数ある就活用語の中でもよく聞く「インターンシップ」
「第一志望の企業が決まっていて、そこのインターンシップに参加したい」
「インターンシップって別に行かなくてもいいんでしょ?」
「そもそもインターンシップに参加するとどんな効果があるの?」
「行った方がいいとは思っているけど……」
「就活やりたくない!」「インターンシップ行きたくない!!」
などなど……
「インターンシップ」というワード1つで、様々な思いや疑問が出てきそうです。
自分はどんな仕事に興味を持つのか
自分の性格や知識、能力は仕事の上でどんなふうに活かせるのか
実際に試してみたら、いろいろ見えてくるはず。
その機会を与えてくれるのがインターンシップです。
すでに、多くの就活ナビサイトや就活情報サイトで「インターンシップの探し方」や「インターンシップに参加するメリット」といった内容の記事が出ていますが、数が多く情報の整理・取捨選択が難しい、という学生の声もよく耳にします。
そこで今回は「インターンシップの活用法」について、読んでほしい記事をタイプ別にまとめてみました。
□ 第一志望の業界や企業が決まっていて、インターンシップに参加したい
□ どこかのインターンシップには必ず参加しようと思っている
いずれかに当てはまる人は、このタイプです。
行くことを決めているあなたであれば、次にやることも決まっています。
行きたいインターンシップへのエントリーです。
募集開始は企業にもよりますが、およそ開催の2~3ヶ月前と考えておくと良いでしょう。応募の際にエントリーシート等の提出が求められる場合もあるので、早めに対策・準備しておくと安心です。エントリーシートに加えて、面接や筆記試験を設ける企業もあるので、選考内容をしっかりと調べておきましょう。
また、参加中のマナーについても、理解を深めておくことをオススメします。インターンシップは、受け入れ企業の協力がなくては成り立ちません。企業側は、多忙な業務の中で、インターンシップ生を受け入れるための準備、人員配置など、コスト負担をしていることも忘れずに。
インターンシップのプログラム自体は、企業や団体が企画するものですが、ただ単に「お客さま」として受身で参加するのはもったいないことです。ぜひ主体的に考えて、インターンシップを意義のあるものにしてくださいね。
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□ みんな行くって言っているから、行った方がいいとは思っている
□ 就活が有利になるって聞いたから、参加した方がいいんだろうとは思う
いずれかに当てはまる人は、このタイプです。
行った方がいいんだろうとは思っているけど……実際に行くかどうかは迷っている。ハードル高そうだなぁ~と二の足を踏んでいる、という状況ですよね。
まず伝えておくと、必ずしも「インターンシップに参加するだけで、就活が有利になる」ということはありません。
しかし、インターンシップは、実際の仕事や職場の状況を知ることができる絶好のチャンスです。「有利になるから」ではない、自分なりの目的意識を持つと、参加経験の価値がグンとUPし、結果的には就活に有利につながります。
インターンシップはちょっと先の“未来”を体感できる機会だと思い、迷っている人は、今一度「自分にとって必要か、必要でないか」考えてみてください。
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□ 大学から親から、インターンシップに行けって言われるけど行きたくない
いずれかに当てはまる人は、このタイプです。
就活が近づいてくると、いやでも耳にする「就活用語」。
嫌な現実から目を背け、逃げ出したい気持ちにもなりますよね。
ここで1つアドバイスです。
無理にインターンシップに参加する必要はありません。
アルバイト経験でも就業体験はできますし、インターンシップに参加する以外にも有意義な夏休みの過ごし方はいくらでもあります。
ただ、インターンシップの中にも有給タイプのものもあるので、お金を稼ぎたいからアルバイトをしたいという人は、有給インターンシップも視野に入れるとよいかも。
この記事を読んだことを1つのキッカケに、夏休みの過ごし方を考えてみてもらえると嬉しいです。
「就活イヤッ!」「考えたくない!!」と避けてしまう気持ちは、とてもよくわかります。しかし考え方や捉え方で、もしかしたら今やっていることも、将来のために役立つことかもしれませんよ。
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インターンシップに参加したことを履歴書やエントリーシートに書いたからといって、それが就職活動で有利に働く、ということはあまりありません。
有名な大企業でインターンシップを経験したことを面接で話せば、面接官は興味を持つかもしれませんが、彼らが知りたいのは参加の有無ではなく、「インターンシップでどんな体験をし、自分の成長にどうつなげたのか?」ということです。
つまり、職場を体験する中で、どれだけ多くのことを吸収し、そこから自分の将来を見据えることが出来たかが大切。
「インターンシップに参加する」ことを目的にするのではなく、「インターンシップを役立つものにする」ことを目的とすると、今後のためになるでしょう。
ぜひ、意義のあるインターンシップにしてくださいね。