就活でメールを送る際、意外と気を抜きがちなのが署名の部分です。メールの書き出しの挨拶文や、件名に関しては「就活で企業に対するメールマナーと件名で好印象を残すためのコツ」をご覧いただければと思いますので、今回は署名に関する内容をご紹介していこうと思います。
就活において、署名がちゃんと設定されていることは大きなポイントアップにつながる可能性もゼロではありませんので、参考にしていただければと思います。
では早速、就活メールで使う署名の作り方についてご紹介していこうと思いますが、まずは署名の役割から確認していきましょう。
そもそも、署名ってなんのためにつけるのかという話ですが、署名はビジネスマナーだけではなく、メールそのものに欠かせない役割を持っています。メールの署名に自分の情報を書いておくことで、単純なメールの内容を見るだけでは分からない大学名や電話番号、住所といったことを伝えられるので、学生にとって署名は名刺代わりになると言っていいでしょう。
また、早急に連絡を取りたい、いつも使っているメールでは連絡がとれないし状況でも、メールの署名を見れば電話番号が書いてありますので、相手もすぐに連絡を取ることができるというわけです。
特に採用活動中の連絡、面接の日程調整などが電話で行われることもありますので、署名は必ず必要な要素と言えます。
就活生が使用するメールに加えるべき署名にそう多くありません。署名は名刺がわりとしての役割しかありませんので、大学名、氏名、電話番号が載っていれば問題ないと思います。以上のことをふまえて考えると、できるだけシンプルな方が良いかもしれませね。
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ジョブラス太郎(じょぶらす たろう)
E-mail:●●●●●@●●●●.jp
〒●●●-●●●●
TEL:●●-●●●●-●●●●
携帯:●●●-1234-●●●●
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ジョブラス太郎(じょぶらす たろう)
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Facebook:●●●●●●●●●●
Twitter:●●●●●●●●●●●●
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変則的ではありますが、もしSNSをやっているのであれば、そのURLを記載するのもありです。意外かもしれませんが、採用担当者は意外と学生のSNSを見ているものです。履歴書や面接の感じから、だいたいの人柄などは想像できますが、それでも100%把握できるわけではありませんから、その補足としてSNSなどのソーシャルネットワークなどを確認するケースもあります。
もちろん、SNSを必ず見せなければいけないことはありません。プライベートな投稿がメインでしょうから、これから就職するかもしれない企業とはいえ、SNSを晒したくないのであれば非公開にしても、署名に載せなくても構いません。署名に載せた方が良い場合は、自分の投稿が採用にプラスに働くと思った場合のみで良いでしょう。
これは筆者の体験談になりますが、昔ある企業に面接に行った際、採用可否に関するご連絡は、採用不採用に関わらず1週間以内に行うという旨の通知を受けました。しかし、1週間が経過しても連絡がこなかったため、Twitterに「合否に関わらず連絡すると言っていたのに●●から連絡がこない。志望度が高かったために残念」といった内容を投稿したところ、その後すぐにその企業の代表の方からレスポンスが来て、「すぐ人事に確認させます。」という連絡をもらいました。
そのあとしばらくして採用担当の方から不採用の連絡をもらいましたが、いくら企業に対して不満があるからと言って、オープンな場で特定の企業名を出すのは良くないなと思いました。後味の悪い結果になりますし、可能性として、この学生はすぐに企業の悪口を言うのかと思われる場合も考えられますので、経験者からいうと、やめておいた方が良いでしょう。
上記で、3つほど署名の例をご紹介しましたが、特に署名はこれを使わないといけないと言った決まりはありません。わかりやすくて見やすいものであれば、特にフォーマットにこだわる必要はありませんので、好きなデザインにしていただければと思います。
とはいえ、なんでもOKかと言われると決してそんなことはありません。署名欄にアスキーアートのようなものを記載するのは、やめた方が良いでしょう。
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ーーーーーーーーーー●●大学 ●●学部 ●●学科
┌─( >口< ) ─┐ 〒●●●-●●●●
│ (_/┃\_) │ ●●都●区●●町●-●●-●
┝━━━╋━━━┥ 携帯:●●●-1234-●●●●
│ ┃ │
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こんなものとかですね。
署名の大切さはご理解いただけたかと思いますが、それ以外でも気にしておくと良い項目がいくつかありますので、併せてご確認いただければと思います。
まず、相手の名前の書き方からお伝えすると、一行目の宛名は「株式会社●● 採用担当○○様」といったように、社名と名前を書くところから始めます。次に、本題に入る前に一言、例えば「先日はお招きいただきありがとうございました。」など、以前会ったときのお礼などを添えると尚よいです。
フリーメールを利用する場合、企業側のサーバーがスパム等と判断してシャットアウトする可能性が高まります。そのため、就活用のメールでは大学から配布されているメールアドレスを使用するのがおすすめです。
相手は友人ではありませんし、初めて送る場合はあなたのメールアドレスを知りません。そのため、メール本文には必ず「自分がどこの誰なのか」を書きましょう。
メールの件名には文字数制限がありますので、件名で内容を伝えるには、できるだけ簡潔に伝える必要があります。例えば、メールで説明会などの参加をしたい旨を送る際の件名は、「●●会社説明会参加の件」などのシンプルな件名が良いと思います。
メールを送る際はまずあいさつから始めます。それから、メールを送った理由を記述してから本題に入るように心がけましょう。また、調べればすぐに分かるような質問は時間の無駄になりますし、相手が答えやすいように、具体的な質問にしましょう。
お礼のメールは必ずしなくてはいけないものではありませんが、もしお礼メールを送るのであればその日のうちに送ることを意識してみることをおすすめします。
やり取りが長く続くとメールといえどストレスになりますので、1往復半で終わらせるような内容で送るのがベストです。
署名に顔文字やアスキーアートを使用するのもNGですが、誤字が多かったり、文中に顔文字があるメールも良いとはいえません。悪気はないのかもしれませんが、受け取った企業側の人間からすると、立場をわきまえていないとみられる可能性がかなり高いでしょう。
初めてメールを送る際、担当者や企業宛てに送るのであれば、担当者本人にメールを送る場合で、まだやりとりが発生していないケースでは、どこでそのアドレスを知ったのか明記しましょう。
いかがでしたでしょうか。就活でメールを送る際の署名について解説して来ましたが、意外と重要なものであることはご理解いただけたかと思います。ただ、署名の他にも気にすべきものはいくつもありますので、今回の内容を参考に、正しいメールの送り方を確認していただければ幸いです。
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