女子就活の髪型で人気の一つがハーフアップです。就活用の髪型の定番ではありますが、どうしてこんなに人気なのか知っていましたか? ハーフアップが就活に好まれる主な理由としては、
普段ハーフアップにはしない方も、今回の内容を参考に、ハーフアップで就活に挑んでみてはいかがでしょうか。
まずは、普段からハーフアップにしない方のために、ハーフアップをつくために用意する物や、手順などをご紹介して行きます。
長めのヘアピン
髪を留めるゴム
スプレー など
あとはお家にあるドライヤーや、くしなどを用意しておけば問題ありません。
ハーフアップはミディアムヘアかロングヘアの方に適した髪型です。
まずは耳の前にある髪をぐっと後ろに持ってきて、後頭部で綺麗な髪の面を作って行きます。
髪の面というと少し分かりにくいかもしれませんが、髪の毛が一定の方向に向いている面を作るということで、だいたいこんな感じです。
つまりは、ばさついている状態を作らないということですね。このとき後ろ髪まで全部上げてしまうとポニーテールになってしまいますから、やりすぎは注意です。
もみあげから持ってきた髪は一旦ヘアピンで留めておきましょう。
次に、ワックスを指先まで広げてから、髪の根元まで届くようにして後ろ髪を手ぐしの感覚でなじませて行きます。使用するワックスななんでも構いませんが、ハード系は避け、ツヤが出るようなタイプにすると見た目が綺麗です。
ゴムでかきあげて持ってきた髪を結んだら9割は完成です。結び部分をちょっとオシャレにねじる時もありますが、一応就活や面接の場ですので、遊び心は我慢していただければと思います。
使用するヘアゴムは黒が一番ですが、暗めの茶色でもいいと思います。派手なものは絶対に避け、シュシュで代用するのもやめましょう。ビジネスシーンにおいてNGということはありませんが、面接でリスクを冒すような行動はしない方がよいです。
最後にスプレーをすれば終了です。この時にハード系はできれば使わずに、ツヤ出し効果の高いものを選んでいただければと思います。あまり近い位置でスプレーするとしっとり感が残りすぎてよくありませんから、20cm程度離して使用するが良いかと思います。
次に、なぜハーフアップの髪型がおすすめなのか、その理由をご紹介していきます。
女性は特にそうかもしれませんが、就活中にはお辞儀やかがんだり、メモなどを書く際に下を向く行為が多いと、その度に髪の毛がかかってしまい、相手に良い印象を与えることが少なくなります。就活における髪型では、何よりも清潔感が大切になってきますから、就活では相手に与える第一印象を重視する傾向上、その後の活動を左右することも少なくないでしょう。
どの髪型にも言えることですが、髪の長さはその人の印象を変えます。就活の際に1つに結んでおくことで清潔感も増しますので、髪の毛を結ぶ位置にも注意して、おじぎをする度に髪の毛に手が行ってしまう癖のある方も注意した方が良いでしょう。
髪型で人の印象が大きく変わるという話をしましたが、ハーフアップやショートは「明るさ」や「元気のよさ」を印象づけられる可能性が高くなります。プラスしてハキハキと話すことができれば、面接などでもその明るさが、より強調されるはずです。
ただ、ハーフアップやショートヘアにしたから完璧というわけではなく、ヘアピンで髪を留める、ヘアスプレーで前髪も横に流すことをすれば、顔の輪郭がハッキリと見えて好印象を与えられるケースもあります。
ロングヘアやハーフアップの方に女性らしさや清楚さを感じるという人も多いのは社会人的には「あるある」話ではありますが、じゃあ絶対にロングの方が良いかというと、決してそういうわけではありません。
しかし、ハーフアップやショートヘアも同様に、基本を抑えて清潔感のある髪型であれば、どちらも問題ないといって良いでしょう。就活を始めれば、周囲にはショートヘアの就活生もたくさんいますし、また、面接官や採用担当者の方でもショートヘアという方が多く見つけられるはずです。
先ほども少し触れましたが、髪の毛で顔を覆い隠してしまわないことが大切です。髪が顔にかかると暗い印象を与えますし、目が隠れていると相手からこちらの表情が確認できないので「目も見て話せない人」と思われるリスクもあります。
髪の毛をかき上げてゴムやヘアピンでまとめることをおすすめするのは、そういった理由もあります。
あまり見かけませんが、たまにヘアピンでゴテゴテに髪を留めてくる学生がいますが、これは避けた方が良いでしょう。癖毛の方に多い印象を受けますが、ヘアピンが多いとあまり良い印象を持ちにくいという傾向があります。
もし髪が乱れるようであれば、ヘアスプレーなどで横や後ろに流れるよう、セットしておくことが大事です。
これは前髪も同様ですね。前髪が最初から短ければ問題なく、特に気にする必要もありませんが、お辞儀をした際に後ろに回した髪が戻ってくるような場合は気を付けることが大切です。
就活で面接などに望む際は確実にリクルートスーツである場合が多いと思いますので、ハーフアップにしたら、ヘアピンの色もできるだけ落ち着いた色にするのがおすすめです。ヘアピンも凝ったものにせず、なるべくシンプルなものを選び、色は黒や茶色や暗めのものをしましょう。
派手や明るい色だとリクルートスーツに合わない可能性も高いので、結果的に印象が悪くなる可能性があるのであれば避けるに越したことはないでしょう。
もしハーフアップが自分に似合わない場合は、無理してハーフアップにする必要はありません。ショートヘアの方はどう頑張ってもロングにはありませんし、ロングヘアの方でもハーフアップが似合わない方もいるでしょうから、どうしてもハーフアップにしなければいけないことはありませんから、自分に似合う髪型を模索して頂ければと思います。
例えばですが、下記のような髪型もおすすめではあります。
髪を後ろで結んで前に流すタイプの髪型です。一本で結ぶことで、明るくてさわやかな印象がありますし女性らしさもアピールできて一石二鳥です。結び目が上にありすぎると中途半端な形になってしまいますので、ワックスやドライヤーなどでカール気味にすると良いかもしれません。
こちらもオススメの髪型と言えます。印象も悪くありませんし、なによりセットが楽チンです。お辞儀をした時なども髪が前にくることも少ないので、どんな場面でもスッキリした印象を与えることができるでしょう。
最後に、ハーフアップで就活に望む場合に押さえておくべき3つのコツをご紹介して行きます。
ハーフアップで注意すべきポイントは後ろ髪だけではなく、前髪にもあります。ハーフアップで前髪ぱっつんはあまり似合いませんので、前髪は斜めにして耳にかけるか、内側に巻いてみるのが良いかと思います。
くせ毛の方であればドライヤーやワックスを使うことで比較的簡単に巻き髪を作ることができますが、直毛タイプの方は少々アレンジが必要になります。どうせやるなら1日中持続する前髪にしたいと思いますので、こういった場合はアイドルの前髪キープ力が参考になります。
あとでアイロンを使うので、先にスタイリング剤を使って、アイロンを当てても痛まないように準備をします。
意外と重要なのがドライヤーの当てかたで、乾かし方を間違えるとアイロンの際に髪へのダメージが強くなります。基本としては、上から下にしてあてて、根本までしっかりと乾かすことです。
下からドライヤーを当てると髪を炒める原因になりますから、絶対にやめましょう。手ぐしても上から下に流すようにして乾かすのがコツです。
前髪のほとんどはアイロンの当て方で決まりますので、ここが一番重要なポイントになります。前髪を巻く一気に根元から内側に少し巻き込むようにして、中途半端に途中でやめないのが重要です。
このやり方ならスプレーをしなくても崩れなくなります。同じ場所に何度もあてると髪も痛みますし崩れる原因になりますから、一度に臆せずやってしまいましょう。
もしアイロンがないという場合は、マジックカーラーで代用するのもありです。カーラーで前髪を巻き込んで、10分ほど置いておけば、大抵の方は綺麗に流れる前髪が作れると思います。
ここでもスプレーの当てかたでご紹介したように、近い位置で当てすぎず、適度に離した状態でスプレーをするようにしましょう。近くで当てすぎると水分でせっかくセットした髪が崩れる可能性がありますので、十分気をつけてください。
ねじるとしっかり固定できるため、やりすぎない程度でやるならおすすめです。だいたい3本ぐらい使えば問題ないかと思いますが、捻りすぎると髪を炒める原因になりますので、注意しましょう。