「今日の面接ダメだった」「内定もらった」など、SNS上で就活の進捗を書き込んでいる投稿はたくさんみられます。でも、もしそれが採用担当者や企業の人たちの目に触れたら……?
面接内容や企業の悪口を投稿するのはもってのほかですが、「面接行ってきた」レベルでもダメなのでしょうか? 今回JOBRASS編集部では、採用担当者100名に、会社の情報や機密情報とは言わないまでも「今日の面接よくできた!」などと学生がTwitterで呟いているのは、印象が悪いかどうかを聞いてみました。
【学生が選考状況を逐一Twitterで呟いているのは、印象が悪いですか?】
・思う 47.0%
・思わない 53.0%
「思う」という人が47%。過半数の人は、
「会社が特定されないような投稿であれば別にいい」(男性/コンピュータ関連以外の技術職/36歳)
「個人で感じる感想のみだったら、自由なので何も思わない。会社等の事が少しでも記載されていれば、悪く感じる」(女性/その他/33歳)
など、“基本的にSNSは個人の自由であり、機密情報やネガティブなものでなければ許容”というスタンスのようです。では、「印象が悪い」という人たちの意見をみてみましょう。
「印象が悪い」という人たちの意見としては、大きく2つ。「なんの意味があるのか分からない」(男性/その他/40歳)という声と、「軽い。とにかく、何も書き込むな」(女性/その他/43歳)など、内容がどうあれ、就活関連のものは書き込まないほうが良いという意見です。
・SNSで、会社の事は言わない方が良い(男性/その他/43歳)
・SNSは不要(男性/研究・開発/58歳)
・そもそもTwitterでつぶやくことではない(男性/その他/44歳)
・つぶやく必要性がわからないから(女性/総務・人事・事務/41歳)
・印象が良くなるものはない(男性/総務・人事・事務/47歳)
・採用面接のことをSNS上にアップする意味がそもそも理解出来ないため、どんな内容でも印象が悪い(女性/その他/39歳)
・身の上を発信すべきではない(男性/その他/30歳)
・人格や言葉遣いがあまりにも軽薄に見える。基本的にSNSで公開すべきことではない(男性/その他/45歳)
・他の人へのどんなアピールになるのかよく分からない(男性/公務員/43歳)
・面接のことには触れない方がいい(男性/その他/46歳)
機密情報や会社名を書いていなくても、もしその会社の採用担当者が受けにきた就活生の「今日の面接……」という投稿を見たら、“SNSばっかりうつつを抜かしているのかな”と思う可能性も大。とにかくSNSの使い方には注意したほうが良さそうです。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2017年4月14日~2017年4月19日
対象:企業の採用担当者 計100名