就活生にとっては、これから広い世界が待っているイメージ。社会人になったら、いろいろな出会いもありそうです。もしかすると、そのなかでイイ人を見つけられるかも……なんていう可能性だって大! 同じ合コンでも、大学生と社会人には歴然とした違いがあるようです。
JOBRASS編集部では、就活生114名に、「社会人合コンに憧れるかどうか」を聞いてみました。
【社会人合コンに憧れる?】
・憧れる 25.4%
・憧れない 74.6%
4人に1人の人が、社会人合コンに憧れているようです。男女別にみてみると、社会人合コンに憧れる男性は27.0%なのに対し、女性は23.5%。男性のほうが、社会人になってからの出会いを求める傾向にあるようです。
「結婚に関する実態調査」(GMOリサーチ株式会社、婚姻歴のある男女計2004名対象、調査期間:2015年3月27日~2015年3月31日/インターネット調査)によると、時代とともに結婚相手と出会う年齢が高くなっていることがわかっています。
配偶者と出会った平均年齢を比較したところ、初婚時期が1974年以前の男性は24.2歳、女性は21.3歳。そして2005年以降の平均出会い年齢は男性29.7歳、女性25.1歳で、1974年以前の人たちと比べると、4歳~5歳上昇しています。ということは、働き始めてから知り合った人と結婚する割合が増えているともいえそうです。
ちなみに、23歳以上の人に対し、「現在の恋人とは、どこで出会いましたか?」(Woman Insight、カップル7000人対象)という調査では、
1位:職場 26%
2位:SNS・インターネット 17%
3位:学校 15%
4位:友人の紹介 12%
5位:アルバイト先 8%
6位:合コン 5%
という結果も報告されています。
1位は職場。やはり長時間一緒にいて、苦楽をともにする人とは恋に落ちやすいのですね。一方合コンと回答した人は5%にとどまりました。合コンよりも、SNSやネットで知り合った人とのほうがカップルが成立しやすいという結果は、時代を反映しているともいえるのかも。
合コン経験のある男性(25歳/商社)は、
「大学のときは全然モテませんでしたが、社会人になって、会社名を出すようになったら、俄然モテるようになりました。でも、それって自分の中身は見てくれていないってことですよね……。結局、その場では盛り上がっても、その後実際の交際に発展するなど、続いたことはありません……。まあ、“ヒキ”があるだけでもいいのかもしれませんが」
と、合コンでの出会いの難しさをボヤきます。一方でもちろん、合コンでの出会いから結婚した人もいます。この秋、金融に勤める32歳の男性と結婚したばかりの女性(29歳/出版)は、
「(交際するという)お互いの(会う)目的が一致しているので、合コンは理にかなっていますよね。とはいっても、運と縁に左右されるので、私もこれまで何回も、“ただ疲れて帰ってくる”合コンを経験しました(笑)。でも、行ってみないとわからないもの。何も行動しないで出会いがないのを嘆くよりは!」
と話してくれました。
参考リンク:
【カップル7000人調査】合コンは2%だけ!恋人と出会った場所、「学校・職場」に次いで多いのは「○○」(Woman Insight)
https://www.womaninsight.jp/archives/118755/2
『結婚に関する実態調査』を実施(GMOリサーチ株式会社)
https://www.gmo.jp/news/article/?id=4902
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2015年9月25日(金)~2015年9月28日(月)
対象:就職活動生(大学3年生、大学院生(修士課程または博士課程))計114名