横浜国立大学
理工学部
A.K.
内定先:プラントエンジニアリング
就活解禁:12月
採用選考の解禁:4月
スケジュールの管理が一番大変でした。幅広い業界を見ていたこともあり、ほぼ毎日何らかのセミナーや選考があり、さらにその合間に研究やゼミ発表もする必要がありました。これらはスケジュール帳を活用してなるべく無駄な時間を作らないように予定を組むようにしていました。またその一方で、友達と飲みに行ったり自宅でピアノを弾いたりするなど、就活とは全く関係ないことをする時間も大切にしていました。適度に遊ぶ時間を設けていたことでメリハリが生まれ、常に前向きに就活に取り組めたのだと思います。
3月に就職活動を開始、業界地図を見て少しでも興味のある業界に片っ端からプレエントリーしました。中でも志望度の高い企業はセミナーや座談会にも参加していました。4月に入りひたすらESとテストセンターの能力を高めていました。さほど志望度の高くない企業でも練習のためにESを書いたり、テストセンターを受けるようにしていました。
5月にES通過した企業はほぼすべて面接を受けることで、面接に慣れるとともにウケの良いエピソードがどれかを確認し、自分の面接スタイルを確立していきました。6月に部長面接や最終面接が増えてきたので、1次面接やグループ面接とは違った面接の受け方を身につけていきました。
面接に慣れ、余裕を持って臨めるようになったからだと思います。新卒採用においては、ごく一部の人をのぞいてそれまでの経験や能力にそこまで大きな差はないと思います。そこで大切になるのは、面接という短時間で自分がどのような人間であるのかを、いかに簡潔にわかりやすく伝えられるかだと思います。私は面接を受けていく中で、面接特有の雰囲気に慣れ、リラックスして臨めるようになりました。そして毎回の面接をしっかりと振り返り次につなげることで、伝えたいことを効果的に伝えられたことが良かったのだと思います。
面接では、留学中に取り組んだプロジェクトについて話していました。具体的には、ネパールにおける飲料水の水質改善に関するプロジェクトでした。国籍も母国語も異なる6人のチームの中で、個々人の性格や能力を見極めそれぞれに適した役割を分担することで、プロジェクトを成功に導きました。学生時代に頑張ったこととしては、他にアルバイト経験やサークル活動などもありました。しかし面接でさまざまな経験を話していく中で、自分の強みを一番伝えられると思ったのが前述のエピソードだったので、面接ではこの話を中心に話していました。
就職活動は様々な企業や社会の仕組みについて学ぶ良い機会なので、楽しんで取り組んでください。
ここまで偉そうに就活について書いてきましたが、私自身も4年生になるまでは就活について考えたこともなく、毎日楽しむことしか考えていないような学生でした。でも今振り返ると、そのことが逆に就活に新鮮味を与えてくれて、楽しんで取り組むことができたのかなあと思います(笑)
もちろん就活中は辛いこともありますが、常に前向きに取り組むことで必ず結果は出ると思います!