就活の面接前日を迎えると、どうしても不安が頭を過ぎるもの。なぜか落ち着かず、「準備はきちんとできているか」など考えてしまうこともあるでしょう。「見落としていることがあるのではないか」「まだ何かやれることがあるのでは」など、焦りが募ってしまいます。
しかし前日にきちんと準備すれば、当日の面接に万全な状態で臨むことができるでしょう。では、いったい何をすれば良いのか。ここでは面接の前日にやっておくべき準備を7つご紹介します。
1)情報収集に力を注ぐ
面接前でも、新たな情報は得られます。ギリギリまで志望企業に関する最新情報をチェックし、情報感度の敏感さをアピールするのに役立てましょう。もちろん、当日の朝も新聞には目を通しておくことは重要です。最低でもトップニュースや経済面、社会面のチェックは怠らないようにしてください。志望企業に関するニュースがなくても、業界に関連する内容は要チェックです。尚、上場企業を志望している場合は、株式市況や志望企業の株価も確認しておきましょう。
2)志望企業の情報確認
面接前日には、改めて志望企業の資料に一通り目を通しておきましょう。創立年月日や資本金、社長名、経営方針、業務内容、売上高、利益、社員数などの基本情報は覚えておかなければなりません。相手(志望企業)を熟知することは、面接での緊張を緩和するのにも役立つはずです。また、面接で質問される可能性の高い履歴書やエントリーシートの内容も、見直しておくと安心です。事前にコピーを残しておき、「どんなことを質問されるか」について面接官の立場から考え、回答を準備しておいてください。
3)面接のイメージトレーニング
面接の前日にイメージトレーニングしておくと、実際の面接でも良い結果を残せるでしょう。あらかじめ設問を想定し、答え方をイメージする方法です。同じ質問がされれば、慌てることなく面接時にスムーズな受け答えができるはずです。もし想定外の質問がされても、イメージトレーニングできているか否かでは心構えが違います。どうしても面接日が集中したり、エントリーシートを記述したり、あるいは学業もあるなど日々忙しいでしょう。しかしそれでも、前日には時間をとってイメージトレーニングしておいてください。寝る前の時間やお風呂に入っている間、あるいは移動中などでも行えます。
4)なぜその会社を志望するのかをもう一度考える
志望動機の再認識にもなりますが、「なぜその会社に入りたいか」を改めて前日に考えるのも、面接時の質問に答えるトレーニングとなります。「なんとしてでも入社したい」という強い入社意識の再確認をすることで、自身の情熱を面接時に伝えやすくなるはず。自分の考え方や、情熱に間違いはないか。そうしたことを確認すればモチベーションが高まり、さらに気持ちを引き締めて面接に臨むことにも繋がります。面接当日には、そうした情熱を面接官にぶつけるつもりで、自分のやる気や意欲を伝えていきましょう。
5)面接対策も練習のやり過ぎは禁物
面接の前日だからと言って、志望動機を丸暗記するような練習は行わないようにしましょう。記憶を頼りに思い出しながら話そうとすると、つい早口に話してしまいます。また、ちゃんと面接官の目を見て話すことができず、悪い印象を与えかねません。あくまで事前に用意した志望動機は、土台に過ぎません。思いさえ固まっていれば、あとは自分の言葉で語れば良いのです。
6)身だしなみのチェックを怠らないこと
前日には、面接に来ていくスーツやハンカチのチェックにも気を配っておきましょう。また、「爪が伸びていないか」「ワイシャツの襟や袖口は汚れていないか」「靴に汚れが付着していないか」など、身だしなみも確認しておきます。服装や持ち物に気を配ることは、人と会ううえで最低限のマナーです。見た目は相手からの印象を決定づける大切な要素ですので、忘れないようにしてください。
7)面接前日就寝前にしておくこと
面接への遅刻は厳禁です。そのため、目覚まし時計はしっかりとセットしましょう。もともと寝起きが良くないとか、なかなか起きられない人は、より入念な対策が必要です。また、当日に持ち歩く荷物をしっかりと準備をして、バッグに忘れずにしまっておきましょう。万全に準備を整え、当日の朝にバタバタしないよう余裕をもって出かけられるようにすることが大切。もちろん、早めに就寝しておくこともポイントです。
面接前日は、とにかくすべての点で当日を万全の態勢で臨めるように準備と確認をしておきましょう。そして、当日は心身ともに良いコンディションで面接に取り組めるようにしてください。準備するという作業が心を落ち着かせてくれます。
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