いよいよ、説明会や面接など、フォーマルな場で社会人と会う機会が増える冬。
いたずらに評価を下げてしまわないように、しっかりと準備しておきたいところです。
今回は、就活生を代表してM大学の土井くんとP大学の寺谷さんが、就活セミナー講師の岡田さんに「就活生の【スーツ・私服】のポイント」をヒヤリングしてみました!
≪目次≫
【1】清潔感が全て。15秒で印象は決まる。
【2】どうしても個性を出すなら、ネクタイ。
【3】服装自由はスケジュールに合わせる。
【4】髪は触らない!癖に気をつけよう。
清潔感が全て。15秒で印象は決まる。
さっそくですが、就活の服装って、何に注意すればいいんですか?
一番大切なのは、「清潔感」ですね。誰が見ても、不快な思いをしない。これに尽きると思います。
例えば、スーツにシワがあると、「この人は生活がだらしないのかな」と思われることがあります。冬の時期だと、コートの毛が上着についたままだったり、雨の日だと、裾や靴に泥などがついたままだったり、そういったところも気にされる方はいます。
そういう方もいるんだ、と割り切って準備するに越したことはありませんね。
靴の革を守るクリームやスーツ用のブラシは、ディスカウントショップにあります。常に携帯しておくと心強いですよ。
スーツのシワは何とかなりませんか。クリーニング代もバカになりません。
豆知識なのですが、基本的にスーツには「ウール」という素材が入っています。ウールは伸縮性があるので、スチームアイロンを当ててあげるとシワは取れますよ。
そう。かなり目立つので、常に予備を持っておきましょう。
個性を出したいなら、ネクタイで。
就活生のスーツって、みんな同じだから、もっと個性を出したいんですけど。
どうしても、という場合は、ダークネイビーのスーツをチョイスしたり、ネクタイを変えてみてはいかがですか?
無地かストライプ、色は2色までに留めておきましょう。結び方によっても印象が変わりますよ。
シャツ・ブラウスは種類によって着こなし方が異なります。
例えば女性の「スキッパーシャツ」は上着の襟から出したほうがいいです。購入する際は店員さんに聞いてみましょう。
あと男性で多いのは、白の無地のシャツなのに、ボタンが黒色のものを着ている方がいます。年齢層が高い社会人の方だと、少し違和感を覚えるかもしれません。
暖かい季節になると企業もクールビズを勧める可能性があります。
「上着脱いでいいよ」「ネクタイ外していいよ」と言われるので、男性はボタンダウンのシャツがおすすめです。レギュラーシャツはネクタイを外すと、だらしない印象になりますので。
服装自由はスケジュールに合わせる。
どちらかというと、就活をやっていて悩むのは、スーツより私服なんですが……。
わかる。最近はオーバーサイズが流行ってるんですけど、ダメですか?
ちょっとでも「大丈夫かな?」と思うものは、避けたほうがいいです。
オフィスカジュアルと言われるような、私服でもシャツやブラウスなど、清潔感が伝わりやすいものが好ましいです。
避けましょう。柄の多いものや、サイズの合っていない服もやめましょう。
ご自身の前後のスケジュールに合わせればよいと思います。
アルバイトや授業があれば私服、就活の予定があればスーツを選んでも大丈夫です。
髪は触らない!癖に気をつけよう。
髪型はどうすればいいですか?ワックスとか必要ですか?
整髪剤は必須ではありませんが、髪が気になって頻繫に触ってしまうようであれば、使いましょう。
髪の長さは、眉・耳にかからず、できればおでこを見せられると、明るく自信があるように映りますのでおすすめです。
就活は、お辞儀などをする機会が多いので、髪を結んだり、ショートにするのも手ですね。
へえ。ちなみに今日の僕を点数つけるとしたら、何点ですか?
<本日のまとめ>
1)「清潔感」が一番だいじ。
2)個性は「人柄」で伝える。
3)少しでも迷うなら「避ける」。
少しでもお役に立ちましたでしょうか?
自分の判断で難しい場合は、JOBRASSの就活セミナー&カウンセリングでご相談くださいね!
≪就活セミナー講師 岡田広伸≫
某大手アパレル企業出身。年間50以上の就活生に対する講演・セミナーを大学やJOBRASS「学Biz」で担当。毎年多くの学生のキャリアカウンセリングやアドバイスを実施し、多種多様な企業の内定へ導く就活対策のプロフェッショナル。
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