面接に遅刻するのが心配で早めに家を出たはいいけれど、現地に到着してから時間を持て余すこともしばしば。そういうとき、先輩たちはどのようにして時間を過ごしていたのでしょうか?
今回JOBRASS編集部では、社会人101名に、もっとも早く着いたのは指定時間のどのくらい前か、また、早く着いた場合の時間の有効活用法を聞いてみました。面接で緊張しないための“時間の余裕”と過ごし方とは!?
もっとも多かったのは、「1時間前」という回答。電車の遅れなどを勘案し、1時間前に現地へ着くように心がける人が多い様子です。
・1時間。カフェにいる(女性/総務・人事・事務/30歳)
・1.5時間。マクドナルドで潰した(男性/コンピュータ関連以外の技術職/26歳)
・1~2時間くらい。カフェでリラックスするか、本屋に入る(男性/その他/27歳)
では、1時間前に着いた人たちは、何をしていたのでしょうか?
【会場場所のチェック、周辺を散策してみる】
もっとも多かったのは、会場場所のチェック、周辺散策という声でした。番地どおりに行っても、案外入り口がどこかわからなかったり、似たような住所だったりと“思い違い”はあるもの。面接会場へは、入り口まで確認しておくことが大切です。また、周辺を歩くことでその会社で働きたいというイメージも高まります。
・会社の近くをブラブラして、周りにどんな建物があるのかをチェックします(男性/その他/26歳)
・持ってきている今までのノートなどをその場で見る。下見をするなど、場から離れず慣れておく(女性/その他/23歳)
・1時間前には到着しておく。会場の場所を確認したあとは周辺を散策する、喫茶店に入って一休みしておく(女性/その他/27歳)
・事前に会場と入口を確認し、近くの飲食店で面接のイメージトレーニングをしていました(女性/総務・人事・事務/28歳)
・場所、外観などを把握し、近くのファストフード店で時間を潰す(男性/総務・人事・事務/25歳)
・初めて行く場所なら1時間くらい余裕を持って行く。そして会社の場所を確認した後会社周りの散策をしたり、喫茶店等で面接に対して集めた資料などを確認する(女性/その他/27歳)
・会社の周りの様子を見る。コンビニ、最寄りのバス停、近隣の店についてリサーチ。また、働いている方も見る(女性/その他/26歳)
・周りの環境の特徴をつかむ。実際に面接で土地のイメージを聞かれたことがあるから(女性/その他/26歳)
【会社概要、ESのチェック】
1時間あれば、会社近くのカフェやファストフード店に入り、面接やエントリーシートの最終チェックをしたり、コーヒーを飲んでリラックスしたりすることも可能。早く現地入りするのは、緊張を鎮めるためでもあるのです。
・近くのカフェで会社の概要を再度見直す(女性/その他/22歳)
【身だしなみを整える】
・1時間前。会社の近くにあるお店などでトイレを済ませ、身だしなみのチェックをする(女性/その他/29歳)
【リラックス】
・近くのカフェなどに入って、内容を確認したり、休憩をとる(女性/その他/25歳)
・喫茶店でコーヒーを飲んで心を落ち着かせる(男性/営業・販売/26歳)
これが「30分」になると、カフェに入る余裕はあまりなくなります。
30分という回答でもっとも多かったのは、「コンビニで時間をつぶす」というものでした。コンビニでできるのは、トイレを借りられれば身だしなみのチェックくらい。カフェには入らず、適当な時間まで会社周辺をウロウロしてみる人もいますが、30分ではそれも微妙な時間なのか、少数派。建物のかげなどでスマホをいじるなど、面接とは関係ない行動で時間をつぶしたという声が目立ちました。
・コンビニのトイレで身だしなみチェック(女性/総務・人事・事務/28歳)
・30分。その辺をブラブラするか、ベンチに座って内容確認(女性/その他/31歳)
・30分。本などを見ていた(男性/その他/33歳)
・30分早く着いた。周りにあるお店をチェックしたりコンビニでトイレを済ませたり、携帯をいじってとにかく時間を潰す(女性/その他/23歳)
・外で座れるところを探し、スマホを使ってずっといじる(男性/コンピュータ関連以外の技術職/24歳)
まとめてみると、「早く着くなら1時間くらい前」が良さそう。30分程度だと、確かに時間に余裕はあるものの、無為に時間を過ごすことになりかねないということ。1時間あれば、会場の確認や周辺環境だけでなく、カフェなどで、面接に向けた最終チェックをする余裕もありますね。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
対象:社会人1~2年目の男女 計101名