就活本番。
周りもなんだか焦ってて、自分でもやばいかも、と思いつつ何もはじめられていない。
自己分析? 自己PR?? という段階の方もいるのでは。
時間はないがなにをしたらいいのかわからない。
さあ、何をしようか。という方に向けて今回の記事を企画しました。
◎記事の読み方について:本記事は「まだ何も始めていない」「もはや、やばいのかもわからない」という方を対象としているため、できるだけわかりやすく書いています。
物足りない方には【延長戦】と題して、カテゴリごとに+αにあたるコンテンツをご紹介していますので、ぜひそちらをご確認下さい。
◎所要時間について:就活対策をひととおり終わらせるのに500分を必要としています。500分をまとめて時間とれるのがベストなのですが、別日に行っていただいても構いません。
◎準備物について:あらかじめ、学校指定の履歴書(学校によって配布方法や料金が異なります。入手方法を確認してくださいね)をご用意いただくと進めやすいかと思います。
※学校指定の履歴書がすぐに用意できそうにない場合:
JOBRASS新卒の就活プロフィールでも履歴書と同じ内容を入力することができます。
ログインをして作成してみてください。 https://jobrass.com/gakusei/DRST00202
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▼INDEX(クリックすると各タイトルに飛びます。全文をご覧いただくにはログインが必要です)
(9)今日の振り返り・次の日から行うべきことをまとめる
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まずは15分かけてこの記事をじっくりお読みください。
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就職活動、というと大イベントで複雑に考えてしまいがちですが、ごくごくシンプルにしてみると以下の3つをする期間だといえます。
1)考える
2)探す
3)受ける
1)「考える」は「こんな企業で働きたいなあ」ということを考えること、見つけること、いわゆる自己分析、業界研究などがこれにあてはまります。
2)「探す」は、1)「考える」で、いくつかでてきた働いてみたい企業群にあてはまる環境を探すということ、いわゆる企業研究、就職ナビサイト/キャリアセンターの活用などがこれにあてはまります。
3)「受ける」は見つけ出した企業に文字通り受けていくことです。「受ける」の準備としてみんな、エントリーシートや面接、筆記試験の対策をしているというわけです。
では、みなさん今の段階だとどこまでできているのでしょうか。
基本はこの3つ。ぜひ頭の片隅に置いてすすめてくださいね。
では、はじめてみましょう。
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実際に今一番気になる企業を1社思い浮かべて検索してみましょう。気になるところがなければ、最初に思い浮かんだ企業でも構いません。ネットで「企業名 採用」や「企業名 2018」「企業名 2019」あたりで検索すると効率的にいきます。
企業のページにたどり着いたら、採用ページを確認してください。
採用ページにたどり着いたら以下の項目をチェックしてみてください。
□ 募集職種
□ 採用フロー
□ 応募書類(選考を受けるには何が必要か)
無ければ、また次の企業のページをみていきましょう。
あくまでも、ここでは「これから何が待ち構えているのか」がわかればOK。
企業によって上記の項目は違うので、その違いを比較するためにも、2,3社みておくとよいでしょう。
▼延長戦:企業研究で企業のHPを見るときのポイント
https://agent.jobrass.com/magazine/research/194/
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(3)で実際に企業の情報を確認すると、「履歴書」という言葉を多く見かけたのではないでしょうか。多くの企業は、みなさんの情報が書かれた書類である、履歴書もしくはエントリーシートの提出を求めます。エントリーシートであっても、すべての基準は「履歴書」となります。新卒の就職活動の場合、学校指定の履歴書を提出する必要があるので、まずは書いてみることをお勧めします。
ここでは、「何が書けないのか」を知ることを目的にしていきます。
履歴書の志望動機は、気になる業界を一つ決め(企業があればそこで)そこに提出する、という気持ちで書いてみましょう。
履歴書の項目やサイズは学校によって様々ですが共通して、
(a) みなさんの情報・経歴…大学情報・住所・これまでの学校情報など
(b) 考えの発信…自己PR、志望動機、長所・短所など
の2つの情報がわかる書類です。(a)みなさんの情報・経歴は、使い回しができるので、一つ正しいものを作って、コピーしておくと便利です。
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▽卒業早見表 ~4年生大学 2019卒/学部の場合
2012年(平成24年)4月 高校入学
2015年(平成27年)3月 高校卒業
2015年(平成27年)4月 大学入学
2019年(平成31年または●●元年)3月 大学卒業
※院卒・浪人・留年などの場合は調整が必要
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(b)考えの発信 は、おそらくなかなか筆が進まないもの。次に考えていきましょう。
▼延長戦:
「一瞬で落とされる」エントリーシートとは!? 採用担当者が見ているESのポイント6つ
https://agent.jobrass.com/magazine/measure/4134/
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では早速、履歴書・エントリーシート・面接でも使える志望動機について考えていきましょう。まず、何かしら興味を持っている業界・企業がある場合、「なぜそこに興味を持ったのか」を思い返してみます。
仮にあなたが、食品業界のなかでお菓子メーカーに興味あると想定して考えてみましょう。
先に言ってしまいますが「お菓子が好きだから」というのだけの志望動機はNG。
抽象的な「人々に食を通して幸せを与えたいから」というのも避けたほうがいいですね。
そうなると「なぜパンではいけないのか」、もっといえば「なぜメーカーじゃなくてはいけないのか」となってしまいます。
そうなると、次に考えることになるのが、社風であったり、企業の取り組む姿勢だったり……ということになりそうです。
A社のメーカーは、現在作っているお菓子を海外展開することを今後最も重視したい
B社のメーカーは、日本国内で別事業(外食)を展開したい
だと、入社してからの働き方は全く変わってきますよね。
つまり、企業の「考え方(価値観)」を知ることが必要なのです。考え方を知るには、OB・OG訪問、インターンシップやイベントに参加することが最も効果的なのです。
しかし、この時間の中では、
・興味のある業界の中でどんな企業があるか調べる
・どの企業の考え方に共感ができるか
・共感が出来る点はどこか
を絞って考えていくとよいでしょう。
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次に頭を悩ませるのが「自己PR」。自分自身をアピールしてくれ、といわれても意外と困る人も多いのではないでしょうか。起業した、留学をした、プロジェクトを成功させた……華やかな他人の自己PRは想像(創造)できるものの、いざ自分のPRポイントとなると、あまりないものです。しかしそれが普通です。明らかにすごいことを行った人はなかなかいません。それでは次のことを考えてみましょう。
あなたが没頭したものってなんでしょうか。いくつありますか。
アルバイト、学業、ゼミ、サークル……なんでもかまいません。アイドルの応援などでも。
没頭したものが一つの人は「一つのことを追求する力」がありそうですし、没頭したものがたくさんある人は「いろいろなことに興味を持つ好奇心の持ち主」なのでしょう。
そのときって何から物事を進めますか?ネットで情報収集? 友達に相談する? 教授に聞いてみる、SNSで拡散する…? 意外とみなさん自身の行動の仕方がわかると思います。
没頭している途中で困ったことや苦しかったこと、工夫点はありますか?
そのときどのように解決したでしょうか。そのエピソードについて順を追ってまとめて書いてみましょう。
そして、あなたは普段どんな人だといわれるでしょうか。
「やさしいね」「しっかりしてるね」でしょうか。ちょっとLINEで聞いてみてください。「私(俺)ってどんな人?」と。
意外と友達からは的を得た意見がもらえるかもしれません。
そうしてこれらをまとめると
「私はしっかりしているという人間だと友人からいわれます。例えば、学園祭で所属しているサークルのライブのチケットを販売するときに当初決めていた値段だと赤字になるのでは?と心配になったので、経営学部の友人に相談し、値段設定を決め直したり、ドリンクサービスをオプションとして企画し実行しました。結果、黒字化することができ、次回のライブ開催の資金に充てることができました。」
または、「私は好奇心が旺盛だとよく言われます。大学の授業の中で、苦手な単元があったのですが「知らない」ままにするのがとても悔しく、自分自身で図書館に行って調べたり、違う大学の専門家に伺ったり、原因がわかるまで物事を追求しました。結果、苦手科目でも良い成績がつき、年間でも成績上位者として表彰していただくことができました。」
など、できあがってくるかもしれません。
とにかくまず「自分らしいなーというエピソード」を見つけ出すことがポイントです。
今の段階は誰も見ていません。素直に書き出してみましょう。
▼延長戦:
★自己分析に最適!就職活動で使えるマインドマップの書き方
https://agent.jobrass.com/magazine/self_analysis/226/
★1度は使ってみるべき! SWOT分析を用いた自己分析
https://agent.jobrass.com/magazine/self_analysis/3947/
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「いきなり友達!?」と思われるかもしれないのですが、面接対策は残念ながら一人ではできません。なぜならば、「人の目を見て話す緊張感」や「準備していなかった質問に対する対応」など、一人では実感、体験することができないからです。
面接対策として、エントリーシートに書かれていることをつぶやいて、覚えるということに執着する学生も多いのですが、覚えるのは履歴書に書かれている「文章」ではなく「伝えたいこと」です。
このエピソードで言いたいこと、志望動機で言いたいこと、これが言えるのかどうかが大切です。
まずは、自己紹介・自己PRくらいからはじめ、志望動機、最近気になったニュース、など
面接練習をお互いにはじめるとよいでしょう。緊張感を味わうためにも、ゼミやサークルの先輩(就活済み)やキャリアセンターの方と練習をするとさらによいと思います。
今すぐ行いたい方はSkypeなどを利用するとよいかもしれませんね。
▼延長戦
★新卒向け!就職面接でよく聞かれる代表的な5つの質問
https://agent.jobrass.com/magazine/measure/238/
友達と併せてグループディスカッションの対策もしてみましょう
★【事例あり】キャリアコンサルタントが教えるグループディスカッションを通過するためのOK・NGポイント
https://agent.jobrass.com/magazine/measure/5555/
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あああああ忘れてたーーーーと思われたでしょう。そうです。就活にもテストがあります。
主にはSPIや時事問題、小論文、作文などなど……。ここで落ちてしまうと、一生懸命考えた自己PRや志望動機を伝える間もなく、選考が終わってしまいます。これが一番もったいないことです。対策を行うならば、一番手っ取り早い方法は圧倒的に「模擬試験」を受けること。テキストを1ページ、1ページするには残念ながら時間がありません。
まずは本番にいちばん近い、模擬試験を受け「できないところを発見」し、「テストの感覚」を知りましょう。
小論文、作文であれば、過去問題を解き、キャリアセンターや先輩に添削してもらってください。
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さて、(8)まで一通りしてみていかがでしたか? ここが足りない、ここを知りたい!いろいろなことを思ったのではないでしょうか。まずはその不足している部分を記録し、明日からの活動に活用していきましょう。
そして、案外忘れがちなこれ。みなさん終わってますか?Todoリストにして一つずつ終えるようにしましょう。
□証明写真の撮影
□スーツの準備
□文具の準備(履歴書や説明会で利用)
□コピーの仕方の確認……企業のESなど印刷をかなり行います。家にプリンターがないひとは、大学でできるのか、コンビニで印刷するかなど決めておくとよいでしょう。
□就活イベントの予約……実際に担当者に会うのが1番です。様々なイベントを調べて参加するための予約を行っておきましょう。
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いかがでしたか? 本番までに意識しておいてほしい就活の「視点」はお伝えできたつもりです。読んでいただくとわかるように、就職活動は一人ではできません。
しかし、一人の時間も同じくらい必要です。まとまった時間を取り、じっくり考えまとめてみましょう。そしてある程度固まったら、ぜひさまざまな機会を利用して就職活動をすすめてみてください。