大事なときに限って襲ってくる腹痛――。
「トイレに行きたい」「オナラが出そう」などと気が散って、目の前のことに集中できず、失敗してトラウマに……。
そんな悩み、ありませんか?
就活が進むと、面接やグループディスカッションなど緊張する場面が多々ありますが、そのたびに腹痛に悩んでいては困りますよね。
そこで今回は、万全の体調で就活を進めるために、どうした良いのか調査してみました。
「こんなこと、悩んでいるのは私だけ?」
面接でしっかりと受け答えしているライバルたちを見ると、そんな不安で押しつぶされそうになる人もいるかもしれません。しかし、Twitterを見てみると、同じような経験をしている人は本当に多いんです!
就活の面接今から緊張してるのかわからんけど、すんげえええええええええ腹痛い_(:3 」∠ )_
— くろねこ (@brkct_96) 2013年12月13日
グループ面接緊張して腹痛い。就活がんばらなー
— くりす@でびりー (@ChrIs0rz) 2014年1月11日
俺みたいに朝がおなか弱い人って就活とか仕事苦労すると思う
腹痛い— しまでぶ@おなかぽっこり (@s_yu_gt_0816) 2015年4月22日
二回目だろうが何回目だろうが就活は緊張するな…(-ω-;)
おなか痛い— ななし (@kanibiru) 2015年7月9日
明日ついに就活始めて初面接。ちなみに今腹痛い←
— ちゃんたく (@chantaku_13) 2015年5月22日
今日は就活day( ̄。 ̄;)
スーツ着慣れないせいか変な緊張からか腹痛い— まぁさ@Aタイプ専 (@utahime_chan) 2013年12月11日
めっちゃ腹痛いきっとこれは就活のせい。あと半年くらいずっとピーピーなの?死んじゃうんだけど
— ほそたん (@masayasama738) 2013年12月2日
それではここで、おなかの悩みに効く5つの解消法をご紹介いたします。
【1】ストレッチして深呼吸する
人は緊張すると、無意識に力が入って体が硬くなりがちです。本番前に両腕を上げて思いっきり伸びをしてみましょう。特に背中の伸びを意識すると、全体の筋肉がほぐれます。また、大きく深呼吸するのも効果的。脳に酸素が供給されて、緊張がやわらぎますよ。
【2】落ち着く香りを携帯する
アロマの香りは、気持ちを落ち着かせる作用があります。お気に入りの香りがするハンドクリームを持ち歩き、緊張したら手に塗ってみましょう。また、アロマオイルをハンカチに数滴たらして持ち歩くのもオススメです。
<リラックス効果があると言われている香り>
・ラベンダー
・レモン(レモングラス)
・ユーカリ
・グレープフルーツ
・ジャスミン
・カモミール
・ローズ
・ベルガモット
【3】食べ物に気を付ける
これまでの経験で、腹痛の原因となったと思われる食べ物(人にもよりますが、例えば牛乳やカフェインなど)は控えましょう。また、1日の食事を5、6回に分けて少量ずつ食べると、腸に食べ物が溜まる不快感を軽減することができます。
【4】体を温める
冷えは下痢や便秘の大敵です。体を温めると、副交感神経が活性化し、リラックスできると言われています。毎晩、熱すぎないお風呂に30分、ゆっくり浸かるようにしましょう。お気に入りの入浴剤を入れるのもオススメです。
【5】適度な運動をする
汗を書くと、体内の老廃物が流れて代謝が良くなります。気分転換もかねて一つ先の駅までウォーキングするなど、適度な運動を心がけましょう。
これらの解消法を見て、「そんなことすでにやっているよ。それでも解決しないから悩んでいるんだよ」と思う人もいるかもしれませんね。
では、あなたは『過敏性腸症候群』という言葉を聞いたことはありますか?
『過敏性腸症候群』とは、慢性的に下痢や便秘を繰り返す疾患のこと。検査しても異常が見つからないのに、精神的なストレスに反応しておなかが痛くなる病気です。人によってはガスが出やすくなったり、おなかの音が鳴ったりすることも。この病気、実は現代のストレス社会で急増しており、日本人の10%~20%程度が当てはまると言われているんですって!
それでは、もし『過敏性腸症候群』の場合、どのような対処をしたら良いのでしょうか。
腸なら消化器科や胃腸科だろうと考えがちですが、検査を行っても器官の異常が認められないと「問題はないようです」で済まされてしまうかもしれませんよね。実は、この診断をして治療するのは、内科または心療内科です。まずはかかりつけの内科に行き、器官の異常なのか、それとも精神的なものなのか、相談してみると良いでしょう。
『過敏性腸症候群』だった場合、内科で薬を処方してもらえば改善する人もいます。ただ、心の状態が大きく関わることですので、薬も効かずストレスが溜まり続けるようなら、それを取り除くためにも心療内科の受診も検討してみましょう。
薬に少し抵抗がある人は、漢方を使うという手もあります。漢方も薬ですが、西洋の薬がピンポイントで強い効果を発揮するのに対し、漢方は「心と体はお互いに強く影響し合う」という考え方があり、マイルドな効き方で体全体を整えるのが特徴です。
漢方は、薬局で販売されているほか、漢方専門のクリニックもあります。また、普通の内科や心療内科で処方してもらえる場合もあります。漢方を目的に内科や心療内科を受診するときは、行く前に一度電話をして、漢方薬の扱いがあるのか確認してから出かけるのが良いでしょう。
いかがでしたか?
大事なときに腹痛に襲われるのはとても困ることですが、きちんと治療して生活を改善すれば、悩みが解決できる可能性は十分にあります。
社会人になると、会議や商談など緊張する場面は多々ありますので、今のうちに解決策を見つけられると良いですね。
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