最近男女問わず、おしゃれの一部となっているピアス。最近は大半の大学生が明けている印象ですが、就職活動に思わぬ影響があるようです。どんな影響があるか、考えてみましょう。
<目次>
1.就職活動でピアスはNG
2.場合によってはピアスホールもNG!
3.ピアスホールの隠し方
就職活動でアクセサリーはしないこと、という不文律があります。それは、ビジネスの場でアクセサリーによるおしゃれが必要ないからです。相手に嫌な感じを持たせない、清潔さは必要ですが、美やこだわりを打ち出す必要は、アパレルなどのおしゃれを追求する業界以外ではありません。むしろ、アクセサリーの種類によっては、相手に先入観や不快感を持たれる可能性があり、マイナスになってしまいます。ですからピアスやネイルを含め、アクセサリーはつけないようにしましょう。
就職活動では、相手の人がどのように感じるかわかりません。なので地味なものであっても必ず外すようにしましょう。特に面接は段階が進むにつれて、上のポジションの方々が面接官になることが多く、年齢も上の層になりがちです。ピアスに対してあまり良い思いがない方も多いかもしれません。必ず外すようにしましょう。
とはいえ就活中にピアスを外しても穴が残る! 結論から言うと、左右の耳に一つずつ開いているのであれば、それほど神経質にならなくても良い企業が多いです。あるIT企業の採用担当の方によると、「よほど気になるものでなければ、ピアスの穴が開いているかどうかすら気づかないことが多いし、耳を見るよりはその人の人となりを見たい。」とのことでした。耳に、いくつも穴があるとか、大きく広がった穴があるといったことがなければ、ピアスホールが開いていること自体を問題にする企業はそれほど多くないようです。以前までは堅い業界はピアスホールもマイナスの評価を受ける理由になる可能性がある、とされていましたが複数個空いてなければ大丈夫です。
しかし、複数個空いている場合は注意が必要です!会社が就活生を選ぶ基準の一つに、「この人が会社の看板を背負って顧客に赴いたとして、問題はないか、良いイメージを与えるか」というものがあります。顧客は企業によって様々です。場合によってはある一定の層のみを対象としている企業で、アパレル業界のように、ピアスをしていることがマイナスにならない業界もあるでしょう。一方で、銀行のように顧客の業界も様々で、多様な年齢層を対象としている企業もあります。「顧客の元に、ピアスホールが沢山ある社員を送って、会社の評判を落としてしまうことになったら…」といった惧れがあるだけで、採用に二の足を踏む場合があります。
複数個穴が開いている人や最大限に印象を良くしたい場合は以下の6つの方法でピアスポールを隠すのがおすすめです!
1.透明ピアス
特別目立つところに大きく開いているのでなければ、透明ピアスを付けることでピアスホールを目立たなくすることができます。たとえ透明でも近距離で見つめるとわかりますが、ほとんどわからない状態にできます。ピアスホールをふさぎたくない方にお勧めの方法です。特にガラスの透明ピアスは透明度が高く肌になじみやすいです。しかしこれから新しく開ける穴や安定していない穴に使用するのはやめましょう!
2.ファンデーション
大きな穴でなければ、肌の色にあったファンデーションを塗り、粉をはたくだけでも、目立たなくできます。
3.コンシーラー
ファンデーションでは隠せないくらいの大きさであれば、コンシーラーを埋め込んでしまうのもおすすめです。肌の色に近いコンシーラーを、綿棒につけて、回しながら、ピアス穴に埋め込みます。
4.ファンデーションテープ
本来は、医療用のあざや傷隠しのテープとして開発されたものです。最近はタトゥーを隠すために購入する人も多いようです。薄くて、耐水性もある一方で、医療用のため安全なのもよいです。小さく切って、ピアスホールの上に貼るだけで、隠すことができます。比較的大きい穴でも隠すことができるので、便利です。
5.絆創膏
肌色なので目立たないし、伸縮性や通気性もよく、耳に貼っても安心です。もし、面接官の人に見とがめられたら、「車のドアにぶつけて切ってしまいました」とか、「猫に引っかかれました」ということもできるかも。ただし、両耳に絆創膏を貼るのは、逆に目立つことになってしまうかもしれません。
6.リップクリーム
これは意外かもしれませんが、透明のリップクリームをピアスホールに埋め込むことで、目立たなくすることができます。少量を手に取って、ピアスホールに塗り込むだけです。唇を保護することもできるので、一石二鳥なのも嬉しいところです。
万が一ピアスを外すのを忘れて面接に臨んでしまうと、良いところを見てもらう前にピアスがあるからというだけで、面接で落ちてしまうかもしれません!必ず忘れずに外して、場合によっては以上の方法で隠すなどして対策しましょう!