した社会人1年目~2年目の先輩67名に、就活開始時期が遅くなり大変だったことと、それを乗り越えるために頑張ったことを教えてもらいました。
大変だったのは、「希望に合う企業が見つからない」「焦り、不安などでメンタル面がきつい」という2つが大きいようです。
・精神的な不安(男性/その他/35歳)
・選べる会社が圧倒的に少なかったことです(女性/その他/28歳)
・いい就職先がなかなかなかったのが大変だった(男性/その他/29歳)
・全てがしんどかった。自業自得です(女性/総務・人事・事務/39歳)
・周りとの説明会や面接慣れの差が出ていた(女性/その他/25歳)
・就職の時期を逃してしまい、なかなか希望の職場が見つからなかった(女性/その他/33歳)
ただ、採用数に関しては、「大手で通年採用を明言しているところ以外は、まだまだ春採用が主流。そのため確かに秋は、春よりも全体の採用数は少なくなっているかもしれませんが、そもそも春と違って、(まだ)採用していることを公にしている企業が少ないんです。なので、就職エージェントに登録し、調べてみると、面接のチャンスがもらえたこともありました」という経験を語る人もいました。
秋に就職活動をしている人に必要なのは、まず「就職できると信じる」ということと、「数をこなす」ということ。不安を乗り越えるには、面接の練習をする、説明会に参加するなど、自分で自分を信じられるだけの“実績”をつくるしかありません。
・周りが就職できているから自分もできると思い頑張りました(男性/その他/29歳)
・できるだけ、プラス思考を心がけた(女性/その他/33歳)
・マイペースでやりました(男性/その他/37歳)
・片っ端から説明会を受けた(男性/その他/23歳)
・落ちてもあきらめなかった(女性/公務員/26歳)
・ただひたすら求人サイトから興味ある企業に応募した(女性/コンピュータ関連技術職/28歳)
・とにかく、合同説明会には積極的に参加した。短い期間でエントリーシートもいくつも送った(女性/金融関係/26歳)
・たくさんの会社を受けること(女性/その他/26歳)
・限られた時間での情報収集(男性/コンピュータ関連以外の技術職/29歳)
・頑張ったことはあきらめずに就職活動したことです。あと志望動機は誰よりも心を込めて書いたことです。具体的には、この会社じゃないといけない理由や、雇った場合に企業側が得な点を明確に書く努力をしました(女性/その他/28歳)
マイナス思考をしていると、表情も暗くなってしまい、面接でも良いことはありません。プラス思考で情報収集をし、少しずつでも説明会に参加するというアクティブな姿勢こそが、内定への着実な1歩といえそうです。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年9月16日~2016年9月26日
対象:秋に就職活動を始め、内定を獲得した社会人1年目~2年目の男女 計67名