毎年、様々な企業で開催される入社式。企業の中には個性溢れる入社式を行っているところもあり、毎年話題になっていますよね。あなたが参加する入社式はどんなものになるでしょう。
・オイシックス株式会社:畑で野菜と入社式
(画像はオイシックス株式会社のプレスリリースより)
インターネットなどを通じて農家から仕入れた食材の販売事業を主に手掛けているオイシックスでは、契約農家の一つである千葉県富里市の畑で入社式が行われました。新入社員が働く前に農家の想いや産地の苦労・工夫を知り、それを仕事へのモチベーションにつなげて欲しいという願いからこの企画が実施されたそうです。式終了後はそのまま研修として収穫を手伝います。
・三菱鉛筆株式会社:鉛筆けずり入社式
(画像はNHKニュースより)
筆記用具関連事業を展開する同社では、歴史を結集した高級鉛筆である「uni(ユニ)」を小刀で削る「鉛筆けずり入社式」が2008年から行われています。このユニークな式が始まったきっかけは、当時の新入社員が「三菱鉛筆だからこそできる入社式をやりたい」と直談判したことだというから驚き。2015年度の新入社員20名のうち15名は初体験ということもあり、苦戦しながらも先輩からのアドバイスを活かして懸命に取り組む姿が見られたそうです。
・株式会社鳥羽水族館:水中入社式
(画像は鳥羽水族館公式サイトより)
三重県鳥羽市の鳥羽水族館では、館内の大水槽にて水中入社式が行われました。2006年からスタートし、認知度も上がった今ではたくさんのお客さんと報道陣がその様子を見に訪れます。多くの人が見守る中、スーツ姿の新入社員がボンベを背負って登場。水中で辞令を受け取る様子は何とも珍しい光景です。
・オタフクソース株式会社:声の手紙入社式
(画像はwikipedia より)
ソース、酢、たれなどの開発・製造・販売を行う同社では新入社員が「声の手紙」を発表することが毎年恒例になっているそうです。「声の手紙」とは、新入社員から親に向けて感謝のスピーチを読み上げるもの。「社員は家族」という企業理念のもと、30年以上前から家族を招待する形の入社式を行っているとか。
・株式会社コロンブス:靴みがき入社式
(画像はコロンブスFacebookページより)
靴クリーム、靴用品、革製品のお手入れ用品を主な事業とする同社では、「靴みがき入社式」を実施。新入社員と先輩社員がペアになって靴をみがき合うというのが恒例で、今年で43回目という長い歴史を誇っています。この企画には「商品の理解を深める」という目的の他にも、「社員としての自覚を持ってほしい」という想いが込められているそうです。