ToDoリストとは――
現在するべきことを書き出したもの。
簡単に言えば「やることリスト」です。
1日24時間。
これは、学生であっても新入社員であっても、仕事がデキる社会人であっても平等です。しかし、時間の使い方やその中身には大きな差があることを知っていますか?
限られた時間を有効に使う。
ToDoリストを使うと、予定を効率的にこなすことができ、やらなければならないことをリスト化することで円滑に進めることができるでしょう。
では、どのようにToDoリストを作ればいいのか。紙に書く人もいれば、近年ではアプリなどを利用している人もいます。備忘録として活用している人が多いようです。
今回は、ToDoリストの利便性と注意点、上手な活用法を【見本付き】で紹介します。
1日が終わって……「今日やろうと思っていたことができなかった」なんてことありませんか? また「今日中にやらなければいけなかったことをすっかり忘れていた」なんてことありませんか?
就活中においては「業界研究を進めておきたかったのにできなかった」や「エントリーの締切りが今日だったのに忘れてしまった」などがあると思います。
このようにタスクのやり残しや、スケジュール通りに進まなかったことが続くと、多くの人が「まぁ、いっか」とそのままにしてしまいます。それが積もりに積もって、いざという時に慌ててしまう要因になるとわかっているのに……できない! そんな人にToDoリストを作る秘訣をお教えします。
■タイムスケジューリング・イメージトレーニング
■自分だけがわかればいい
■優先順位を明確に
朝起きたら、顔を洗う、着替えるなどのルーチンに「ToDoリストを作成する」を加えましょう。前の日にでも、思いついたやるべきことをスマホのメモに入れたり、音声メモに残しておいたりしておくとスムーズにリスト作成ができますよ。また、頭の中で大体のタイムテーブルを作ると、優先順位も付けやすく、1日を効率的に過ごすことができるでしょう。リストは自分だけが見るものなので、キレイに作る必要はありません。短時間で端的に作ることで、ルーチン化しやすく、“3日坊主”も防げると思います。
≪見本1≫
これは簡単なチェックシートタイプです。日付・チェック・やるべきこと、この3つを書くだけなのですぐに作れるでしょう。リストを書いて、終了したものにチェックをいれるだけ。シンプルで、初心者にも使い勝手のいいタイプです。手帳に書くもよし、メモ帳に書くもよし、ネット上に無料テンプレートもあるのでダウンロードしておくと、プリントアウトするだけで使えます。
≪見本2≫
これは≪見本1≫より少しバージョンUPしたもの。優先順位と進捗度(物事がどこまで進んだのか)が記入できるものです。また、日付を期限とすることで、何日までにやっておかなければならないのか、長期的にタスクを管理できます。さらに進捗度を記入することで、状況が一目で把握できるのもこのリストのいいところ。しっかりと進み具合を見て、期日までにやりきるには今どうするべきなのかがわかるでしょう。
いずれのToDoリストも、とてもシンプルでわかりやすい代表的なもの。仕事や勉強の効率化としてToDoリストの作成は有名ですが、上手く活用できずにかえって頭の中が混乱してしまったり、効率が悪くなってしまったりする人も少なくないようです。
コツは、リストを多く作り過ぎないこと。やるべきことをまとめるのは大切ですが、数が多すぎるとそれだけで混乱してしまいます。短期間で達成できるように、細かく区切ってリストを作成し、見た目の数を減らしましょう。
また、ToDoリストは目的を達成するための手段です。しかし、リストを作ることが目的になってしまい、作ったことに満足してしまっては本末転倒。キレイで見栄えのいいリストを作るのではなく、結果にこだわってリストを作成すると良いですよ。
就活解禁直前のToDoリストを大公開!!
□ 学校のキャリアセンター、または就職課に行ってみた
□ 志望企業の採用ページをチェックした
□ 自己PRのエピソードを用意した(2~3コ)
□ 就職活動の軸を決めた
□ 就活グッズを用意した
□ 進路について周りに相談してみた
□ 合同企業説明会に予約をした、参加の予定をたてている
□ 証明写真を撮った
□ 筆記試験対策をした
□ 最近気になるニュースが3つ以上言える(芸能ニュース以外)
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□JOBRASSのプロフィールを充実させた
3月1日は、就活生のみなさんにとってはやっと企業にアプローチをスタートできる大切な日でしょう。しかし、企業にとっても一斉に学生を探し始めることができる大切な日。すぐにでも企業からのオファーが受けられるように、事前に準備しておくことをオススメします。
以上、ToDoリストの作り方を紹介しました。
社会人になると、とにかくやることが増えるもの。その時のための訓練としても、今からやることを管理する方法を自分なりに試行錯誤しておくと良いと思います。就活中のあなたの記録としても、とても役立ってくれるはずです。
上手に管理してやり残しのないように、そして悔いのない就活にするために、活用してみてくださいね。