メールでのやりとりも当たり前になった現在、メールの返信速度はどのくらいがいいのか、頭を悩ませる人も多いと思います。トラブルが発生して返信が遅くなってしまった!そんな時はどうすればいいのでしょうか?
そこで今回JOBRASSでは、採用担当者102名に対し、学生に送ったメールに対する返信は、どのくらいの間なら待てるものなのかを直撃質問!もっとも多かった答えは何日間!? また、メールの返信が速い学生、遅い学生の印象も教えてもらいました!
【学生に送ったメールに対する返信は、どのくらいの間なら待てますか?】
・半日 20.6%
・1日 51.0%
・2日 16.7%
・3日 9.8%
・4日以上 2.0%
アンケートの結果、半数以上の担当者が「1日」と回答。続いて「半日」「2日」という回答でした。3日以上待てるという人は11.8%と、全体の1割。では担当者の意見を見てみましょう。
1日(24時間)以上かかると、「昨日送ったメールにまだ返事がきていない」と、印象がマイナスになるという声多数。早いほうが熱意、真剣度があると判断するためで、返事すら遅いというのは“後回し感”があるうえ、仕事をするようになってもさまざまな局面で判断ができず、“仕事ができない”タイプかと思われることも。また、生活態度に疑問をおぼえる、という意見もありました。
・遅い人は対人関係でずぼらなイメージが湧いてしまう(男性/その他/44歳)
・返信が遅いと採用しても臨機応変な対応ができないと思われそう。返信が遅すぎると会社に対する就職意識が低そうだと思ってしまうので不利になる(男性/その他/46歳)
・早いほうが本命、真剣なのかと思う(男性/総務・人事・事務/42歳)
・対応が早い学生は弊社のことを気にかけて、まめにメールチェックしているのだな、と思う。遅い学生はその逆(男性/公務員/41歳)
・大事なことを後回しにするかしないか、の印象。1日以上は選考から外す(女性/その他/41歳)
・返信がはやいほうが、仕事を任せやすい(男性/営業・販売/35歳)
・仕事が遅いのかと思う。採用しない(男性/総務・人事・事務/41歳)
・早い学生は几帳面、遅い学生は生活態度に疑問を感じる(男性/総務・人事・事務/45歳)
・メールチェック時間から生活を想定する(男性/その他/40歳)
3日以上でも印象や対応に変わりはない、と答えた担当者も、「何故遅れたのか説明があれば良い」「内容による」とのこと。裏を返せば、「3日以上あくと、“ちょっと遅い”という印象は否めない」ということでもあります。
・学生もメールのマナーや内容など不安があって、早く返事できないこともある。丁寧で遅いより、最低限のマナーで早いほうがよい(女性/総務・人事・事務/33歳)
・遅い方は何故遅れるかを尋ねる(男性/その他/49歳)
・早い、遅いは全く採用に関係なし。要は内容(男性/総務・人事・事務/40歳)
なかには、「先着順」という回答も。まとめると、よっぽどのことがない限りメールの返信は「すぐ」を心がけたほうが良さそう。目安は24時間、ということのようです。ただしあまりに深夜に送信すると、それはそれで生活態度を疑われてしまうので、送信時間にも気をつけて。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2017年6月9日~2017年6月15日
対象:企業の採用担当者 計102名
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