働き方を考えたとき、大きなくくりとして「総合職」と「一般職」があります。総合職の就活にはさまざまな情報があふれていますが、一般職採用では、何が重視されるのでしょう? 学歴? コネ? それともルックス!?
JOBRASS編集部では、採用担当者100名を対象に「一般職の採用で重視するもの」を尋ねました。すると、ダントツ1位だったのは「性格」! 2位以下は……? その他採用担当者が見ているポイントも合わせてご紹介します。
JOBRASS編集部では、採用担当者100名を対象に「一般職の採用で重視するもの」を尋ねました。
【一般職の採用で重視するもの】
1位:性格 79.0%
2位:学歴 41.0%
3位:資格 40.0%
4位:見た目 37.0%
5位:実家暮らし 9.0%
6位:通勤時間 8.0%
その結果、なんと「性格」がダントツ1位! 2位以下は「学歴」「資格」「見た目」が僅差で続いています。
「性格」「見た目」については、外部との対応や、内部でいろいろな人から仕事を受けることも多い一般職では、人あたりや話しやすさといった点が重視されるのかもしれません。「学歴」「資格」は仕事の処理能力を判断する指標ですね。
それ以外で重視されるのは、「実家暮らし」「通勤時間」。こちらは、一般職は総合職に比べて給料が安いことから、実家のほうが企業にとって“安心”ということと、通勤時間も長すぎると負担が大きいのでは……という点をみているのです。
その他、採用担当者が、一般職採用で見ているポイントを聞いてみました。
1)人柄、人間性
1位の「性格」とも類似しますが、やはり「人柄」「人間性」を挙げる声が目立ちました。総合職と異なり、一般職でとりわけ人柄に重きをおかれるのは、ムードメーカーとしての役割も必要だからかもしれません。
・人柄
・性格や人間性
2)コミュニケーション能力
「性格」「人柄」とともに多くあがったのは、「コミュニケーション能力」。一口に「コミュニケーション能力」といっても、そのなかには、以下のようなポイントも含まれるでしょう。
・聞く姿勢
・協調性と積極性
・しゃべり方
・忍耐力
・対人関係力
・話し方であり、理解力
・当意即妙な受け答え
・笑顔。はきはきと語尾まできちんと話すかどうか。履歴に説明をにごす空白がないか
3)やる気
課題をいかにこなすか、という点で根気や達成意欲も問われます。
・職務への熱意
・熱意、課題解決力
・仕事に対する意欲が感じられるか
・やる気、覇気
・やる気、達成意欲
・やる気・根気
・実務能力、仕事への適性
・目。目が生き生きとしているかどうか
4)マナー
外部の人と接することも多い一般職では、社内外でのマナーは大切。身なりといったことだけでなく、言葉遣いや話し方、字のきれいさもポイントです。
・匂い
・基本マナー
・第一印象がよいかどうか。字がきれいにかけるか。言葉遣い・礼儀正しいかどうか
・言葉使い
・話し方
5)地頭の良さ
社内でのムチャぶりもあるでしょうし、社外でアクシデントがあった時には総合職社員のサポートをすることもあります。そんなときは臨機応変な対応力が求められるため、地頭の良さも重視されるようです。
・知力
・明晰さ
・対応力
・地頭の良さ
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2015年10月23日(金)~2015年10月26日(月)
対象:企業の採用担当者 計100名