就活に向けて「手帳」を購入する学生が多いこの季節。
特に定番と言われるものは10月はじまりのものが多く、「手帳」の購入をきっかけにして本腰を入れたという先輩方の声も聞かれます。
皆さんの中でも、気になっていた人も多いのでは?
今回は、就活における「手帳」の重要性についてお話しします。
(※こちらの記事は、2015年10月2日に公開したものを更新しています。)
ズバリ、必要です。
最近はスマホのアプリなどでスケジュール管理をする人も増えているため、紙の「手帳」を使うアナログな手法は、今どきではないと感じる人も多いかもしれません。
しかし実際、スマホでスケジュール管理しているだけでは、電源が切れたりネット環境がなかったりしたら、一貫の終わりですよね。
また、企業の人事担当者から見ると、目の前でスマホに書き込む学生は「印象が悪い」と感じることも多いようです。
その点、「手帳」はサッと開けて効率的。
選考が進むと、企業から電話がかかってくることも多くなりますが、そんな時にもメモしやすいので便利です。
就活は、膨大な情報が入ってくると同時に、多くの予定をこなさなければならず、「これは大事だから覚えておこう」と思っても、目の前のことに気を捉われて、ついうっかりということが起こりがち。
けれどその都度「手帳」に書き込んでいけば、頭の整理ができて忘れにくくなります。
つまり、スケジュール管理には欠かせない必勝アイテムなのです。
それに、いざ社会に出てみると、出来るビジネスマンほど「手帳」を使いこなしているもの。
なぜなら、仕事では就活以上に沢山の予定をこなす必要があり、スケジュール管理に気を配ることこそ、社会人の常識とも言えるからです。
皆さんも、今から積極的に「手帳」を活用し、社会に出ていく準備をしていきましょう。
就活では、1日に複数社のセミナーへ足を運んだり、急に面接が入ったりと、スケジュールがタイトになりがち。
そこで、日時が細かく書き込めて、かつ全体を見渡せる、バーチカルタイプが良いでしょう。
サイズはA5かB6あたりの大きめなものがおすすめ。
重いのは嫌だなぁと考える人もいるかもしれませんが、就活は書くことが沢山あるので、小さくて書きづらいのは致命的です。
色は、黒や茶色などのベーシックなものを選びましょう。
気分が上がるからといって、派手なキャラクターものなどを選んでしまうと、リクルートスーツとのバランスも悪く、幼稚な印象を与えかねません。
そして重要なのが、十分なメモスペースのあるものを選ぶということ。
例えば、企業の人事担当者から有益な話を聞けたときや、自己PRのアイデアが閃いたとき、瞬時に書き込めるようにしておくと、その後の選考に活かすことができます。
断然、一冊の「手帳」でまとめて管理することをおすすめします。
なぜなら、プライベートも含めた全体のスケジュールを把握していないと、うっかりダブルブッキングをして、様々な人に迷惑をかけてしまう可能性が高まるから。
二冊に分けても、なんのメリットもありません。
就活も、学業も、バイトも、遊びも、全て同じ「手帳」に書き込みましょう。
一冊にまとめて自分の生活スタイルの全体像が把握できると、自己分析のヒントとしても役立ちます。
また就活や学業の合間にちょっとしたご褒美の時間を作るなど、スケジュールにメリハリをつけるようにしてみると、モチベーション維持にも役立つのでおススメです。
就活用の「手帳」は、各社から様々なものが出版されていますが、以下のようなページが追加されているところが、普通の「手帳」と異なっています。
※種類によって内容は異なりますので、購入するときは中身をきちんとご確認ください。
<例>
・就活の主な基本年間スケジュール
・エントリー企業管理表
・就活サイトのIDとPASS管理表
・就活における基本的なマナー集
・押さえておきたい最新時事用語
・入学・卒業年早見表
・企業研究、自己分析などの対策ページ
①マークス 就活手帳
就活のための機能が詰まっている手帳です。
志望企業進行表やインターンシップログページを活用することで就活もスムーズに進められます。予定管理や情報収集に活用するのがおすすめです。
②学研ステイフル 就職内定手帳
使いやすさ抜群のバーチカルタイプでおすすめな就職内定手帳。
黄色い宣伝帯を取って開封してみると、なかなかお洒落で、色や大きさもバリエーションがあります。
「自己分析ワーク」や「エントリーシート」の書き方など、就活で役立つ知識や情報も充実しています。
就活を始めるのは、早いほうが良いに越したことはありません。
そこで最近人気を集めているのが、22ヶ月使えるこの一冊。
20年卒用は6月から始まっているため、今から購入するのは少し損と感じる方も多いかもしれませんが、内容も大変充実していますので、比較してみる価値はあると思います。
また、JOBRASSマガジンの読者は1~2年生も多いので、早く始めてみたいと考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。
いかがでしたか?
新しい手帳に予定を書き込むと、やる気もグッと上がりますよね。
就活用の「手帳」はネットでも購入できますが、大型の書店や大学の書籍部でも販売しています。
ぜひ実際に手に取って、自分が一番しっくりくるものを選びましょう。
きっと愛着が湧いて、前向きな気持ちになれるはずです。
お気に入りの「手帳」を上手に活用して、就活をスマートに進めていってくださいね。