最近男女ともに人気がある一般職。総合職では学校で学んだことやその会社で取り組みたいことなどをアピールしますが、一般職はある程度どの会社にも存在する業務である場合が多く、一方で求められる仕事の幅も広くなりがち。一体何をアピールすれば……? JOBRASS編集部では、先輩578名の経験談を集め、そこから明らかになった「アピールポイント」トップ10をまとめてみました。
もっとも求められることが「真面目さ」。勤怠はもとより、緻密さなど仕事をきっちりとこなす能力が最大のアピールポイントです。
・真面目に仕事に励むこと(女性/その他/44歳)
・緻密さ(女性/総務・人事・事務/40歳)
・真面目に取り組むことができること(女性/その他/44歳)
・仕事を覚えるのは人より時間がかかるタイプですが、覚えたらミスは少ない方だと思います(女性/その他/49歳)
真面目さとも通じますが、責任感があること、そして「この人になら任せられる」という誠実さや安心感を感じ取ってもらえることも大切です。
・人として誠実(女性/その他/43歳)
・安心できる、仕事(女性/その他/46歳)
・誠実性(男性/営業・販売/47歳)
・責任感があるということ(女性/その他/25歳)
もちろんやる気をアピールするのは一般職に限ったことではありませんが、やる気、仕事に対する真摯な姿勢をみせることで、誠実さや真面目さもアピールできるでしょう。
・やる気と自分なりの動機(女性/その他/29歳)
・いかにこの会社に自分が貢献できるか(女性/営業・販売/44歳)
・やる気をみせる(女性/その他/44歳)
・自分の仕事に対する姿勢みたいなものをアピールした(女性/その他/34歳)
細かく、気を遣う仕事も多い一般職。飽きっぽい人には向きません。
・根気強さ(女性/その他/40歳)
・忍耐力、体力とやる気はあるということ(男性/その他/27歳)
簿記や秘書検定など、一般職で役立ちそうな資格をもっていると、目を引く場合があります。
・自分の得意分野を出す(女性/その他/35歳)
・資格の多さ(女性/その他/33歳)
社内では部署の垣根を超え、また対外的にもさまざまな人と接する可能性が高い一般職。ムードメーカーとしても重要なポジションなため、明るく前向きな人は好まれます。
・常に前向きな気持ちで何事にも取り組む(男性/その他/43歳)
・にこにこしていた(女性/総務・人事・事務/48歳)
・明るく前向きなこと(女性/その他/35歳)
業務が多岐にわたるため、「この仕事はイヤです」「無理です」「私にはちょっと…」と、自分から仕事の“線引き”をしてしまう人は向かないかも。
・できる、という断言(女性/総務・人事・事務/36歳)
・なんでもやる(女性/総務・人事・事務/40歳)
・私は何でもする(女性/その他/44歳)
案外多かったのが「ハキハキしている」というアピール。性格の明るさとともに、わからないことは人に聞く、説明するときもハッキリ言うなどという姿勢も大切なようです。
・ハキハキ受け答えする(女性/研究・開発/40歳)
・はっきりものを言う(男性/営業・販売/45歳)
・性格の明るさ。はっきりしている(女性/その他/30歳)
例えば経理業務では、タイミングによっては、仕事を休むと大変なことになる場合も。健康、元気が取り柄だということも重要なアピールポイントです。
・元気なこと(女性/その他/29歳)
・元気(女性/学生・フリーター/32歳)
・健康とやる気(女性/コンピュータ関連以外の技術職/47歳)
友達が多いということは、社内でも積極的にコミュニケーションを図ったり、また慕われたりすると判断され、ポイントアップにつながりそう。
・友達が多いこと(女性/コンピュータ関連技術職/35歳)
一般職が、その会社のなかでどのようなポジションなのかを研究し、理解することが“何をアピールすれば良いか”の近道といえます。明るく元気で真面目であることが伝わる自己PRを心がけるとよいでしょう。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年4月7日~2016年4月12日
対象:企業の一般職 計578名