近頃すっかり主流となったネット就活。手軽に情報収集ができて、とても便利ですよね。しかし、時にはあまりに情報量が多いために、自分にマッチした情報になかなか辿り着かず、使いにくさを感じることもあるかもしれません。
そこで、ネット就活と合わせておすすめしたいのが、学校のキャリアセンターを活用するという方法。皆さんの大学にも、学生の就職をサポートするための施設があるかと思います。
先日のJOBRASSマガジンの記事
→「就活の準備、何から始める?まずはこの2つのポイントを押さえよう。」
でもお伝えしたように、16年卒の先輩も「就活ナビサイト」と「学校のキャリアセンター」の2つを使う人が多数だったというデータも。しかしながら、ネット就活が主流になったことで、意外とキャリアセンターを上手に活用できている人は少ないのではないでしょうか。
それでは改めて、どのような施設なのか確認しておきましょう!
キャリアセンターとは、学生の就職をサポートするために各大学で設置している施設のこと。「就職課」「就職部」などと呼ばれることもあります。ここに集まる求人情報は、学内の学生向けのものが多く、ネット上に載っているような不特定多数の人に向けられたものではないのが大きなポイント。他にも、就職ガイダンスの開催や、就職専門家の職員による履歴書・エントリーシート(ES)・面接などについてのアドバイスも行っているそうです。
キャリアセンターにある求人票は、その大学のレベルに合った企業が多く、企業側もそこの大学の学生が欲しいと思ってキャリアセンターに求人を出しているため、マッチング率が高くなります。また、企業によっては就職サイトに高い広告費を支払うよりも、キャリアセンターを利用するほうが得策と考えるところも多く、ネットでは探せない優良な求人情報が眠っている可能性も。特に医療系や介護系、大学職員、地元の施設・企業など、その学校ならではの求人を探すこともできるので、場合によってはネットよりも効率的という意見も多いんですよ。
多くの大学のキャリアセンターには、専門的なトレーニングを受けたキャリアカウンセラーが常駐しており、必要な情報の提供や就職相談などに幅広く対応してくれるそうです。エントリーシート(ES)、面接、グループディスカッションの対策といった具体的な課題に対する相談から、「いま何をすべきなのかわからない」、「やりたいことが見つからない」、「就職活動をする気になれない」といった抽象的な相談までフォローしてくれるとか。
キャリアセンターで面談してきたけど、やっぱ人に話聞いてもらうと違うね… 一人だと就活難しいよ
— すだ (@ginger0723) February 20, 2015
いかがでしたか?
これまであまり足を運んでいなかったという方も、一度利用してみると、ネットでは気付かなかった発見があるかもしれません。まずは気軽に覗いてみることをおすすめします!