同志社大学
経済学部
S.M.
内定先:金融業界
就活解禁:12月
採用選考の解禁:4月
大変だったことは、周りに流されそうになったことです。内定者、先輩社員、人事、友人など、様々な方のキャリア観を聞いているうちに、当初自分がやりたいと思っていたことや大切にしたいと思っていた軸の部分からどんどんかけ離れていき、迷走しました。就活中盤に自己分析ノートを見返したことで、現在と当初の気持ちとのずれは思考が及んでのことなのか、それともただ周囲に流されているのか、本当に自分がしたいことは何なのかを初心に返って考えることができ、迷走を乗り越えることができました。
12、1月は時間に余裕がある限り合同説明会やセミナーなどに足を運んで、実際に社員さんや企業の雰囲気を掴みました。2、3月はESを書いたり、面接に慣れるために選考時期の早い企業を受けていました。4月になると同時に面接ラッシュを迎え、4月中旬に第一志望群の会社から内定をいただいたことで、受ける企業を絞り始めました。下旬にもう1社から内定をいただき、この2社以上に行きたいと思える会社はない! と思ったので就活を終えました。どちらに行くか非常に悩んでいたので、人事の方にお願いして先輩社員さんに会わせていただき、5月中旬に今の会社に決めました。
その会社に溶け込める人材だと判断してもらえたから、ですかね?(笑)
断言は出来ませんが、やっぱりその会社の社風に合う人・合わない人っているんじゃないかなと思います。たとえば、後輩のゼミ面接をすると「この子はうちのゼミというより○○ゼミっぽいな」とか感じることってあると思うんです。就活もそれと同じで、受験側は自分に合うと思っていても、採用側は違和感を感じていることもあるのかなと。それを正しく判断してもらうためにも、無理に着飾ることなく、素の自分で面接に応じることが大切なのかなと思います。
学生団体のイベント運営に2年間関わりました。
2年かけて出演者側と裏方とを経験したことで、以前よりも物事を多方面からとらえることができるようになりました。また、自分が家族や友人など周囲の人にとても支えられていることや、どのような成功体験であっても誰かの支えの元で成り立っていること、感謝を実際に口にすることの大切さも20歳を越えてようやく学ぶことができました。(笑)
就活に限らず、ちゃんとやるべき時にやるべき事をやってさえいれば、万事なるようになるのだとわたしは思っています。就活は長期戦なので(なかには例外の人もいますが)、現時点だけでなく1、3、5ヶ月先等を見据えて取り組むと、行き当たりばったりになることなくスムーズに事が運ぶのではないかなと思います。とは言え、1番大切なのは体調管理なので、しんどい時には無理をせず適度な休息をとりながら最後まで頑張ってください。