突然ですが、皆さんは「営業職」というとどんなイメージでしょうか?
「体育会系」「がつがつしている」「男社会」「とにかく元気」…
そんなイメージを持たれがちですし、なかには「自分には営業職は無理!」と敬遠してしまう方もいるのではないでしょうか。
そんな誤解を払拭すべく、入社以来3年半営業を経験した、文化部女子の筆者が営業職を志望した理由や経験談をお伝えします!
学生時代の筆者は……
・学部:文学部
・部活:吹奏楽部(スポーツ経験無し)
・性格:やや内気、人見知りだけど人と話すことは好き
これだけ読むと、世間のイメージにある営業とは程遠いように思います。
実際、私自身も最初は営業職を志望していませんでした。
特にやりたい仕事が見つからず、あらゆる業界や職種の企業説明会に参加してみようと思い、その中で営業職について話を聞くうちに、営業に興味を持っていったのです。
当初は営業職=ノルマが厳しそう、辛そうなどのマイナスイメージも少なからず持っていた。しかし営業職には「お客様から直接感謝される」「時間の融通が利く自由さ」「様々な業界の人と会える」など面白さがたくさんあることを知りました。
そして何より、一日中同じ場所に座っているイメージの事務職は飽きてしまう…と思っていた筆者にとって、外に出られる自由さは最大の魅力でした(笑)
▼参考1 多くの人が就く大変そうなイメージの営業職って実際どうなの?
https://agent.jobrass.com/magazine/research/330/
▼参考2 営業職で良かったこと「見聞が広がる」「コミュ力鍛えられる」
https://agent.jobrass.com/magazine/research/8879/
営業職として入社後、配属~異動して現在(マガジンライター)に至るまで、実に3年6か月の期間を法人営業職として過ごしました。
1日2~3件のアポイントに行き、お客様の現状や課題をヒアリングしつつ自社商品を案内する毎日を過ごしてきました。
そこで得た結論としては「営業の適性に体育会系も男女も関係無い!」ということです。
もちろん同期の営業やライバル会社には体育会系の方や男性営業もたくさんいましたが、体育会系だからOK、文化系・無所属だからNGということは決してないのです。
個人的には営業の大切なところ「聞く力」だと思っています。
あるお客様に、「●●さんは押し売りせず、うちの会社に合った提案をしてくれて嬉しい」と言われたことがあります。
営業職は押しの強い印象や、物を売る仕事というイメージを持たれがちですが、お客様のニーズや課題をしっかり聞き出す力を武器にすると、筆者のような内気な人間にも営業としての活躍の場はあるということです。
営業職の適性に、性別や性格、経験はあまり関係ないと思います。
大切なのは「自分の能力・長所を活かせるかどうか」です。
元気の良さで印象に残る営業、カウンセラーのようにお客様の悩みに寄り添える営業、市場やデータを元に的確な提案を提示する営業…
タイプの違う営業が身の回りにいましたが、これが正解というものはありませんでした。
何の職種に就くかよりも、その職種で自分の何を活かせるかが重要なんです。
営業職はもちろん大変なこともたくさんあります。
目標の売上や会社によってはノルマを設けているケースもありますので、目標達成への執着心が求められることもあります。
クレームを出してしまうこともあるかもしれません。
私自身も体力的・精神的に辛いと思ったこともありましたが、それに代わるだけの達成感ややりがい、自分自身の成長を得られる点は営業職の醍醐味ではないかと思っています。
「営業職って興味はあるけどガツガツしていて怖そう…」と思っている方がいれば、食わず嫌いせずに、一度インターンシップや企業説明会に参加してみてください!
想像していなかった新たな適性に気付くことができるかもしれません。
▼営業職に興味を持った方はコチラ 「新卒で営業職を志望するときに知っておくべき3つのこと」
https://agent.jobrass.com/magazine/guide/11823/