JOBRASSの各種サービスを活用し、見事に第一志望の企業の内定を獲得した石井七海さん。
どのように就職活動を行ってきたのかをインタビューさせていただきました。
■ 就活プロフィール
氏名:石井七海さん
大学:昭和女子大学
志望業界:就活開始時/鉄道、広告
説明会参加:50社
インターン参加:35社
選考参加:37社(約半分が早期選考)
内定社数:6社(商社、外食、物流、小売)
入社先:株式会社日伝(専門商社)
■ 就活ダイジェスト
春/就活を意識し始めて就活アプリに登録。就活セミナーのweb視聴やSPI勉強を始める
→サマーインターンに向けESを書くもなかなか通らない
夏/選考無しのインターンをメインに数をこなしながら、就活イベントにも参加。9月にインターンからの早期選考を始める
秋/11月に早期選考で1社目内定(小売/スーパー)
日伝の内定者座談会でJOBRASSを知る
→登録してセミナーや新卒紹介を利用
冬/JOBRASSの面談を利用しながら就活の軸が定まってくる
→人にしかできないこと、人と関わること、生活の基盤を作ること、等
4月/2社目(外食)、3社目(物流/引越)、4社目(小売/家電量販店)内定
5月/5社目(外食)、6社目(株式会社日伝/商社)内定
6月/教育実習(3週間)
→日伝内定承諾
3年次の11月に最初の内定が出てから、最終的には6社の内定を獲得。一見順調な就職活動を送ったように見える石井さんですが、そこに至るまでは、やはり紆余曲折があったようで……
■ ひとりじゃない。苦しい時も乗り越えられた存在。
ありがとうございます。でもいろいろ大変でした。
特に大変だったのはスケジュール管理です。
いろんな業界や企業を見るようにしていたので、大学3年後期まで全休がない状態。教職課程を履修していたこともあって、毎日大学に行っていましたね。説明会は授業がない時間帯に参加したり、候補日に土・日がある場合は土・日を選んで行くようにしたりして。本当に忙しくて、4年の4月には体調をちょっと崩してしまいました。
最終的には6社の内定を獲得できましたけど、こんな感じで最初は全然うまくいかなかったんです。
そうですね。特に最初の頃、立て続けに落ちたときはかなりショックでした。
「これがいわゆるお祈りってやつか……」って、すごく落ち込んで。
早期で決まっている人のうわさを聞いたりすると、グサッときてましたし。
家族の支えが大きかったですね。
実家暮らしということもあって、家族には就活の状況をオープンにしていたんですが、うまくいかなかったときには、「大丈夫! 次があるよ!」って励ましてくれて。
おかげで気持ちがリセットできて、「もうこんなんことで落ち込んでいても始まらない! 次だ、次!」って切り替えられるようになりました。
もしあのコロナ禍、一人暮らしで孤独に就職活動をしていたら、どういうことになっていたか……。
あと家族の存在と同時に、JOBRASSのセミナーで「もっと視野を広げるように」とアドバイスをいただいたことも大きかったです。視野を広げることによって、もっと自分に合った企業が見つかるかもしれない、自分がいいと思う企業が見つかるかもしれないって思うようになりましたから。
それからは、JOBRASSのエージェントさんに「こういう企業も合うんじゃない?」って言われたところを、興味を持って受けてみることもできました。
エージェントさんには志望業界や志望職種に関して、考え方を含めてすごく広げてもらったと思いますし、結果的にそれが複数内定に繋がった要因ですね。
添削も丁寧にやっていただきましたし、一人のエージェントさんがずっと担当してくださったことも良かったです。
家族に支えられながら、「JOBRASS新卒紹介」のエージェントサービスもうまく活用されていたようですね。実際、石井さんはJOBRASSのサービスをフル活用されていました。
■ JOBRASSの魅力は「オファーの質の高さ」と「場数が踏める」こと
大きく分けて二つあります。
一つ目は「JOBRASS新卒」サイトのオファーの質が良いところですね。
他の就活サイトだと、大学名や志望業界から一括して案内を送っているイメージですけど、こちらのサイトは、「あなたのガクチカのここが良かったからオファーしました」「あなたのこういう経験に興味を持ってオファーしました」という感じで、ちゃんとプロフィールを読んでもらって、私個人を見てオファーをしてくださっているのがわかりました。
これはすごく良かったです。
スペシャルオファーとか、JOBRASSのセミナーで「企業が送るオファーが限定されているからこそ、厳選されたオファーが来る」と言われていましたが、本当にその通りだなと思いました。大学の後輩にもJOBRASSへの登録を勧めています。
もう一つは場数が踏めたことです。
セミナーで面接の練習だとかグループディスカッションの練習をたくさんさせてもらったことが良かったですね。対面での練習会も本当に役立ちました。
やっぱり就活って慣れだなと思いますし、自分をアピールするセオリーとか、そういうことを頭に入れておかないと実力が発揮できないし、自分の良さが伝わりにくいですから。
「失敗しても本選考じゃないし、そもそもここはそういう場だし」って考えて、練習会には積極的に参加させていただきました。
その後、ハードなスケジュールを自らに課し、超積極的な就職活動を行った石井さん。その努力が実を結び、複数内定を獲得。そしてついに……
■ 第一志望となる日伝との出会い。決め手は「人の誠実さ」
最初は鉄道と広告です。鉄道会社でアルバイトをしていて、先輩からの話を聞いたりして興味を持ちました。
広告は大学での専攻が日本語学ということで、それを活かせる仕事かなと。
まあ両方とも漠然といいなって思っていただけですけど。
一応、トライはしてみたんですが、書類選考ですぐに落とされてしまったので。
そこからは少しでも興味があるところは受けていこうと決めたんです。鉄道とか広告だとか、大手ばかり見るのは危険。中小とかベンチャーとかいろんな企業も見てみようと。
それと私は人と相対して話すのが好きなので、B to Cとしてお客様に商品を紹介したり、B to Bで会社相手に商品を売ったりする方が合ってるのかなと思って、志望職種は営業や接客サービスを中心に考えるようになりました。
3月の会社説明会で社長メッセージを耳にして、直感的に「ここだ!」って思えたからですね。
正直、最初は機械部品の商社ということで、そこまで興味が湧かなかったんです。
ただその後、日伝のインターンシップに続けて参加して人事の方や内定者と話すうちに、企業に対するイメージが膨らんで、どんな人が働いていて、何を大事にしているのかといったことが見えてきて、自分の中でどんどん志望度が上がっていきました。
そして最終面接で社長と直接お話をさせていただき、「本当に人を重視して採用活動をしているんだな」ということがわかり、ますます入社の意思が強くなった感じです。
私が大事にしていたことは、誰と働くか、どういう思いで働くかということ。
ぜひこういう人たちと働きたいと思いましたし、社是である「誠実」を体現されていて、就活生に対しても、本当に誠実に接してくださっていることが面接や説明会でも伝わってきましたから。
まさに「ここが私の第一志望だ」って、胸を張って言える企業でした。
視野が広がったことですね。
世の中には本当にいろんな業界があって、いろんな企業があって。その中で私が知っているのはほんのちょっと。見えてないところにこそ、いろんな世界が広がっているんだなって。
たとえば日伝のことも最初は全く知らなかったですし。見えないところにいっぱい企業があって、もしかしたらそこに自分に合う企業があるのかもって。そこに気付けたのが良かったです。
その辺はやっぱりエージェントさんの存在がありますよね。私のことも、企業のことも知っていて、その中で私に合った企業を勧めていただいて。自分では絶対行かないだろうなってところも、紹介されて行ってみたら意外と合ってるなって気付けましたし。そういうところで視野が広がっていきましたから。
■ 就活当時の自分にメッセージ
「続けること」「一歩踏み出すこと」ですね。
「今のまま続けて、立ち止まらずに、一歩踏み出せば、いい会社に出会えるよ」と。
実際、落ちたとしても前を向いて、どんどんアタックし続けることで、縁あって日伝に出会えたわけですから。
【編集後記】
パワフルな就職活動を行っていく過程で、視野が広がり、人間的にも成長していった石井さん。現在は、営業事務職として、様々な業界の有名な企業と間接的に携われることに楽しさを感じているそう。
そんな彼女の今の目標は、一人前の営業事務職として、会社の根幹となる営業を支えていくこと。そしてゆくゆくは営業を含めて適性に合ったキャリアアップを図っていきたいということです。
社会人生活は始まったばかり。これから困難な状況に直面したり、悩んだりする場面もあるかもしれません。
でも持ち前の高いバイタリティで、きっと乗り越えていけるはず。
今後のご活躍を「お祈り」いたします(笑)。