最終面接までたどり着ければ、残るは最終面接のみ。
しかしこの最終面接まで、なぜかなかなか進めない人がいます。
何度も選考での不採用が重なると、「なぜだろう」と思い悩んでしまうでしょう。
しかし“落とされてしまう”就活生の特徴を知ることで、自分自身を改善していくことができるはずです。
今回は面接に落ちてしまう主勝正の特徴を貝瀬宇するとともに、落ちないためのポイントを紹介していきます!
〈ダイジェスト〉
1.面接に落ちてしまう就活生とは
2.面接を通過するための心構え
3.面接通過のポイント
4.まとめ
面接では、かなり手厳しい質問をされることもあります。
例えば学生時代に取り組んできたことに対して、具体的な成果や結果を聞かれるかもしれません。
あるいは仕事に対する自身の考えなど、簡単に答えられない質問を投げかけられることもあります。
一次面接より後になると、現場責任者が面接を担当することが多くなるでしょう。
その際、面接官はまず「自社の現場に向いているかどうか」を面接で判断しようとします。
では、いったいどのようなポイントからそれを判断しているのでしょうか。
それは、社内外において円滑にコミュニケーションを図れるかという点、そして、一緒に働きたいと感じられる雰囲気や魅力を持っているかという点が挙げられます。
面接官の立場から見た場合、不採用となってしまう就活生には次のような特徴が見られるようです。
面接官は会話の中から、先の面接で話した内容との食い違い、あるいは矛盾点などをすぐに察知します。
なぜなら、それ以前の面接で話した内容は、以後担当する面接官にも共有されているからです。
その場しのぎの回答では、面接を重ねる毎にそうしたボロが出やすくなってしまうでしょう。
そうなれば、選考を進むことは困難になります。
そうならないよう、面接での受け答えはメモに残しておきましょう。
次の面接前に見直し、会話内容に食い違いや矛盾が起きないよう対策することが重要です。
面接を通じ、一貫した情熱や考えが面接官に伝えられるようにしてください。
面接を担当する面接官は、入社後に自分の上司となるかもしれません。
二次面接以降を担当する社員は係長・課長クラスの人が多く、現場では直属の管理職です。
こうした立場の人は、どのような人物が現場で必要とされるのかを熟知しています。
そのため、面接を通じて
「この人と働きたい」「この人は活躍してくれる」「求める人物に合致している」
と感じてもらえることが大切です。
とはいえ、就活生に即戦力性を求めているわけではありません。
知識や資格はもちろんプラスになりますが、必須とはならないでしょう。
では何をアピールできれば良いのか。
面接では何よりも自分のやる気を、最大限に面接官へ示すことが重要となります。
面接で質問される内容も「志望動機」「入社後の抱負」などが多いでしょう。
自分そのが企業でどうなりたいのか、何をしたいのか。
あるいは何に魅力を感じているのかなど、本音の気持ちを知りたいと考えているのです。
仕事に繋がる資格や技術を持っていれば、その取得経緯もあわせてアピールしましょう。
その仕事に取り組みたい、あるいはその企業で働きたいという気持ちに対する、具体的なアクションとして印象に残ります。
なかなか面接を通過できない人の中には、こうした知識・経験を上手く表現できないケースが少なくありません。
自分の持っている知識やこれまでの経験をひも解き、「仕事に繋がるものはないか」をよく考えてみましょう。
また、面接本番になって緊張してしまうならば、事前に面接練習やイメージトレーニングを行うのも1つの方法です。
それが経験値となり、自信が生まれてくることでしょう。
そうすれば、面接の場でも臆さずに堂々を話せるようになります。
面接本番では、受け答えだけでなく表情や声にも注意してください。
明るい表情と大きくハキハキとした声。それだけで好印象に繋がるものです。
うつむいてしまうと、あなたの声は聞き取りにくくなります。
暗い印象を与えてしまうと、たとえ素晴らしい経験や知識があっても「一緒に働きたい」とは思ってもらえないでしょう。
面接では、そうした見た目の印象がとても大切です。
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面接で不採用となるのには、やはり何かしらの理由があります。
そしてその多くは、自らを見直し、改善することで回避できるものです。
まずは面接官の立場から、自分自身の対応について客観的に考えてみてください。
その際、面接官が会社においてどのような立ち位置にいるのかも考えましょう。
すると必然的に、「何を見られていたのか」も分かってくるはずです。
不採用が続くと、中には「どうせダメだ」などネガティブな考えばかりが浮かんでしまうこともあるでしょう。
しかしそれでは、前に進むことはできません。
失敗したのであれば、その理由を探り、改善すること。
同じ失敗をしないようにしていけば、少しずつ面接スキルも上がっていきます。
諦めず、企業側から魅力的と感じてもらえる人物を目指していきましょう。