インターンから行ってみることをおすすめします
氏名:山崎麻実
出身大学・学部:東京学芸大学教育学部
志望業界:ブライダル、人材
説明会参加:13社
先輩訪問:1人
エントリーシート提出:10社
面接:10社
内定:4社(ブライダル)
活動費用:約70,000円程度(交通費30,000円、食事代5,000円、証明写真5,000円、スーツ30,000円)
【大学3年生8月】3社のサマーインターンに参加し、就活を開始。
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【大学3年生11〜1月】一気に6社の秋冬インターンに参加。
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【大学3年生2月】ベンチャーや中小企業を中心に、説明会が開始していたので参加。
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【大学3年生3月】大手企業の説明会が解禁。10社くらいの説明会に参加する。中旬くらいに最初の内定が出る。
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【大学4年生4月】選考が本格的に開始。4月の半ばに第一志望の選考が開始。週に3つくらいの選考を受ける。
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【大学4年生5月】中旬から下旬にかけて3社から一気に内定が出る。入社先を決め、就活終了。
まず最初に、インターンについてお伺させていただきます。山崎さんは10社ものインターンに参加されたとお伺いしましたが、なぜそんなにたくさん参加されたんですか?
最初は自分の大学が教職課程メインで、学内説明会も一回くらいしかないような大学だったこともあり、就活にあまり力を入れていませんでした。一つ上の先輩から、もし就活をするならなるべく自分で動いたほうが良いと言われ、早いうちから色々動くようにしました。
また、インターンは企業が採用目的でなく実施しており、その後の説明会や面接に対して心の余裕を持っていくためにも、なるべく興味のある企業から参加するようにしていました。インターンに参加するために選考もたくさん受けましたが、落ちたり受かったりを繰り返した結果、受かったところに関してはその後の就活に向けた自信にもなりました。
ありがとうございます。早期から本選考に向けた自信を得るのも兼ねてインターンに参加されたんですね。ちなみに具体的にどのような業界のインターンに参加されたんですか?
夏のインターンでは興味のあったブライダル業界だけに参加しました。ただ、インターンでお会いした先輩にブライダル以外も見るなら今のうち、とアドバイスをもらったので、秋と冬のインターンはなるべく全く関係のない違う業界の企業を受けていきました。それにより、逆にやっぱりブライダルに行きたいな、と志望度がより上がりました。自分の好きなことがだんだん見えてきて、自己分析にもつながったなと思います。内定先もインターンに行った企業だったので、本選考が開始する前に内部を知れたのは良かったです。
1dayのインターンでは企業を深く知ることは難しいと思いますが、複数日程あるようなインターンなら社員の方に顔を覚えてもらうことができますし、社会人の先輩ともじっくりと話すことができるので、特におすすめです。
続けて、二つ目の質問に移ります。面接についてお伺いさせていただきたいのですが、面接を乗り越えるために、特に意識されていたことや実施した対策があれば教えてください。
最初のうちは、面接後のその日のうちに質問内容と自分が言ったことについて、流れを思い出しながらメモを書き起こし、面接ノートを作っていました。そうすることでその企業に何を話したかがすぐわかるので、今後の面接に役に立つと思ったからです。また、失敗したと感じた面接でも、それを字に起こすことで、反省しやすくなります。
次回の面接で言うことはこれ、ここは修正しよう、と改善を繰り返すことができたのは特によかったです。また、メモが溜まっていくことにより、それが経験値が目に見えて、これだけやっているし、次もいける、と自信にもつながっていきました。今日はこれがよかった、人事の人はこんな感じだった、ほめてくれた、など、ある種日記代わりのような感じでも活用しました。
なるほど。面接ノートを作ることで、振り返りと改善、次回へ活かすことを意識されていたんですね。ちなみに面接当日のその場で何か気をつけていたことなどはありましたか?
私はサービス業ばかり受けていたので、とにかく笑顔でいるということと、自分の用意しているネタに自信を持つということを特に意識していました。集団面接では他の人がどんなことを話しているか、気になるという人も多いとおもいますが、自分の用意しているネタはオンリーワンなので、周りは関係ありません。まわりがどれだけいい話をしていても、自分の言うことに集中することが大事です。そうすることで、あまり他人を気にせず、面接自体にも自信を持って臨めた気がします。
また、そうは言っても面接は緊張するので、前日にはお風呂の中などでもちゃんと考え、準備を怠らないようにしていました。たまに準備不足の状態で面接へ行くと、質問に答えてる間に、相手のクエスチョンを忘れてしまったりと、しどろもどろになってしまいます。質問の回答をどこに落ちつければよいのか、事前の準備を踏まえてしっかり話せるようにすることが重要だと思います。
就活したくないとか、就活が不安に感じたりするのは、やったことがないことが無いからだと思います。私も初めはそうだったので、他の人が春の説明会からスタートするところ、その半年前のインターンの段階からやっていれば、経験したことがないという不安は解消されます。就活に対する面白みとか、めんどくささとかを知った上で、選考や説明会に臨めます。
漠然と就活嫌だな、と思っている方は、まずはあの商品好きだな、とか、あそこで働けたらかっこいいな、とか、そういう理由だけでもいいので、インターンから行ってみることをおすすめします!面接の時期が精神的にも一番辛いですが、3月から初めて、面接を迎えた人と、8月からやっていた人だと、心の余裕に違いが出ると思います。自分に自信を持たせるためにも、まずは気軽に行ってみましょう。まず行ってみる、ができるのはインターンだからこそだと思います。本選考の面接ではなかなか厳しいので。笑
最後に余談になりますが、元気が出る一曲を決めておくと良いと思います!それを聞けば面接前でも心が落ち着きますし、うまくいかなかった面接の後に聞いても元気が出ます。また、合間に甘いもの食べるとか、行きたかったレストランに行くとか、頑張った自分に対するご褒美を用意すると良いです!そのためにと思えば、面接も頑張れます。私の場合、それはアイスやフラペチーノなどでした。笑