対策をするにはするけれど、練習通りにはいかないのが面接というもの。
JOBRASS編集部では、社会人1年目~2年目の先輩118名に、就職活動をしていた当時、変わった面接や圧迫面接、ユニークな会社説明会があったかどうかを尋ね、「ある」と答えた人にはその内容を教えてもらいました。
【就職活動をしていた当時、変わった面接や圧迫面接、ユニークな会社説明会に行ったことはありますか?】
・ある 22.9%
・ない 77.1%
調査の結果「ある」と答えた人は、22.9%と5人に1人ほど。では、その内容は?
圧迫面接では、目の前の学生をけなしたり、興味がないフリをしたり、不快にさせたりといったケースが多いようです。そうなったら、冷静になって自分の話を続けるしかありません。
・何を話しても興味がないふりをしたり、鼻で笑われる圧迫面接(女性/総務・人事・事務/27歳)
・圧迫面接で、自分が自己PRを話している最中、他の学生の履歴書を読んでいたりもう一度最初から話を求められたりした(女性/その他/22歳)
・持っている資格をけなされた。自分にとっては大切だと説明した(女性/その他/26歳)
・態度があからさまに悪く、質問に答えてもそっけない返事しかもらえなかった。威圧的な態度だった(女性/その他/29歳)
・役員面接で、ため息をつかれたりこちらに不快感を与える動作を受けた。冷静になろうと落ち着かせ喋り続けた(女性/総務・人事・事務/27歳)
・面接途中に、いきなり「やる気あるの?」と怒鳴られたこと(女性/その他/25歳)
企業のことや、学生のこれまでの経験とは関係なく、「その時どうするか」「自分を例えると何か」を聞く質問は少なくありません。これらに正解はなく、担当者は、そう考える「理由」「根拠」を重視します。学生の思考回路をみることで、行動パターンまでも読むのです。
・あなたがもし、貯金がなく、働き手もない、絶望的な状況下に陥った時、まず何をして生活していくかを問われた(男性/営業・販売/25歳)
・自分を漢字で表すとなにかと聞かれた。夢と答えた(女性/その他/26歳)
・謎解きがあった(女性/総務・人事・事務/24歳)
歌う、ジェスチャー、アドリブ、さらには「コスプレ」があったという声も。
・歌う(女性/総務・人事・事務/23歳)
・何かのセリフを言ってみるというような、役者のオーディションのようなものがありました(男性/その他/27歳)
・悲しい、嬉しい、楽しい、寂しい、痛い、この5つの感情を言葉なしでジェスチャーだけで表現してと言われた(女性/その他/25歳)
・面接にコスプレで行かないといけなかった(女性/その他/23歳)
1分、立ったままなど、面接形態がユニークなもの。会って一言でも交わせば、何らかわかるということでしょうか。
・一人持ち時間1分程度の面接(男性/営業・販売/25歳)
・立って面接をしたこと(女性/その他/20歳)
その他、「その会社の売りにしている商品の体験」「その場で履歴書を書かされた」なども。これらは一見普通ではないようですが、共通するのは“臨機応変に対応する力”が求められているということ。自分を良くみせようと思わず、全力で真剣に取り組む姿勢が、評価されるということを忘れずに臨めば大丈夫!
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年9月16日~2016年9月26日
対象:社会人1~2年目の男女 計118名