ある就職活動の面接にて、面接官からこんな質問が飛んできました。
「何か特技はありますか?」
何の変哲もない、面接ではよく聞かれがちなものだと思います。しかし、時にはこんなケースもあるようです…。以下やりとりをご覧ください。
面接官 「何か特技はありますか?」
就活生 「はい! 特技は口笛です」
面 「へー! ちょっとやってみてよ!」
就 「え…。わかりました。ピュー(弱々しく面接室に響き渡る口笛)」
面 「はい…、わかりました」
このように、特技を披露してほしいとリクエストされる場合もないとは言い切れません。今回は、面接の場で、特技を披露したことがある人にその時のエピソードを聞いてみました。
「弓道の弓を引くフリをして、打って当たった設定でリアクションとった」
「相手がいると仮定して、レスリングの試合を再現」
「ヒンディー語を話した」
「実際に面接会場で熱唱した。ちなみに小田和正を歌いました」
「体が異常に柔らかいことをアピールするために、スーツで無理をしたら破けた」
「円周率を延々と言った。多分面接官はあっているのかさえわかっていなかった(笑)」
「お世辞が得意と書いたことを後悔。突っ込まれると思わず適当に書いていた」
ちなみに今回のアンケートでは「特技を披露したことがある人の割合」は6.3%でした。寄せられた意見を見てみると、その場でできそうな特技は「やってみてよ!」と面接官からリクエストされる可能性が高くなる傾向にあるようです。
なかには「お笑いサークルに所属していた」、「人を笑わらわせるのが得意」などと面接で言うと、「一発ギャグをやってみて!」と、宴会のような無茶振りをされることもあるとか。そのような事態になったときは、すべってもいいので思いっ切りやってみるのがいいそうです。たとえウケなくても「披露した勇気」自体が評価され、場も和むので、マイナス効果にはならないとのこと。
あなたの特技欄には何と書いてありますか? もし面接官に「披露してほしい」と言われたとき、対応することはできますか?
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース2016調べ(インターネット調査)
調査期間:2014年12月24日(水)~2015年1月5日(月)
対象:入社1~2年目の社会人100名・就職活動を終えた2015年度卒予定の学生計350名