みなさんは、就活をスタートするタイミングはいつだと思いますか?
就活を意識し始めたときから―
春休み頃から―
まわりが、就活、シューカツ……と騒ぎ出してから―
就職活動が解禁してから―
それぞれ考え方は異なるでしょう。
もちろん、就活をスタートするタイミングは早ければ早いほどいいと思います。
人によっては「大学に入学した時点から」とか、目標が明確な人は「進学のときから」「子どもの頃から将来の夢は決めていた」という人もいるかもしれませんね。
多くの人が「そろそろシューカツのことを考えなきゃいけないよな~」と頭の片隅に浮かんでから、実際に行動に移すまでに時間がかかってしまうのですが、これを読んでいるみなさんは、就活に対して何かしら行動を起こそうと思っているからこそ読んでくれているのだと思います。
そんなみなさんが読むことを前提に、今回は【夏休みにやっておきたい4つの就活準備】についてお話します。
就活を意識し始める頃からよく聞く“インターンシップ”というワード。
「行った方がいいのかな」
「まわりが行っているから行こう」
と、目標が不明確のままになんとなく参加してしまう学生が毎年必ずいますが、インターンシップに参加することが、内定への近道とは限りません。それ以外にもできることがあるので、ぜひ参考にしてみてください。
私がオススメするのは次の4つ。
■ 就職希望先の勤務地付近に行ってみる
■ 社会人と話す機会をつくる
■ 情報収集の輪をつくる
■ 1つでいいから本気で取り組めるものをみつけ実行する
4つ全部できたらすばらしいですが、ぜひ1つはやってほしいと思います。
というのも、いずれも時間のある時にしかできないことだからです。実際、みなさんの中にも、学業の片手間にやろうと思っても、何かしら“言い訳”をしながらサボってしまう人も多くいるのではないでしょうか。私も学生時代は「時間なんていっぱいあるから」と色々なことを後回しにしてしまって、後悔したことがたくさんあります。
みなさんには、そんな後悔をしてほしくないですし、有意義な夏休みを過ごしてほしいと考えています。
では、4つの就活準備について解説をしていきます。
これは特に地方に住む学生にオススメします。
地元で働くのか、それとも都会で働くのか、また別の地域で働くのか。
まだ決められていないという人も、将来どこで働いていたいかイメージしてみてください。
地元以外の都会、または別の地域で働きたいと思っている人で、これまで行ったことがない人は、ぜひその地へ行ってみましょう!
できれば日帰りではなく、2~3日滞在できるとより良いと思います。
これは就職後のイメージを湧かせるため、というのもありますが……
初めての土地というのは、自分の慣れ親しんだ地とは大きく違います。
その違いに驚いたり、動揺したりして就活中に気分を落とさないためです。
特に東京に出てくる人は要注意。
東京は、セミナーやイベントにすぐ参加できる環境が豊富にあります。
つまり、地方と都会では就活をする環境に差があるということ。
まずは、一度、地方にはない環境に身を置き、それを認識した上で自分ならではの強みを生かしていきましょう。
さらに欲を言えば、その訪問した土地の学生と友だちになれたらベスト。
SNSなどでつながりを持っておけば、就活状況をリアルタイムで知ることができるし、実際に就活で訪れた際に互いに助けある仲間となるはずです。
地理的に不利なことを、夏休みのうちに少しでも解消しておくといいかもしれませんね。
アルバイト先の社員の人でも、OB・OG訪問でも、ご両親でも、大学の教授でも、大学のキャリアセンターの人でも、誰でもかまいません。
最低でも5人以上とコンタクトをとりましょう。
コンタクトをとったら、積極的に【仕事】について話を聞きましょう。
特にご両親はとても参考になるはず。
自分を育てるのにいくらかかったのか、年収はいくらなのか……
転職の経験や、仕事で挫折した経験はあるのか……
学ぶべきところがたくさんあるでしょう。
実際の社会人と【仕事】について話すことで、社会人になるとどのような生活が待っているのか、イメージしてみてください。
「就職希望先の勤務地付近に行ってみる」でも少し触れましたが、就活を進めるためには、どれだけの情報を収集できるかがカギとなります。
まずは自分自身で情報を収集するクセをつける練習をしてみましょう。
方法は何でもかまいません。自分にフィットしたかたちを選んでみましょう。
SNSを使うのも一つの手ですし、会って話せる人脈を作るのもよいと思います。
本を片っ端から読む人もいれば、情報収集はネットだけという人もいます。
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情報をインプットしたら、レポートにまとめる、ブログを書く、友だちにプレゼンするなど、アウトプットすると理解をより深めることができますよ。
ぜひ、情報収集の方法を身につけて、就活を円滑に進めましょう。
これが一番難しいことだと思います。
夏休みだからできること、と言っても過言ではありません。
目安は80時間~100時間くらいでしょうか。
インターンシップに参加すると、短期のもので1日から1週間まであります。
1週間のインターンシップに参加したとするならば、その期間はその企業のこと・仕事のことを考えているはずなので、同じくらいの時間は何かに別のことに本気で取り組むとよいでしょう。
部活でもいい、学生主催のイベントに運営側として参加するでもいい、自転車旅行でもいいと思います。
大切なのは「本気で何かに取り組むこと」。
結果がどうあれ、その経験は必ずあなたのプラスになるはずです。
長期で時間が作れる夏休みだからこそできることをぜひ、みつけてみてください。
いかがでしたか?
就活生の「夏休みの過ごし方」と言えば「インターンシップに行く」が定番となりつつありますが、できることは他にあります。
もちろん「どちらが正しい」と言っているわけではありません。
インターンシップに行く人もいかない人も、すべきこと・できることを見つけて熱中して取り組むことが大切なのです。
その経験を就活の本番で語ることができれば、結果的には就活対策になっているのです。
いずれにしても、みなさんが、この夏休みを有意義に過ごしてほしいと思い、この記事を書きました。
もちろん就活だけではなく、海や旅行、花火大会なども楽しんで思う存分夏を満喫してくださいね。
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