専門職も多い一般職。就職してから、資格の取得を目指す人もいるのでは? JOBRASS編集部では、全国の一般職で働く社会人たちに、現在資格の取得を考えている人がどれくらいいるのかをアンケート調査。すると、3人に1人は資格取得を考えていることが明らかに! では、どんな資格を目指しているのでしょうか? 多かったのは……
【資格取得を考えていますか?】
・考えている 33.0%
・考えていない 67.0%
3人に1人が、資格取得を考えているとのこと。では具体的に、どんな資格の取得を目指しているのでしょうか。
パソコンでの仕事が多い一般職では、ITスキルを身につけ、資格をもっておくことで仕事の幅が広がったり、転職しやすくなったり……といったことを考える人も多いようです。
・IT関係(男性/宮城県/研究開発・43歳)
・パソコン関係(男性/岡山県/製造業の営業・46歳)
・情報処理(男性/神奈川県/社内情報システム管理・46歳)
もっとも多くみられたのは、今従事している仕事に関連する資格の取得。自身のスキルアップはもちろん、資格取得で給料があがったり、仕事の幅が広がるといった事情もありそうです。
・危険物(男性/千葉県/食品生産業・48歳)
・構造一級建築士(男性/岡山県/建築構造設計・41歳)
・翻訳(女性/神奈川県/国際業務・46歳)
・介護福祉士(女性/大阪府/経理財務・46歳)
・プロジェクトマネージャ試験(男性/神奈川県/情報システム・40歳)
・技術士(男性/愛知県/施工管理・43歳)
・オラクルマスター(男性/愛知県/その他専門職・49歳)
・次に考えているキャリアで必要な資格(男性/東京都/その他専門職・49歳)
・第二電気工事士(男性/熊本県/電力会社からの委託一般事務・30歳)
・スキルアップにつながるような資格(具体的には定まっていない)(男性/神奈川県/教職員講師・47歳)
お金まわりの取得は、自身の勉強になるほか、汎用性が高いのも特徴。勤めている企業で経験を積めば、他の企業やフリーとして活躍できる可能性もあるでしょう。
・ファイナンシャルプランナー(女性/東京都/一般事務・35歳)
・簿記(女性/千葉県/一般事務一般事務・28歳)
・税理士(女性/東京都/社労士一般事務・38歳)
語学は、何歳になっても必要性を痛感する人が多いもの。できることに越したことはないためか、TOEICなどの勉強を続けている人は少なくないようです。
・英語(女性/東京都/講師・48歳)
・語学関係(女性/東京都/経理事務・57歳)
・TOEIC(男性/神奈川県/営業・38歳)
・TOEIC(男性/茨城県/企画マーケティング・40歳)
いずれにしても、大切なのは目的意識をもっているかどうか。むやみに資格を取得しても、業務に活かせないままでは“持ち腐れ”になってしまいます。スキルアップのために資格取得を考えたり、資格をとるという目標をたてることで、業務のモチベーションアップにつながれば良いですね。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2015年12月11日~2015年12月17日
対象:企業の一般職社会人 計100名