自己PRを書く時
「自分は文章力がないからな……」
「自分の魅力を伝えるのは苦手なんだよな……」
「どうやって書いたらいいのかわからない……」
などなど、悩みを抱える人も多くいると思います。
もしくは、自分では「良く書けた!!」と自信満々にESを提出しても、なぜか書類選考が通らない、という人も中にはいるかもしれませんね。
また、自分のことを良く見てもらいたい、という思いから話を“盛って”しまう人がいるのも“自己PRあるある”です。
今回はそんなあなたのために、JOBRASS新卒の自己PR欄でも使える、効果的な3つのポイントをご紹介します。
まず、自己PRを書く前に意識しておいてほしいのは、読み手への気遣い。
自分本位に書かずに、読み手の読みやすさを優先して書きましょう。
読みやすい文章を書くコツ7ヵ条
■「だ・である調(常体)」か「です・ます調(敬体)」のいずれかに統一する
■一文一文は短く
■わかりにくい専門用語は避ける
■根拠となる具体例を交える
■接続詞(特に順接)は多用しない
■適度に体言止めを挟んで文章にリズムを出す
■「の」「に」「も」を連続して使わない
文章を書き上げたら、何度も読みなおして無駄な表現を削っていきましょう。
とにかく大切なのは、企業の人事担当者が最初から最後まで“飽きず”に読めること。途中で「読みにくいから読まない」というのを避けるためにも、読み手の読みやすさを意識しましょう。
前の章で述べたコツを頭に入れてから
次は、自分の強みは何なのか、過去のエピソードから分析してみましょう。
他の学生と比較して……
■自分はどういう特性を持っているのか
■自分はなにを一生懸命取り組んできたのか
など、強みとなる“キーワードを書き出していく”と、より明確になります。
強みが分かったところでさっそく自己PRの作成です。
書き方の基本は、結論から述べること。
「自分の強みは、組織における問題を分析し解決に導くことです。」
このように先に結論を述べましょう。
それからその根拠付けとして過去のエピソードを持ってきます。そうすることで、自分の強みに信憑性を持たせるのです。
根拠付けとなる過去のエピソードは、自分が具体的に取り組んだことや対策したことを述べましょう。その結果として得られた対価もしっかりと添えるとより良くなります。
さらに、最後に自分の強みがいかに企業に貢献できるのかを述べ、自己PRを締めくくりましょう。自分がどのように貢献できるのかを述べることにより、企業への意欲をアピールすることができますよ。
WEBエントリーシートを提出する機会も増えたみなさん、ここではWEBエントリーシートで気をつけてほしい点を紹介します。
JOBRASS新卒の自己PR欄を見本に、お伝えします。
↓↓↓JOBRASS新卒の自己PR画面です↓↓↓
まずはPRポイントに前章でピックアップした“自分の強み”のジャンルをチェックしましょう。
そしてタイトルです。
タイトルは最大100文字まで入りますが、できれば32文字前後に納めましょう。タイトルが長すぎると間延びした印象になってしまいますし、短すぎるタイトル(一言程度)だと内容を表現できません。
見た目にも、中身に興味を引くという意味でも、ちょうどよい文字数というのは32文字前後と言われています。
またタイトルは、読むメリットが伝わるようなワードを入れると「読んでみよう」と思ってもらえます。あなたという人材を採用したら一体どんなメリットがあるのか、タイトルから読み取れると人事担当者の興味を引くのです。
いよいよ、本文ですが……
WEB上で自己PRを作成するポイントは「適度な改行」です。
テキスト化された情報、特にWEB上の文字情報は人間が読み取るのに限界があります。あまり“詰まり過ぎ”ていると、それだけで読むことに疲れてしまいます。言い換えると、枠の中にある程度のスペースがあると読みやすい、ということです。
文章をただツラツラと書くよりは、見易さにも気を配りましょう。
伝えたいことによっては、「見出し」を作ったり、「箇条書き」にしたりしても見易さが変わります。
≪例≫
私の強みは積極性です。 私はゼミで○○について研究しています。 【私がより知識を深めるために行ったこと】 これらの経験で培った積極性は貴社の〇〇でも活かせると考えています。 |
これは簡単な例ですが、このように自分が伝えたいことが複数あり、「~たり、~たり」といった並列助詞を用いて書くより、箇条書きにした方が伝わりやすい場合もあります。
ちなみに、JOBRASS新卒では入力フォームを縦に伸ばすことができます。
入力しながら、内容や改行・見た目を確認したい場合は、赤丸の部分をつまんで下に広げてみてください。
いかがでしたか?
今回は、効果的な自己PRに必要な3つのポイントをご紹介しました。
大切なのは、伝えたいメッセージを明確にし、読み手(企業の人事担当者)を気遣った、読みやすいものにすることです。
何枚、何十枚、何百枚と毎日エントリーシートを読んでいる人事担当者です。「読みにくい」「読みたくない」と思われるよりも、「読まれる」文章を書くことが内定への一歩。社会人になってからも、報告書やレポートなどで文章を書く機会が多くあります。そんな時もこの記事を役立てていただければ幸いです。
▼▼▼参考記事▼▼▼
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