慶應義塾大学経済学部
H.S.
内定先:飲料メーカー
今後40年の人生を大きく左右する就職活動。
その結果の影響力の大きさ、重さがとても怖かったです。ES、グループワーク、面接どれをとっても絶対はなく、ただひたすらやれることをやるしかない先が見えない不安が一番苦しかったです。不安と緊張の毎日が続き苦しくなった時は自分をよく知るひとに話を聞いてもらうことと、今まで自分に力を貸してくれたひとたちのことや自分が頑張ってきたことを思い出し、それを信じて自信をつけることをしていました。あとはとにかく相手に笑顔できちんと想いを伝えることです。
面接官は敵ではないので、誠意をもって自分はその企業じゃなきゃいけないんだ!という熱意を伝えることが大事だと思います。
12月から説明会、OB訪問が始まり、1.2.3月はとにかく人に会ってたくさん話を聞いていました。
自分の興味あるなしに関わらず、まずはいろいろなお仕事の話を聞いてみようと思い、とくに業界などはしぼらずに多くの人にお会いし、お話を聞かせていただきました。2月くらいからESの締め切り期限があったので、とにかく早め早めを目標に取り組んでいました。ESは出しすぎる必要はないけれど、志望企業が変わる可能性もあると思うので時間が許す限りは出してみるといいと思います。4月の一日からついに面接が始まり、1日に4つの企業を受けることもあるくらいとにかく面接をたくさん受けました。
最初に内定をいただいたのは4月の1週目、就活を終えたのは4月の半ばです。内定承諾において、自分の進む道を決めるのに少し時間がかかってしまったので、最終的に就職先を決めたのは4月末です。
内定先は自分と合う会社だなぁと思います。
就職活動をする際に、憧れのひとがいる会社ではなく、自分と似ている人がいる会社を選ぶといいよとアドバイスを受けました。それを参考に会社の雰囲気、理念、性格を見て、自分が今まで選んできた環境、心地よいと思えるところに行きたいと志望しました。
最終的に内定をいただいた会社は自分らしい会社だったと思います。だから、そんな会社に出会えるか、見つけられるかが大事だと思います。そのために多くの人に会い、生の声を聞くことが必要なのではないかと思います。
体育会に所属していたので、そこでの活動に全力を注いでいました。
目標を定め、それに向かって周りを巻き込みながら主体的に考え、ひとつずつクリアし、4年間やり遂げる。その中には、仲間との出会い、競い合い、言い合い、励まし合い、悔しさ、屈辱、嬉しさ、楽しさ、感動などたくさんのものが詰まっていて、そこで感じたこと、学んだことを話していました。チームで協力してなにかを成し遂げたときの達成感やそこから生み出される感動など自分のやりがいとなるものを見つけ、この先の仕事や就職先の環境と繋げて考えてみたり、目標達成までにぶつかった壁や学生時代に味わった屈辱や苦悩をどのように乗り越えたかということも話せるようにしていました。
就職活動はこの先何十年もの生活のはじめの一歩です。
自分自身と向き合って過去、現在、未来の自分をいろいろな角度から見て考えて、勝負することが大事だと思います。就職することよりもその先どんな風に働くかを考えられたら後悔なくできるのではないかと思います。苦しいこともあると思いますが、今まで頑張ってきた自分を信じて就職活動に取り組んでください!
応援してます!