東邦大学理学部
K.R.
内定先:金融
JOBRASSの『逆求人イベント』がきっかけで内定先企業と出会い、理想的な形で入社を決めたK.R.さん。
セミナーやイベントに積極的に参加していた彼女は、内定に至るまでにどのようなことを考え、成功に繋げていったのでしょうか。
――Kさんが就活をはじめたのはいつごろですか?
私が本格的に就活をはじめたのは大学3年生の12月です。でもその前に、学校で紹介されたインターンに参加したことも、就活を意識する良いきっかけになりました。8月末に、一週間ほど和菓子を販売する企業で就業体験をしたんです。それがとても楽しくて。社員の方がとてもあたたかくて、こういう会社がいいなと思いました。
その後、12月14日に部活を引退し、15日からは土日中心でワンデーのインターンにどんどん参加しました。何かしないとすごく不安だったので、その日を境にして就活モードに切り替え、たくさん予定を入れていました。
最終的には3社で内定をいただき、5月15日に希望していた企業が決まったため、就活を終えました。
――就活をはじめたとき、具体的に希望する条件はありましたか?
一番は「働きやすさ」を重視していました。仕事内容の希望は特になく、力仕事とコンピューターをずっと使う仕事でなければいいかな、くらいに思っていました。キャリアセンターの人からも、初めから絞ると失敗すると聞いていたんです。そこで、最初はあっちもこっちも手をつけることにしました。
3月1日に行われていた『JOBRASS ReaL 2016 合同企業説明会』にも参加しました。この日も空いている企業ブースにどんどん話を聞きにいき、合わないなと思ったら選択肢からはずして、希望条件を絞っていきました。どの業界にどういう特徴があるのかも、とりあえず聞いてみないとわからないなと思ったんです。
――なるほど。まずは積極的に動きながら考えていったのですね。
はい。それから、さまざまなエージェントサービスにも登録してみました。
ただ、そこでは不動産とITを勧められることが多く、向いているとは思えなかったんです。残業は少ないほうがいいという希望も、エージェントとの面談を通じて改めて明確になりました。
社風も自分にとっては大事なポイントで、ちゃらちゃらしている印象の業界は消去法ではずしていきました。やはり、常に頭にあったのは、温かい人たちと協力しあいながら働きたいという想いでした。
――Kさんはセミナーにも積極的に参加していますね。
うちの大学は月に2~3回くらいしかセミナーがなかったので、JOBRASSのセミナーにはどんどん参加しました。私はどちらかというと、自分でルールを作ってやっていくのが苦手なので、とにかくセミナーにいって吸収しようと思っていました。
――運営側から見ていると、Kさんは周りの人とコミュニケーションをとっていたのが印象的でした。
多くのセミナーに参加したおかげで、企業の説明会でも面接の待合室でも、就活生と人見知りすることなく話せるようになりました。隣に座った人は、もう会えない人かもしれないし、一緒に仕事をすることになるかもしれないから、とりあえず仲良くなっておこうと思っていました。コミュニケーション能力は、JOBRASSのセミナーに参加して身についたと思います。回を重ねるごとに、話せるようになって成長していく実感がありました。来るとなじめるというか。ジョブラス色に染まれるという感じがしましたね。アットホームな雰囲気が良かったです。
――そして3月20日の『逆求人イベント』に参加したことがきっかけで、内定先企業からKさん宛に選考オファーが届いたんですよね。元々はどのような目的で参加したのでしょうか?
グループディスカッションができるということで参加しました。
――内定先企業の印象はどうでしたか?
人事の方々がほんわかしているのがとても好印象でした。他の企業はキビキビしていて「がんばろう!」という感じだったのですが、私はその雰囲気にあまりなじめなくて。そんな中、第一印象で「こういう人たちがいる会社はいいな」と思いました。
それに、この企業のグループディスカッションが一番楽しかったんです。参加メンバーも、JOBRASSのセミナーで一緒だった顔見知りの人が多く、一番“素”を出せました。
あとは、人事の女性がとてもきれいで。ずっと見とれていましたね。
――他にJOBRASSのセミナーで「これは良かった」というようなものはありましたか?
『面接対策セミナー 少人数制! 面接対策実践講座 【印象編】』は、実際にドアをノックしたり、ビデオを撮ったりしてアドバイスをいただき、とても参考になりました。
あとは『GD・面接対策セミナー 採用担当者に響く効果的な話し方』で、一人ひとりスピーチしたこともためになりましたね。参加している人もみんな就活生だから、いつもほどよい緊張感があって、がんばろうという空気があったのが良かったです。
――Kさんは『印象力アップセミナー ライバルに差をつける就活コミュニケーション術セミナー』で、学生が何十人も参加した中、優秀な学生に選ばれましたね。
その日も、就活の練習だから気を抜いちゃいけないなと思い、スーツを着たら就活モードに切り替えていました。選ばれて嬉しかったです。それまで、上には上がいると思っていたのですが、私でもいいんだと思って(笑)。自信になりました。
――セミナーのときも、うなずきながら聞いてくれていたのが印象的でした。
会社説明会でも、聞いていることが企業の方に伝わるように意識していました。それも、セミナーで教えてもらったことです。
――最終的に入社を決めた理由をお聞かせください。
30社くらい説明会などにいった中で、内定先企業だけがリクルーター面談をしてくださったんです。その方との出会いが大きかったですね。入社8年目の女性だったのですが、カフェで2~3時間くらい話してくださいました。
その後、最終面接の前にも不安になってお願いしたところ、仕事の途中で抜けてきて14時から会ってくださったんです。そのとき、内定先企業にはフレックス制度があって、前日に残業するとその分だけ早く上がれることを教えてもらいました。
――企業の姿勢も女性の対応も素晴らしいですね。
その先輩に内定報告をしたら、「じっくりと考えてね。でも個人的にはすごく嬉しいよ」と。その言葉を聞いたときは泣きました。いい先輩が見つかって良かったなと心から思いましたね。その先輩とは内定後も2度ほどお会いして、メールのやりとりもさせていただいています。
――いま就活全体を振り返ってみていかがですか?
就活は楽しかったです。周りから見たら大変だったと思いますが。一番の収穫は、人見知りせず知らない人とも話せるようになったことですね。この間の内定式でも、たくさんの方とお話しできて、「自分もこんなに話せるようになったんだ。就活を経験したからだな」と感じました。懇親会では、これから同期になる人とも仲良くなり、先輩方もすごく優しい人ばかりで嬉しかったです。今は、そんなあたたかい人たちと協力しながら働くことが、本当に楽しみなんです。
自分の就活を振り返ってみると、最初の面接はかなり緊張して、冬なのに汗だくになっていたことを思い出します。でもそんなときに、多くの人事の方が「もっとこうしたほうがいいよ」などとアドバイスしてくださったことが、嬉しかったんですね。だからそれを全部メモしておきました。他にも、質問されたことや答えたことなども、とにかくメモで全部残しておいて、「自分はこう思われているんだな」と参考にしました。この作業の繰り返しが自己分析につながり、とても役に立ちました。
まさに、就活をはじめたときに目標とした「あたたかい人のいる会社」そして「働きやすさ」という理想にぴったりの企業と出会えたKさん。最初は業界を絞らず様々なことを吸収し、段々と絞っていったことが、成功に繋がった大きなポイントなのかもしれませんね。
また、人事の方から指摘されたことを素直に受けとめ、メモにとって改善していったという点は、これから就活を迎える人にも参考になるのではないでしょうか。
Kさん、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
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【Kさんが参加したセミナー・イベント】
https://jobrass.com/seminar/web/manabiz/member/seminar/top
※今年は内容が変わるものもあります。
『JOBRASS ReaL 2016 合同企業説明会』
『ES対策セミナー 必ず聞かれるES三大質問の処方箋』
『面接対策セミナー 採用担当者は何を見ているのか』
『業界・企業研究セミナー 運命の1社と出会うための企業情報の読み解き方』
『逆求人イベント』
『印象力アップセミナー ライバルに差をつける就活コミュニケーション術』
『面接対策セミナー 少人数制! 面接対策実践講座 【印象編】』
『業界・企業研究セミナー 「ブラック企業に就職しない!」ための就活講座』
『印象力アップセミナー 面接の印象をガラリと変える身だしなみ&マナー講座 』
『ES対策セミナー 自分の魅力を伝える文章表現術』
『GD・面接対策セミナー 採用担当者に響く効果的な話し方』