就職活動で悩む、髪型問題。
どこまで髪色を暗くするべきか、長さはどうするべきか……、迷うことも多いと思います。
長さに関して結論からいうと、ショートヘアでもロングヘアでも大差はありません。
しかし、言うまでもなく、ショートヘアはフレッシュで活発な印象を与えてくれます。
特に、新入社員にはフレッシュさやハキハキした印象を求めている企業が多いため、印象面でアピールすることも可能です。
就職活動の第一印象で損をしないために!今回は就活で好まれるショートヘア、就活ヘアで気をつけたいポイントをご紹介していきます。
<目次>
1. 髪型や髪色よりも大切なこと
2. まずは基本を抑える
3. 好印象なショートヘア3選
4. 顔採用ってあるの?
なんとなく想像はつくと思いますが、「ショートヘアが好みだから採用」「髪型が黒色だから採用」ということは99%ありません。
一方で、「金髪の学生が来てびっくりした」「髪型とは言わないが、雰囲気が合わないと思った」という理由で不採用になってしまう可能性はあります。
やはり、見た目や印象は大切です。
とはいえ、企業の採用活動における選考の本質は、自社で長く活躍する人材の発掘です。
特に最近では、多様性の受容度も高まり、枠にとらわれない選考基準や企業姿勢を見せる企業も増えています。
そのため、髪型・髪色を第一義におくのではなく、面談や面接を通して自己をPRしていくことを大前提としましょう。
スポーツでも勉強でも、基本を押さえることで、応用を利かせますよね。
どうしても髪型や髪色で個性を出していきたいと考える人も、特に個性は必要ないと考える人も、まずは4つの基本を抑えましょう。
1)髪色は落ち着いた色に抑える
「まったく髪色は問わない!」という企業でない限り、落ち着いた色にすることを推奨します。
黒染めしたくない、という方はカラートーンでいうと7~10あたりに抑えておくとよいでしょう。
2)触覚やおくれ毛は避けよう
就活は「清潔感」が命!触覚前髪やおくれ毛は顔まわりの暗さや、幼い印象につながってしまうので避けましょう。
また、お辞儀や相槌をすることの多い面接では、落ちてきた髪を整えるために無意識に触ってしまうことがあります。
回数が多いと、面接そっちのけで仕草が気になってしまいますし、不潔に見える可能性もあるので気をつけましょう。
3)ヘアピンを見せない
落ちてくる髪をヘアピンで留める際は、できるだけ見えない位置に留めましょう。
就活においては地味目な黒や茶色のものを選び、目立たせないようにするのがマナーです。
4)眉毛を見せるヘアスタイルに
これはプラスオンのアドバイスですが、就活では眉毛を見せる髪型もおすすめです。
前髪で眉毛まで隠れていると、暗い印象を与えかねません(特に、オンラインの場合は尚更)。明るい印象を少しでも見せることで内定が近づきますので、抵抗感がなければ実践してみてください。
では、基本を抑えた上で、好印象を与える髪型にはどんなものがあるでしょうか?
前髪の長さに関わらず、前髪がある方は、分け目を作って斜めに前髪を流す髪型がおすすめです。おでこ・眉毛が出ると顔の印象が明るくなります。
どの業界、どの職種でも問題なく面接に行けるオールマイティな髪型ですね。
2)オシャレな印象を与えやすいボブヘア
華やかさや清楚さを醸し出すならボブがおすすめです。内巻きやハーフアップなどヘアアレンジがしやすく、好印象も持たれやすいヘアスタイルといえます。
就活の際は、サイドの髪は耳にかけ、耳がしっかりでるようにし、お辞儀をしたときに手で髪を直さなくてもいいようにするのもひと工夫です。
3)ベリーショート系もGood!
もし髪型で個性を残したいというのであれば、ベリーショートもおすすめです。
ベリーショートは黒髪にすることでキレイ目な印象を与えられますし、”できる”ビジネスパーソンを連想させます。
前髪は横に流すことで、柔らかい印象にもつながります。
業種としては、ファッション系や接客が伴う職場、あるいは営業や金融系などの場合にもイメージアップにつながります。
前髪パッツンには注意が必要?
よくやり玉にあがる「ぱっつん前髪」。「NG」とは断言しませんが、幼い印象や頼りない印象を与えてしまうので、注意が必要です。
ぱっつん前髪の場合も、若干左右のどちらかに分けておでこ・眉毛は見せるようにしましょう。
最後に、髪型や髪色に関わるよくある質問として、「顔採用は本当にあるのか?」があります。
顔採用とは、いわゆる容姿の良し悪しで採用合否が変わることです。
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幸か不幸か、顔採用はあります。
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蛇足ですが、「不幸か」というのは、「顔だけでしか判断されずに採用されることが、幸せなことなのか?」という疑問(筆者の妬み)を呈しています。
ただし、「好き嫌い」ではなく「仕事で他者に与える印象」を見ています。
接客業であれば、初見の相手に好印象を与える存在であるか。事務職であれば、社内の人間から好かれる人物であるか。
そういう意味では顔のつくりというよりは、表情やリアクション、愛想、コミュニケーションの姿勢、清潔さ、言葉遣い……など、数多くの要素から判断を下しています。
企業は求人募集をする際に、そういった容姿や体型、髪型などを指定することができません。
しかし、企業の採用基準では、「●●はNG」と社外秘の基準を設けていることは少なくありません。
残念ながら求職者がそれを知ることはできませんし、コントロールできることでもないので、自分ができる最大限の準備をしておくことが肝要です。
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