國學院大学経済学部
N.H.
内定先:アパレル業界
就活を通して一番大変だったことは、当初、周りが焦っている姿に影響を受けてしまったことです。大学でもどこでも皆が就職活動の話をしているなど、周りが就職活動全般に対してとても敏感になっており、それについていけなくて不安になった時期もありました。けれど自分の将来を決めるのは自分です。周りに流されず、自分のペースで自分らしく進める方が良いと思い、あまり焦ったり敏感になりすぎないように就職活動を進めました。
就職活動を意識しはじめたのは、大学3年の12月にあった説明会へ参加したときです。現在は就活スケジュールが変更となっていますが、当時は12月が就活の解禁で、ほぼ同時でした。かなり遅めでしたが、2月くらいから本格的に就活をスタートしました。合計で15社にエントリーし、その中で7社の説明会に参加。そのうちの2社にESを提出し、4月に入ってから2社同時進行で面接を行いました。最終的に5月半ばに第一希望から先に内定をいただくことができたため、もう1社は最終を受ける前に選考を辞退し、そこで就職活動を終えました。
早い段階で業界・そして会社を絞ることができたことだと思います。同じアパレル業界の中でも現内定先である第一志望の企業以外にはあまり興味がなかったので、ESを書くにあたっても志望理由などを迷うことなくスラスラ書くことができましたし、面接でも率直に自分の気持ちや熱意を伝えることができました。行きたい企業が絞られていたからこそ、どうしてもこの企業じゃなきゃダメ、という気持ちが強く伝わってくれたのだと思います。
学生時代は、特にこれと言って頑張っていたことはありませんでした。自分自身の強みを探したとき、私にとって胸を張って「頑張った」と言えることは、モデルをしていた、ということだけでした。毎朝、ヘアサロンや雑誌など様々な場所で撮影をしてから学校へ行く。これを仕事としてきちんと継続して行っていたことが私の強みであり、唯一頑張ったことだと思いました。
就活に大切なことは「周りに流されないこと」だと、私は思います。いかに周りと違う自分をアピールできるか、周りに埋もれず目立つことができるかが大切だと思います。
きっと周りが気になってしょうがない時もあると思います。人と自分を”良し悪し”で比べるのではなく、人の良いところを見つけたら、自分の良いところを見つけていけばいいのではないでしょうか。自分にしかない良いところを見つけるのはとても大変だと思います。ただ、捉え方を少し変えるだけ、見え方はまるっきり変わってきたりします。
色んな角度から自分を見て、研究してみてください。自分自身を良く知らなければ、いくら企業研究をしても、自分を売り込むことは難しいですよね。自分を知ることで、周りも気にならなくなるはずです。周りに流されず、しっかりとした軸を持って、どんどん自分をアピールして行ってください!!