早稲田大学教育学部
F.C.
内定先:総合商社
面接においては内容も大切ですが、如何に相手に伝わりやすいように話す事が出来るか、という能力が求められていた気がします。私は元々そういった能力が欠けていました。
ある程度経験を積む事で得意になる方もいるかと思いますが、私は最後まで苦手なままでした。
そういった弱点を補おうと考えた末に、「熱意をぶつけまくる」というスタイルに辿り着きました。相手に伝わりやすいように論理的に話す事は出来なくても、表情やストレートな表現によって入社したいという気持ちを伝え、アピールをしていく、というものです。
それぞれ苦手な事はあると思いますが、常識にとらわれずに、自分が良いと思ったスタイルを貫いていく事も悪いことではないと思います。
12月から周りに流されるように説明会等に参加し始めました。
1月~3月はサービス業、メーカー、少しだけマスコミ業界の選考を受け、4月初めから金融を中心として選考を受けました。
そこまではなかなか思い通りにいかず、4月後半から本命の一般職の選考を受け始めました。
総合商社は満遍なく選考を受けましたが、社員の方の雰囲気やOG訪問で伺ったお話の内容から、御縁もあり現在の勤務先に決める事が出来ました。
「入社に対する熱意」と「素直さ」であると考えております。
志望企業においては、心の底から行きたい、という感情を言葉や表情で伝える事が出来ていた気がします。面接の冒頭の自己紹介から、入社に対する熱意を述べていました。また、基本的に話を大きくしたり、捻じ曲げた返答をしたりといったことは出来ない為、面接で聞かれた事には全て正直に答えていました。考えなし、と言われてしまえばそれまでですが、志望企業の面接においても、馬鹿正直と思われかねない返答をしていました。しかし、それが結果的には周りとの差別化になっていたのではないかと思います。
テーマパークのアルバイトにおいて、お客様を喜ばせる事に尽力していました。
お子様からご年配の方まで幅広い年代層のお客様を喜ばせるには、相手の立場に立ち、それぞれに適した対応をとる必要があると考えました。お子様には高い声で、ご年配の方にはゆっくりとした話し方で、等と言った小さな事から工夫を重ねていきました。その結果、度々お客様からお褒めの言葉を頂いたり、沢山の笑顔を見る事が出来ました。この経験から、相手の立場に立ち考え行動する事で笑顔を生み、自分自身も嬉しい気持ちになる事が出来る、という事を学びました。
私は結果として、第一志望の企業に行くことが出来ましたが、就職活動は苦手であると考えています。しかし、そう感じたとしても諦める必要はありません。周りの大人に助言を求める事で、新たなアプローチ方法が見つかると思います。また、なにもかもうまくいかないと感じたとしたら、それはチャンスです。そういった状況になってこそ、どうしてもこの企業に行きたい、といった熱意が生まれ、伝わるものだと思うからです。諦めずに考える事を続けてみてください。
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