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就活ではスーツ姿が基本。しかし、普段どおりのメイクや髪型では就活に不向きな場合がほとんどです。就活での身だしなみについてチェックポイントをまとめましたので、ぜひルールを頭に入れておきましょう。

 ポイント1 : スーツは自分の体型に合ったものを選ぶこと

就職活動の服装といえばやはりスーツ。
選考が進んでくると私服でお越しくださいといった指定がある場合もありますが、会社説明会、面接あらゆる場面でスーツを着ることが基本となります。

スーツで一番大切なことは自分の体型に合ったサイズ、形のものかどうかという点です。
色は黒、グレーが主なものです。
就職活動用のスーツはスーツ専門店や百貨店などに揃っていますので、きちんと試着をし、購入してください。

ボトムスはスカートかパンツどちらにしなければいけないという決まりはありませんが、学生の就活ではスカートが圧倒的多数といえます。
まずは一着スカートを用意し、必要に応じてパンツを用意してもよいでしょう。

なお、シャツは白が無難です。薄いブルーやピンクのシャツもありますが、志望業界や企業などを意識して判断してください。

 ポイント2 : 髪型はまず髪色に気をつけよう

髪で気にしたいのは髪色。
派手な茶色い髪の毛でスーツを着てもちぐはぐな印象で、爽やかさのない外見になってしまいます。
ぜひ地毛の自然な髪色を意識しましょう。
ただし、必ずしも真っ黒に染色する必要はなく、むしろ真っ黒に染めると人によっては不健康な印象になる場合もありますので、落ち着いた自然な茶色であれば問題ありません。

また、髪型については、肩より長い場合は後ろで一つに束ねる、ヘアアクセサリーは華美なものを避け、茶や黒の落ち着いたバレッタなどを使うのがお勧めです。
また、束ねた場合、サイドの毛が落ちてこないようにピンで留めるなどしてください。サイドの毛が落ちていると証明写真を撮ったときなどにだらしなく見えてしまうので要注意です。

あくまでも就職活動での容姿はピシッと整った清潔感のある姿というのが一番好まれます。

 ポイント3 : メイクは健康的で爽やかな印象を演出するためのもの

メイクは普段のメイクの好みが人によって異なりますが、就職活動向けのメイクでは、やはりあまり派手なものは向いていません。
しかし、ノーメイクも好ましくありません。
学生らしく健康的に爽やかに見せるためのメイクだと覚えておきましょう。

まず肌はファンデーションで出来る限り自然できれいな肌を見せるようにしたいものです。
吹き出物やクマなどはコンシーラーで隠すなどの対策をしましょう。
チークは表情を健康的に見せてくれるため、派手にならない程度に使いましょう。

アイメイクに関しては目を強調しすぎるつけまつげは絶対ＮＧです。不自然にならない程度にマスカラをするのが好ましいでしょう。
なお、アイシャドウも色味を押さえたベージュ系のものがおすすめできます。目をぱっちりと見せるため、アイラインもぜひ使いたいものですが流行している目じり太目のアイラインはやや不自然に見えてしまう場合があるので要注意です。

リップは艶がありすぎるグロスなどはあまりスーツに合いません。
レッド、ピンク、ローズ系の自然な艶で薄付きの口紅が自然に血色を良く見せてくれてよいでしょう。

就職活動用のメイクは各コスメブランドも力を入れている場合が多く、百貨店のコスメカウンターなどで美容部員さんに相談してみるのもおすすめです。また、就活メイク講座なども多く開催されていますので参加してみるのもよいでしょう。

 ポイント4 : 鞄や靴は意外な盲点となりがち

就活中の学生さんに時々見られるのが、鞄と靴のミス。
スーツは一般的な就活用スーツを着ていても、鞄と靴まで準備ができなかったのか、スーツに全く合っていないものを使っていることが多いのです。

鞄は普段使っているブランド物のロゴが入ったバック、靴はヒールがかなり高い派手なエナメルパンプスなど、日常で使っているようなファッションアイテムはスーツには残念ながら合わないものばかりです。

鞄は黒系でＡ４の書類などが入り、床に置いた時に立つ自立式のものがおすすめです。面接等で鞄を足元に置くことも多いため自立式の方が役立ちます。

就活は移動距離も長く、よく歩きます。靴は歩きやすいローヒールで皮のパンプスがお勧めです。ストラップ付きのものやシンプルなパンプスなどさまざまありますが、鞄も靴もスーツ購入と合わせてチェックしておくと良いでしょう。

意外と鞄や靴は目立つもの。ぜひスーツに合うものを選んでください。

 ポイント5 : アクセサリーやネイルにも気をつけて

スーツ姿に派手なネイルはＮＧです。
就活中に関しては普段ネイルを楽しんでいる人は無色か薄いピンク系のネイルを塗ってお手入れするくらいにとどめておいたほうが無難でしょう。

ファッション的な要素が高い業界によっては、ネイルも多少ＯＫな場合があるかもしれませんが、それでも就活用スーツに合うことが前提となりますので気をつけてください。アクセサリーはあまり付けないほうが良いですが、少し華やかさを出すためにごく小ぶりの１粒パールピアスくらいならＯＫです。