インターンシップに参加して、企業の一員として活動をしていると物事が上手くいかず悔しかったり、インターンシップ先の社員から怒られたことで泣いてしまったことがある人(泣きそうになったことがある人)もいるかもしれませんね。
JOBRASS編集部でインターンシップ生を受け入れたことがある131名に調査したところ、8.4%の担当者がインターンシップ生を泣かせたことがあると回答しました。
・ある 8.4%
・ない 91.6%
泣いてしまったシチュエーションを聞いてみると、原因は冒頭にもお伝えした「叱ったとき」。
どのようなときに叱ったかも聞いてみると……
・お客を悪く言ったとき
・提出物の期限を守らないなど、あまりにもいい加減だとわかったとき
・全く勉強してきていなかったとき
・ウソをやたらとつくのでそのことを追求したとき
・仕事を遊びと勘違いしていることが明らかだったとき
などが挙げられました。
良く言われることですが、怒るということはかなりエネルギーがいること。社員ではなくインターンシップ生にまで怒るということは、本気で「改善してほしい」と期待しているからともいえるのです。
怒られることをネガティブにだけ捉えている状況が「気の毒」とうつったのでしょう。
また、叱ってしまった人の感想として共通しているのは「インターンシップと言えども意識が低い」ということ。
学生からすると、つい油断してしまいますが、社会人からすると研修など、インターンシップを受け入れるまで、研修の準備などにたくさんの時間をかけているため、つい本気で怒ってしまうのです。
叱られたことに対して「泣く」という反応を示してしまうと困ってしまい、それ以降先輩は指導しづらくなってしまいます。
泣くことがお互いにとって「解決」にはならないとするならば、最初から就活生側も意識を高くしてインターンシップに参加することが、泣かないための一番の方法かもしれません。
とはいえ、時には受け入れる企業側に問題があるケースがまったくないとも言い切れません。もしも理不尽なことで叱られ続けた場合は泣き寝入りせずに周りの人(社内・学校)に相談しておきましょう。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年7月15日~2016年7月21日
対象:企業のインターン受け入れ経験者 計131名