成功者たちが残してきた名言は、いつの時代にも私たちに生きるヒントを与えてくれるもの。
特にいま、まさに人生の岐路に立っている就活生にとっては、心に響く名言も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、就活中の皆さんにおすすめしたい名言10選をご紹介します!
――アリストテレス (古代ギリシアの哲学者)
世の中を見渡してみたとき、人生のうちに天職を見つけられる人は、どのくらいいるでしょうか。学生時代、「自分には才能がある」と思っていた人も、理想どおりの仕事に就いて、その才能を100%活かせる人は少ないかもしれません。しかし逆に、学生時代「自分には才能なんてない」と思っていた人が、仕事をしているうちに才能を開花させることがあるのも事実。どちらにせよ、新卒のうちは“経験より可能性重視”で採用される場合が多いのですから、このチャンスを逃す手はありません。そのためにも、今からしっかりと自己分析や業界研究をして、少しでも自分の特性を活かせそうな仕事を探しましょう。また、家族や友人などに自己分析の相談をしてみるのもおすすめ。自分が当たり前にやっていたことが、実は他人から見て「すごい」と思われていることもあるかもしれません。
――須藤元気 (世界学生レスリング日本代表監督・作家・ミュージシャン・タレント・元総合格闘家)
この世の中には完璧な人間など存在せず、誰しも少なからず欠点があるものだと思います。あなたは自己分析をしているとき、コンプレックスから目を背けていませんか?実は、短所と長所は背中合わせになっており、状況が違えば短所だと思っていた部分が長所に転じることも少なくないのです。短所を素直に受け入れることで、長所を伸ばすことができるようになれば、きっとあなたの個性もますます輝いてくることでしょう。
――高山樗牛 (明治時代の文芸評論家・思想家)
就活中は、ついつい自分を大きく見せたくなり、ESや面接などで小さなウソを並べてしまう人もいるようです。しかし、それではすぐにボロが出てしまいますよね。それよりも、普段の生活の中で当たり前すぎて意識していなかったようなことに、目を向けてみましょう。ごく親しい人たちとの人間関係や、長く続いている趣味などについて深く掘り下げてみることで、あなたの「人柄」や「適性」といった自己分析に役立つヒントが湧き出てくるかもしれません。
――野口英世 (細菌学者)
自己分析をしていると、過去の自分を悔やむこともあるかもしれません。しかし、それはもう変えられないこと。くよくよと悩むより、これからどうすれば良くなっていくのか考えましょう。過去の行動によって今の自分があるように、今の行動によって未来の自分が変わってきます。
――モニカ・セレシュ (女子プロテニス選手)
就活を始めたばかりの段階で、最終目標が明確な人は少ないかもしれません。むしろ、興味のもてる仕事が全くない状態で、社会人になるというリアリティがなく、どんなことから手をつけて良いかわからない人もいるのではないでしょうか。そんな人はとりあえず「この日までに10社以上、企業説明会に行ってみよう」といった小さな目標から立ててみましょう。それがクリアしたら、次は「ES対策セミナーに参加してみよう」という風に、小さな目標を達成していくうちに、やがて大きな目標が見えてくるはずです。
――野茂英雄 (元プロ野球選手)
まさにそのとおりですよね。就活においても、失敗を恐れずどんどん挑戦していきましょう。そしてたとえ選考で落とされても、挑戦した自分を褒めましょう。
――安西先生 (漫画『スラムダンク』の登場人物)
漫画好きの人ならお馴染みの名言ですよね。就活では、受かる確率より落ちる確率のほうが高いことが多いため、何度も落ちるとあきらめたくなることもあるかもしれません。でも、本当にあきらめてしまったら、永遠に内定は得られませんよね。それに17年度卒も「売り手市場」と言われているのですから、他の年代の人に比べれば可能性は大きいはず。疲れたら少し休憩を入れつつ続けていきましょう。
――志茂田景樹 (小説家・絵本作家・タレント)
たとえ選考で落ちたときでも、その経験をしたことによって1%くらいは得られたことがあったはず。例えば、ライバルだった就活生から学ぶことがあったり、人事の方からアドバイスをいただいたり、失敗したからこそ改善点が見えてきたり……。どんなことでも良いので、就活中は行動するたびに1%の希望を見つけるようにしてみてください。きっとその積み重ねがあなたを成長させ、いつか内定に結び付くはずですよ。
――羽生善治 (将棋棋士)
情報化社会と言われるようになってから、20年近く経ちました。就活もインターネットを使うことが当たり前となり、いくらでも気になる情報が手に入るこの世の中……。しかし、最終的に入社する企業を決めて、未来を創るのはあなた自身なのです。情報の山に埋もれることなく、自分の価値観にとって最も必要な情報を取捨選択していきましょう。
――萩本欽一 (コメディアン、タレント)
残念ながら就活では、すべての学生が第一希望の仕事に就けるわけではありません。中には、目標に向かって突き進むあまり、絶対にこの仕事でなければと決めつけすぎてしまい、ダメだったときに方向転換できず苦しむ人もいます。しかし就活生の皆さんはまだまだ若いのですから、これからも様々な可能性があるということを忘れないようにしましょう。そしてもし、あなたを選んでくれた企業があるのなら、ぜひ前向きに検討してみてください。思いもよらず、目指していた企業以外の場所で、もっと良い正解が見つかるかもしれません。
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